枝ものは、きゅっとまとまりのある小さなお花よりもダイナミックにお部屋の印象を大きく変えるインテリアになります。ブーケほどカラフルではないので、どんなお部屋にも寄り添ってくれるというのも枝ものの特長のひとつです。

もちろん、短くカットして小さくこぢんまりとアレンジすることもできます。ボリュームをコントロールすると、いろいろな雰囲気を作り出すことができるんですね。

枝ものは、一種類でも華やかに場をコーディネートできるので、リーズナブルでもありますよね。お花よりも長持ちするというのも嬉しいポイントのひとつ。気に入った枝ものは、大切に長く飾っていきたいですね。

曇りのない透明度の高いクリアガラスの花器は、口がほんのすこし広がって、枝ものの広がりをナチュラルに支えてくれます。ひと枝でも様になりますね。

すらりとまっすぐに立ち上がったガラスの花器。木が立っているとき、そのままの雰囲気を作ることができますね。左右に広がった枝が空間を華やかに演出しています。

お洒落なおうちのインスタグラムでよく見かけるホルムガードのフローラベース。二段になったガラスは、安定感があり、大きめの枝ものでも安心して飾れます。

巨匠アルド・ロンディが手がけたリミニブルーというコレクションは、深みのある美しいブルーが特徴的。どっしりとした本体は枝ものを飾るのにぴったりです。お部屋のアクセントとしてもおすすめです。

上品な縞模様のケーラーのオマジオシリーズは、お花を飾るだけではなく、こうした枝ものもよく似合います。花器にインパクトがあるので、シンプルな枝ものでもぐっとゴージャスに見せることができますね。

パールのオマジオには、ラッカーで同じ色味にした枝ものを飾って。白い空間にシルバーの枝ものを飾ると、こんなにも清廉な印象に。とても素敵です。

縦に入ったラインが、ふんわりと丸みを帯びてとても美しいケーラーのハンマースホイも、人気の高い花器のひとつです。口がすぼまっているので、枝の方向性を決めるのが簡単です。

コロンとしたちいさめタイプのハンマースホイは、一輪挿しのように使うのもおすすめです。こぢんまりと小さくアレンジしたいときに重宝するフラワーベースです。

すらりと長い枝ものは口の細い瓶のようなガラス花器を使って。透明度の高いガラスを使うと、背景によく馴染みますね。

もう少し短めにカットした枝をひと枝だけ飾ると、食卓でも邪魔になりませんね。

太めのどっしりとした花器は、それだけで存在感がありますね。たっぷりとしたグリーンを飾っても安心感があります。

枝ものをいくつか合わせるときは、お水をたっぷりと入れて、重さをさらにプラスしておくとひっくり返ってしまうことがありません。

大きなケーラーオマジオのフラワーベースにアレンジした枝もの。実は長さが足りないので、中にセロファンを入れてかさまししているそう。高さを調整したいときに使ってみたい小技です。

ブリキのバケツは無造作に飾る枝ものがよく似合います。ざっくりとした雰囲気がとてもお洒落です。

すとんとしたこちらはコンクリを使っているそう。クールな表情で攻めたいときに、おすすめですね。

枝ものでも、コンパクトに飾りたいときはちいさめのフラワーベースに、短めの丈で生ければ大丈夫。小さな空間にも飾ることができます。

こちらのうつわは、ホルムガードOLD ENGLISHという脚付きのフラワーボウル。中にガラスの花止めを入れて、枝がひっくり返るのを防いでいます。

こちらがガラスの花止めです。ブーケをバランスよく生けるだけではなく、枝ものにも活用できるんですね。

menuのウィルマンベースは上の部分がコンクリで覆われているというとてもスタイリッシュなうつわです。ちらりと見える枝の部分が面白いですね。

直線的なラインがカワイイブルーの花器には、広がりを持たせた枝をアレンジ。葉っぱがないので、とてもすっきりとして見えます。

なんとこちらは100円ショップで買ったロングタンブラーにドウダンツツジを生けたそう。シンプルな花器は100円ショップでも見つかるんですね。気に入ったかたちのものに出会ったら、買っておくといいかもしれません。

やわらかい輝きを放つオマジオのパールには、短めにカットした桃の枝を生けています。枝もののアレンジというと、ついつい見える枝の部分を多くしたくなってしまいますが、これくらい思い切ってカットしてみるのもバランスがいいですね。

枝ものととくに相性がいいホルムガードのフローラは多くのお洒落ブロガーさんたちが使っている花器です。ただすっと挿すだけで、とにかくカッコよく決まります。枝もの初心者さんならひとつは持っていたい花器です。

いろいろな方向に枝を伸ばすドウダンツツジにもフローラベースはぴったり。フレッシュグリーンが美しく映えます。

いくつかフローラを並べてみると、お花とのアレンジも簡単に！上手にお花を生けるのが難しいなら、優秀な花器を揃えておけばいいんですね。

実ものもフローラならこんなにキュートな雰囲気になるんです。段になっているところの高さが異なるので、ふたつ並べたときにも単調になりすぎません。

お部屋の隅にフローラを置けば、広がりやすい枝ものの枝先もコントロールしやすくなります。

真っ赤な実とすっきりとした小さな葉がカワイイ南天は枝先をうまく広げると、空間を広く見せるお手伝いをしてくれます。ひとつひとつの実と葉がコンパクトなので、大仰になりすぎません。

フローラベースを一段高いところに置くと、まるで床の間に飾っているかのような特別感が感じられます。低めの位置から広がる枝が優雅ですね。

ガラスの小さなピッチャーを小さなひと枝の花器として使って。ちょっとしたアレンジですが、テーブルの中央にフレッシュな季節感をもたらしてくれます。

工夫次第で、ガラスの脚付きグラスにも枝ものを飾ることができます。ひと枝だけではひっくり返ってしまいがちなので、いくつかクロスさせて、それぞれで枝を支えるようにしています。

こちらはお客様がみえるホームパーティーで使いたいアイデア。お酒を冷やすときに、一緒に季節の枝ものを生けておくと雰囲気がぐっと良くなります。

ガラスのピッチャーにたっぷりとお水を張って、葉っぱがたくさんついた枝ものをアレンジしました。カラフルなお花を入れるよりも、すっきりと爽やかな印象に仕上がります。

生花よりも長持ちする枝ものですが、お手入れ次第で美しい状態をもっと長く保つことができるようになります。

まず、花器はきれいに洗って、清潔なものを使用しましょう。水替えをするときは、花器もいっしょに洗って、バクテリアの繁殖をおさえましょう。

枝ものをカットするときは、硬いので、切れ味の良いハサミを使うようにします。切れ味の鈍いハサミを使うと、導管をつぶしてしまい、水の吸い上げが悪くなってしまいます。

枝ものは断面を斜めにカットしたあとに、芯の部分をカッターなどで取り出します。

中心部分に空洞ができることで、枝ものの水あげがよくなるそうです。ほんのひと手間ですが、しっかりと行っておきたいですね。

手軽に取り入れることができる枝もののアレンジ。枝ものに似合う花器を見つけて、素敵なインテリアにしてみてくださいね♪季節感をあらわすことができる枝ものを暮らしに取り入れることで、家族の気持ちも上向きになること間違いなし！ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。