食材の美味しさ引き出す。使うほどに育ってく「鉄鍋」をお料理の相棒に◎

プロのように鉄鍋を使いこなしたい！

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プロみたいに鉄鍋を使いこなしたい…という憧れを抱いている人も多いのでは？
でも、ずっしりとした重量があり、お手入れも大変そうな鉄鍋。
実際に使ってみたものの、料理が焦げ付いて大失敗、保管しているうちに錆びちゃった…という人もいるかも知れません。

そこで今回は、鉄鍋を上手に使いこなすために欠かせないお手入れ方法や、初心者さんにもチャレンジしやすい絶品のレシピを紹介します！

ミニパン／小笠原陸兆（おがさわらりくちょう）｜愛着を持ってずっと使いたいモノを集めたセレクトショップ、ＺＵＴＴＯ

鉄鍋（フライパン）の魅力

熱しにくく、冷めにくい…から美味しく焼ける

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蓄熱性に優れている鉄鍋は、熱しにくいのですが、その分冷めにくいという特徴があります。そのため、食材に熱がじっくりと伝わるため、旨みを引き出してくれるのです。

美味しく作るポイントは、使う前にしっかりと温めておくこと。
そうすることで、食材を鉄鍋にのせても温度があまり下がらず、熱がしっかりと食材に伝わって短時間で火を通すことが可能。短時間で調理することは、食材から余分な水分などがでることを防ぎ、美味しく仕上げてくれるのです。

頑丈＆使うほどに育っていく愛着

出典：stocksnap.io

そして、とても丈夫なのも魅力。ガシガシ使っても傷がつきにくいので、アウトドアなどでも活躍します。
ステンレスやセラミック素材のフライパンよりもお手入れの手間はかかりますが、使い込むほどに油がなじんで焦げ付きにくくなるので、「自分だけの調理器具を育てる」といった愛着が持てるのも魅力です。

長く使うための鉄鍋の「お手入れ」

鉄鍋は、お手入れをすることで長く使えるようになるので、ひと手間かけて大切に育てていく楽しみも味わいましょう♪

使う前の下準備「油ならし」

出典：www.flickr.com(@Dept of Energy Solar Decathlon)

鉄鍋は、初めて使う前には「油ならし」を行います。
買ったばかりの新しい鉄鍋に、油をなじませることで、錆びにくく食材を焦げつきにくくなります。このひと手間が、とっても大切です。

「油ならし」の手順

出典：www.flickr.com(@Bruce)

油ならしの方法はいくつかあるようですが、ここでは基本的な方法をお伝えします。

①鉄鍋をお湯で洗った後、水気を拭き取ります。

②鉄鍋を中火で加熱し、温まってきたら強火にします。
　（目安は2～3分程度）
※最初から強火にすると変形の原因になります。換気をしながら行いましょう。

③手で触れるくらいまで冷まします。
※冷めるまでには1時間程度かかることも。くれぐれも火を止めてすぐに触らないように注意してください。
※すぐに冷水をかけると変形の原因になり、水が熱湯として飛び散って危険です。

③鉄鍋に油を注いで、弱火で5分程度加熱して、油をなじませます。

④キッチンペーパーで油をよくなじませるように鍋の内側を拭きます。
※このとき、くず野菜を炒めるとより油がなじみます。

後片付けのポイント

出典：www.flickr.com(@Rachel Tayse)

鉄鍋は、しみ込ませた油が薄くなると、錆びたり焦げ付いたりしやすくなります。
使った後は、洗剤やクレンザーはできるだけ使わずに洗い、遠火にかけて水分をよく飛ばした後、油を薄く塗っておきましょう。

初心者さんにおすすめの「スキレット」

出典：www.flickr.com(@Edsel Little)

鉄鍋初心者さんには、扱いやすい「スキレット」がおすすめです。

フライパンを小さくしたような見た目も可愛らしく、テーブルにそのまま出せるサイズなので、できたての料理の美味しさを堪能できます♪
取っ手まで鉄でできているので、オーブン料理もＯＫ。専用のフタを使えば、蒸し料理やスモーク料理も作れる万能鍋です。