お米は保存の仕方でおいしさが大きく変わります。特にジメジメとした梅雨から夏にかけては、お米の風味が落ちやすい時期。そこで今回は、これからの季節に知っておきたいお米の保存方法について調べてみました。湿気を気にせず、快適保存でお家のお米を守りましょう♪2018年06月08日作成
お米にとって湿気は大敵。風味が損なわれたり、カビや害虫の原因にもなります。おいしいごはんを食べるために、梅雨から夏にかけてのお米の保存方法を、あらためて確認しておきましょう。
お米は、野菜などと同じ生鮮食品。精米したてがいちばんおいしく、時間の経過とともにどんどん劣化します。常温保存の場合の一般的な賞味期限は、秋冬で2ヶ月、春夏で1ヵ月、盛夏なら半月といわれます。
お米が苦手とするのは「高温」「多湿」「酸化」の3つです。直射日光が当たる場所や、温度が高くなりやすいオーブンなどの側は避け、シンクやキッチンの下といった湿気がこもりやすい場所もNGです。
実は米袋には小さな穴が空いています。その穴から空気が入ってお米が酸化したり湿気がこもったりするため、米袋は保存には向いていません。購入後は密封できる容器に袋ごと入れるか、中身だけ別の容器に移す必要があります。
冷蔵庫内は温度や湿度が一定で、空気にも触れにくくなっています。またお米は10℃以下で保存すると酸化しにくく、害虫も発生しないといわれており、その点でも冷蔵庫は夏場の保存にぴったりの場所なんです。
冷蔵庫に保存する時に便利なのがペットボトルです。気密性が高く、タテ置きはもちろん、寝かせて保存もできます。ちなみに、500mlのペットボトルでちょうどお米3合分になりますよ。
お米を冷蔵庫に入れる際は、空気に触れさせないために、冷気の吹き出し口近くは避けましょう。また香りの強い食材が入っている場合は、ニオイ移りにご注意ください。
一度に大量に購入することが多いお米。冷蔵庫に入りきらない場合も多々ありますよね。常温で保存する時は米びつに入れ、食器棚の下段や鍋と同じ引き出しの中、パントリー内など、日陰で湿度の低い場所に置きましょう。
昔からお米の湿気対策には備長炭が用いられてきました。最近では同じ役割をする便利グッズもあります。こちらは呼吸する土“珪藻土”を使った天然の乾燥剤。天日干しして乾かして、繰り返し使えます。
冷蔵庫のドアポケットにすっぽりおさまるスリムな米びつです。フタが大きく開いて入れ替えしやすく、計量カップがセットになっているのも便利。
こだわりのキッチンにも置きやすいスタイリッシュなデザイン。パッキンでしっかり密閉でき、デザイン性だけでなく機能性も抜群です。
昔ながらの桐の米びつです。桐は防虫効果や調質機能があり、古くから米びつの素材として重宝されてきました。長く使うほど風合いが増し、ずっと大切に使いたくなる逸品です。
東京下町の町工場で職人さんがコツコツ作りあげたトタンの米びつ。丈夫で長持ち、気密性が高く湿気や虫を寄せ付けません。
米びつは使い続けているうちに底に古いお米のカスがたまったり、ヌカが付着したりして、意外と汚れているもの。可能であれば丸洗いし、しっかり乾かすのがベストです。丸洗いが難しい場合は、濡れ布巾で拭いたあと、水気がなくなるまで乾拭きします。
特に夏場は虫がつきやすいのでお手入れは念入りに。新しいお米を入れる時に唐辛子も入れると、虫除け効果が期待できます。
いかがでしたか?食卓に欠かせないお米。お米がよろこぶ快適保存で、梅雨時期~夏にかけても最後までおいしく使い切ってくださいね。
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お米にとって湿気は大敵。風味が損なわれたり、カビや害虫の原因にもなります。おいしいごはんを食べるために、梅雨から夏にかけてのお米の保存方法を、あらためて確認しておきましょう。