やっぱり昔ながらの風情が漂う丸盆はお茶を運ぶ道具として最適。お茶の葉、急須、湯のみ茶碗のセットなど、まとめて乗せて運んだり、そのままテーブルの上にセットで置いても絵になります。

木製の丸いお盆は日本茶だけでなく、コーヒーや紅茶にも似合います。コーヒーとお菓子のセットをそのままトレイ代わりに使用するのも便利です。

一人前の食事がすっきりと収まる小さめの丸盆で、趣のある食卓を演出するのも素敵。

同じく、洋食もナチュラルな木製の丸盆にセットすれば、手軽にオシャレなカフェ飯を演出でき、休日のブランチやおもてなしランチに使えそう。

手作りスイーツなどのバット代わりに丸盆を使うのも便利です。作るレシピによっては、丸い形ならではの便利さもあります。

いくつかある場合、ふだん使わない丸盆を食器カゴとして使用し、お客様がいらっしゃったときやトレイ代わりに使いたいときに出して使えば収納にも困りません。

素材は、耐湿や耐久性に優れており、木目も美しい「ケヤキ」や、軽くて柔軟、板目も美しく絹のような光沢が特徴の「トチ」。軽量なのに、強度や耐久性に優れた「マツ」。やや軽軟で、狂いも少ない「スギ」は心材の淡紅色部分が使われており、重厚感があります。どれも木の特徴が活かされ、魅力的。

どの素材もウレタン加工などの仕上げ塗装を一切していないため、安心して使用できますが、飲み物や食べ物などの水分が染みになります。 しかし、使っていくうちに染みも木に馴染み、味わい深くなります。 さらに使用するうちに木肌も色艶を増してますます深みが出る、経年劣化も楽しみなお盆です。

木地、下地、塗り、蒔絵の4つの工程の分業で製作される器。これら日本古来の加工技術や熟練の職人技の継承によって生み出された「越前木工（えちぜんもっこう）」の木目の美しさが特徴の丸盆。

昔からおうちの中で運んだり、敷いたり、もてなしたりと日用品として使用されてきた丸盆。8寸（24センチ）と9寸（画像：27センチ）の、2サイズがあるので、用途や家族の人数に合わせて選べます。

どちらも高さは18mmなのでかさばらず重ねてスッキリ収納できます。天然木から作られており、木目の表情に個体差があり、同じサイズでも違った表情を楽しめ、より愛着がわきます。

白と黒、表裏の色が違うまるでオセロのようなリバーシブルタイプの丸型のトレイ。天面はメラミン化粧板なので、傷もつきにくく丈夫でお手入れも簡単。フチは斜めカットの面取り加工が施されているため、見た目の質感も良く手触りも抜群です。

S：直径30×高さ3.2cmとL：直径40×高さ3.2cmの2サイズあり、両方揃えれば裏表、サイズなどその日の気分や乗せるものによって4通りの使いわけができちゃいます。

越前漆器の産地として有名な福井県鯖江市にて”価値の再定義”をコンセプトに、椀や器、インテリアなどの幅広い木材のプロダクトを製作している「ろくろ舎」の木目の表情が美しい丸盆。

中でも木地師の方が提案する、木地の美しさや下地の素材感を活かしたプロダクトライン「BASE」の器を支える高台の部分を力強く強調した「BASE 01シリーズ」の丸盆は、厚みをぎりぎりまで薄くし、全体的にシャープな印象に仕上げられています。見た目の良さだけでなく縁と高台があるので、持ちやすさも抜群です。

径：約33×高さ：約2（cm）と、使いやすいサイズで「黒拭き漆と「生拭き漆（画像右）」の2種類がありどちらも木目も美しく魅力的。漆器ならではの使い込むほどに艶が増し、育っていく魅力も味わえ、ふだんの生活の中で使用していくことで、より愛着が増していき、一生モノの大切なお盆として使えそう。

香川漆器を代表する柄のひとつの「独楽柄」は、おもちゃのコマに由来した遊び心あふれる彫りが施されており、中でも「千筋中こま」は細かな線彫りで、 中心部分には小ぶりな独楽柄が入り、全体的に民芸品のような可愛らしい素朴な佇まいが魅力的な丸盆に仕上がっています。

裏面も丁寧に作られており、天然木の木目が素敵。使用後も食器用の洗剤とスポンジのやらかい面で手洗いをした後、布巾で水気を取るだけでOKの使い勝手も抜群のお盆です。

天然木ではありませんが、小さなお子様や、少し手の力が弱くなったご年配の方におすすめの滑り止め加工がされた丸盆。302φ×20（mm）と扱いやすい大きさと、軽いプラスチック製なので、水洗いも可能で常に清潔に使えます。

しかも漆器の定番である紀州黒江の「杢目塗り」が施されており、美しい木目の見た目は高級感もあり、お客様へのお茶出しなどににも最適です。

カラーは上記のチーク 杢目の他に華やかなマホガニー 赤杢目（画像）もあり、どちらも滑り止め加工が施されているので安心して、お茶や細めのグラスなどを運ぶことができます。天然木のアイテムに比べ、価格もお手頃なので、丸盆を使ってみようかなと考えている方のお試しにもおすすめです。

こちらも木ではありませんが、素朴な佇まいと使い勝手の良さが魅力の「anvai」の伝統工芸 アタのかご細工の「アタ サークル 持ち手付き トレイ」。アタ細工は、インドネシアのバリ島の村「TENGANAN」の伝統工芸品で、シダ植物の一種である「アタ」の茎を使用して丁寧に作られています。

職人さんが手間と時間をかけ、一本一本丁寧に編み込んで作ったトレイは軽くて水に強く、しかも劣化も少ないので末永く愛用することができます。直径：40cm×高さ：6cmと大きめですが、持ち手がついているので持ちやすさも抜群です。

しかもココナッツの実で燻して防虫、防菌効果もつけられており、独特の香ばしい香りがし、見た目も美しい飴色に仕上がっており、さらに使い込むうちにアタの色が濃い飴色になっていきます。