一人用のお鍋なら、6号が一般的です。7号なら２～3人用、8号なら３～４人用、9号なら４～５人用と大まかにとらえましょう。実際のお鍋の深さや縁の広さを見て選ぶのが良いですね。

初めて土鍋を使うときは、最初にお粥を焚くのが丁寧なやり方です。お粥を焚くことで、ひび割れや臭い移りを防ぐ事ができます。普段使うときは、土鍋の底の水気を取ってから火にかけましょう。また、洗う時も熱が取れてから洗います。これらは土鍋が急激な温度変化でひび割れするのを防ぐためです。

土鍋と言ったらこの形、スタンダードな古伊賀の土鍋です。土の荒々しさと、艶やかな釉がコントラストになっていて素敵です。蓄熱性に優れているので、いつまでも暖かさを保ってくれます。

保温性と耐熱性に優れた萬古焼の土鍋です。直線的な取っ手のデザインがスタイリッシュでおしゃれ。洋風鍋も似合いそうなデザインです。

金属板が付属で付いていて、IHにも対応しているのがポイントです。熱くならない安全なIHは、まだちょっと暑さが残る季節や、小さい子供がいてガスを使うのはちょっと気になるなんてシーンで活躍してくれそう。

伊賀焼・長谷園は180年続く伝統のある窯元です。伊賀の多孔質な土を使った昔ながらの土鍋は、食材の美味しさを引き出してくれます。柔らかみのあるシルエットや艶やかな釉薬も渋い。

シックで重々しい外見がオシャレなビストロ鍋。こちらも伊賀の土で出来ています。普通の土鍋と違って、空焼きもできて炒めたりオーブン調理もできるのが特徴です。平たく作ってあるので、オーブンに入れる時も高さを気にせず入れられます。

伊賀焼の土鍋に陶製のすのこが付いているヘルシー鍋です。鍋料理だけでなく、蒸し料理もそのまま食卓に出せるから、熱々を楽しめる。お鍋の登場回数が一層増えそうです。

萬古焼の土鍋は平たい胴部にたっぷりと具が入りそうなデザインです。白と黒、鼈甲の三色展開。胴下部までたっぷりと施釉されているのも特徴です。

伊賀焼の「松山陶工場」と「中川政七商店」が作った土鍋です。お鍋の縁が張り出し、ぐるりと巡っているからどこからでも持ち上げやすいデザインになっています。土の質感、釉薬の艶やかさどちらも伊賀焼らしい素朴さと親しみやすさを兼ね備えています。

シンプルで直線的なラインが美しい土鍋は、上下にも対称に近くモダンな印象です。ＩＨを始め、ハロゲンヒーターなど様々な熱源に対応しているので活躍の場を選びません。

すのこをセットすれば蒸し料理にも使えます。本体の陶器は吸水率が極めて低いので、臭い移りやカビの心配もありません。カレー鍋やキムチ鍋などの後でも、安心して湯豆腐などが楽しめます。

せっかく人が集まる場面だから、美味しくできて見栄えも良い土鍋を選びたいもの。昔ながらの土鍋やモダンな土鍋・・・お気に入りの土鍋を用意して、楽しい時間を迎えよう。