毎日のごはん、「見せ方」でもっと美味しくしちゃいましょう
【テーブル全体】
アイテムのトーンを揃えて統一感アップ
初心者さんにもおすすめの方法が、「アイテムのカラートーンを揃える」こと。こちらの画像では、クロスやマグカップ、お皿、カトラリー類を白系で統一しています。まるでカフェのように洗練された雰囲気があり、素敵ですね。まずはベースの1色を決めてみて。テーブルコーデに慣れてきたら、テーマカラーを決めてスタイリングをするのも楽しいですよ。
マットな質感のカップに編んだコースターを合わせて、温もりのあるコーディネートです。ミルクピッチャーやお砂糖を入れた小皿も色と質感を合わせて、統一感が生まれています。コースターとマグカップの色味を合わせるところからなら、手軽に挑戦できます。ひとときのコーヒータイムが、ちょっぴり贅沢に感じられそうですね。
似たテイストのものを集める
トーンを揃える以外にも、「似たテイストのアイテムを集める」という方法も手軽に取り入れられておすすめです。こちらのテーブルでは、白、青のアイテムを中心にチョイスしています。お豆腐や焼き魚など、普段のご飯がきれいに見えますね。これから食器を買い足す機会には、お手持ちの食器類とテイストを合わせてみてもいいかもしれません。
リネンやクロスを取り入れる
リネンのランチョンマットやテーブルクロスがあると、食卓の雰囲気を簡単に変えられます。こちらの画像では、リネンのクロスをテーブルに敷いています。カッティングボードのナチュラルな雰囲気をリネンが盛り立てていて、とても素敵ですね。ランチョンマットはプチプライスのものもあるので、気軽にトライできそうです。
深いブルーのリネンを取り入れたテーブルコーデ。トーストとスープ、サラダの朝食プレートがぐっとおしゃれに見えますね。リネン1枚で、いつもの朝食の時間がもっと素敵なものに変えられるかもしれません。
植物やキャンドルで雰囲気アップ
朝食やブランチ、おやつタイムの食卓にもお花やキャンドルを添えて。まるでカフェのような、上品なテーブルコーデになりますよ。こちらのテーブルでは明るい色のクロスを敷き、デザイン性のあるキャンドルやボリューミーなお花を合わせています。お花のある食卓は、ちょっぴり贅沢感が味わえそうですね。
【器・カトラリー】
器で色をプラス
黒いアイテムで引き締める
食卓をキリリと引き締め、スタイリッシュに見せる「黒」のアイテム。こちらではマットな質感が素敵なお皿にパスタを盛り付けています。ゴールドカラーのカトラリーや木のカッティングボードで、まるで海外の食卓のようなおしゃれなテーブルコーデになっていますね。黒い器に盛り付けると自然にお料理が引き立てられ、ちょっといいご飯の時間を味わえそうです。
こんがりとついた焼き色が美味しそうなチーズケーキやタルトも、黒い器と相性がいいんです。コントラストがはっきりしていて、スタイリッシュなカフェのようなテーブルコーデになりますよ。カトラリーも黒が入ったものを合わせると、統一感がアップします。
木の質感を楽しんで
ナチュラルが魅力の木の器。食卓に木の器が並ぶと、気取らないおしゃれなテーブルコーデが叶います。こちらのテーブルでは、異なった形の器を2枚重ねたちょっと上級なテクニック。それぞれの木の個性が光り、素敵ですね。カッティングボードや木のプレートは、お手頃価格のものもあります。朝食からランチ、おやつタイムにディナーまで使いまわしがきくので、1枚取り入れてみてはいかがでしょうか。
柔らかいフォルムのカッティングボードにベーグルをのせています。テーブルの中央に木の温もりがあり、全体が優しく見える素敵なテーブルコーディネートですね。パン類を木のカッティングボードにのせるだけで見栄えがよくなり、カフェでモーニングをいただいているような朝食タイムになりそうです。
【盛り付け方】
ワンプレートでカフェ風に
同じお料理でも、盛り付け方を工夫するとぐっと見栄えがよくなります。普段はそれぞれのお皿や小鉢などに盛り付けているおかずを、ワンプレートにぎゅっと盛り付けてみましょう。まるでカフェのワンプレートごはんのように、一気におしゃれなスタイリングになりますよ。ワンプレートごはんをおしゃれに見せるコツは、なるべく隙間なくぎゅっと盛り付けること。今日の献立から早速、ワンプレートに変身させてみませんか。
洋食屋さんのお子さまランチのような、可愛らしい「大人さま」ワンプレート。こちらのプレートではご飯をドーム型に盛り付けて小さな旗を立てて、お店のような素敵なスタイリングになっています。おかずを立てるように盛り付けると立体感が生まれ、見た目もきれいになりますよ。
重ねて使う
お手持ちの器でトライしやすいテクニックのひとつが、「重ねて見せる」方法です。まずは、器とトレー類を重ねてみましょう。こちらの画像では食卓に直接器を並べずに、丸いトレーに重ねています。そのまま並べるよりも器同士に一体感が生まれ、丁寧にごはんをいただきたい気持ちになれそうです。もちろん丸い形だけでなく、長方形のトレーでも応用できますよ。
スタイリッシュなテーブルコーディネートが叶う、「器同士を重ねる」テクニック。ガラスの器をプレートに重ね、お店のようなおしゃれなスタイリングになっています。朝に食べるヨーグルトやフルーツも、ひと工夫で見違えるように素敵になりますね。カップやグラス類とプレートを重ねる方法なら、難しく考えすぎずにトライできそうですね。
余白をもたせて盛り付ける
お手持ちのものに大きめサイズの器があれば、ぜひトライしていただきたいテクニックが「余白を持たせて盛り付ける」という方法です。こちらのテーブルでは真ん中にくぼみがある器にパスタを盛り付けて、外側にたっぷり余白を持たせています。余白があることによってお料理が引き立てられ、ちょっぴり上等な雰囲気も演出できちゃいますよ。贅沢な気分を味わいたいときや、ゆったりと食事を楽しみたいとき、このテクニックを活用してみてください。
ちょこんと盛って可愛らしく
お家でのティータイム、気がつけばなんとなくバタバタとコーヒーを飲んでお菓子をつまんでいる…ということはありませんか?さりげなく食べているおやつも、器に盛り付けるときちんと感が出て、お家で優雅なティータイムができそうです。それぞれ異なった種類のお菓子を小さな器にちょこんと盛り付ければ、見た目が可愛らしく、おやつの時間が楽しくなりそうですね。小さな器があればすぐできるテーブルコーデ術です。
普段はカップに入ったまま食べるスイーツも、小さな器に移してみて。まるでカフェのスイーツのように素敵に様変わりしますよ。こちらのテーブルでは、プリンを黒い器に移してスタイリング。カップに入ったままの状態よりも、ずっと素敵に見えますよね。さらにホイップクリームやさくらんぼをプラスして、おしゃれさもお味もワンランク上に。プリンのほかにも、ゼリーやババロア、アイスクリームなどでトライできそうなテクニックです。
テーブルコーデのコツを掴んで、毎日の食卓をさらに素敵に
初心者さんでも「今日から」トライできそうな、簡単なコツやポイントをお伝えしました。めまぐるしい日々の中でも、食卓につく時間は大切にしたいもの。少しの工夫をして、素敵なテーブルコーディネートを楽しんでみてくださいね。
お料理が好きな方もちょっぴり苦手な方も、食卓に作ったご飯を並べる瞬間はちょっとした達成感がありますよね。食卓にお料理を並べた瞬間、さらに嬉しくなれるような、素敵なテーブルコーディネートをしてみたいと思いませんか?今回ご提案するテーブルコーディネートのコツやポイントは、「自分のため」のもの。食卓につく時間、ひとりでゆっくりと朝食をとる時間、家族と夕食を食べる時間、そんな普段の食卓が素敵なものになる、無理なく取り入れられるポイントを集めました。