土鍋を開けた瞬間の、このつやつや光るご飯をみたときの嬉しさは格別です。
ふわっと薫るお米の甘い香りに、土鍋ごはんはおかわりをしたくなる美味しさ。

筆者のようなものぐささんは、ぜひ上でご紹介した方法で飯炊き生活始めてみてください。

土鍋によっても炊飯時間や、火の強弱などは差がありますが、一般的な土鍋ごはんの炊き方をご紹介いたします。

少し長いですが、とても丁寧に炊き方が説明してあるだけですので、ぜひ読んでみてください。

食卓に出していても雰囲気を損なわない土鍋さん。
憧れます。
ここからは、おすすめの土鍋をご紹介いたします。

「ほっこり土鍋ごはん」の書籍でも有名な長谷園のかまどさんです。
伊賀焼の土鍋で、電気釜にも負けない使い勝手を実現したこのかまどさん。
土鍋なのに火加減いらずで、白米三合なら中強火でたった12分～14分でOKです。
難点はとにかく重いという点ですが、その重さ鍋の肉厚さがおいしいご飯を作っているのです。
最初は扱いに戸惑うかもしれませんが、慣れれば気になりません。

かもしか道具店のごはんの鍋です。
国産の土鍋のシェアの７〜８割を占めると言われている三重県の萬古焼。
その土鍋の優れた点と、技術を活かしつつ、「おひつ」としても使えて電子レンジでも温められるスグレモノの鍋です。
一つで３役ぐらいこなすこの鍋は、一人暮らしの方にもおすすめ。
余ったご飯はそのままにして「おひつ」として、その後は冷蔵庫に入れて、また食べる際には電子レンジであたためて、と現代の忙しい私たちにぴったりのごはんの鍋です。

熊本まゆみ窯の呉須釉両手土鍋です。
素晴らしい手仕事で、土鍋が育っていく感じがたまらなく愛しい一生モノの道具です。
ふつうの白ご飯や炊き込みご飯がとても美味しくなります。
冬の食卓に欠かせない鍋料理にもおすすめです。

東屋の飯炊釜。
伊賀の土を使って伊賀の職人が1点1点手挽きされ丁寧に作られている土鍋です。
どっしり、がっしり。
この重厚さが圧力鍋のような効果を発揮しておいしいご飯が炊けるのです。
専用のご飯釜らしく、難しい火加減の調整も必要なくまたふきこぼれる心配もありません。

深さのある土鍋は、ご飯を炊くだけでなく煮物やお味噌汁を作るのにもおすすめ。
土鍋は熱しにくく冷めにくいため、ゆっくりと料理に火を入れ、料理中も細かく調節をしなくても良いため料理しやすいのです。
小豆や煮豆を煮るのにもいいですよ。
大きめの土鍋なら冬は鍋料理にも使えます。