ステンレスフライパンとは?
使い方のコツさえマスターすれば、さまざまな料理を美味しく仕上げることができるアイテムです。
また、電磁調理機(IH)に対応できるものが多いことや、海外メーカーのおしゃれなデザインのものがあるところも魅力です。
ステンレスフライパンの「メリット」と「デメリット」
ステンレスフライパンの「メリット」

長い目で見ると、家計に優しくお得感がありますね。
ステンレスフライパンの「デメリット」
ステンレスフライパンの使い方については後半で解説していますので、チェックしてくださいね。
ステンレスフライパンを選ぶときのポイント
ステンレスフライパンの大きさ
1~2人暮らしの方は20cm~22㎝サイズ、3~4人家族の方は24~26㎝サイズ、5~6人家族の方は28㎝サイズを目安に選んでください。
ステンレスフライパンの構造
いいとこどり!ステンレス+アルミの多層構造
ステンレスの間にアルミやチタンを挟む多層構造にすることで、ステンレスの欠点を補い熱伝導を高めてくれます。多層構造はステンレスの冷めにくい特徴を活かした、熱伝導率のよい理想的なフライパンと言えます。
フライパン全体に熱がまわる全面多層構造
保温性と使いやすさを兼ね備えるステンレス+フッ素加工
ステンレスの見た目の美しさと、調理しやすさ両方を求める方におすすめです。
IH対応になっているか
IHコンロを使用している場合は、IH対応のフライパンかどうか確認しておきましょう。
【タイプ別】ステンレスフライパンおすすめ10選
無水調理できるステンレスフライパン
使いごこちのよさに定評あり|ビタクラフト オレゴン(蓋つき)
プロ使用のフライパン|宮崎製作所 ジオ(蓋つき)
熱伝導性がよいアルミニウムと保温性のよいステンレスの全面7層構造。全体に効率よく熱がまわる構造なので、光熱費カット&調理時間が短縮できます。フライパンと蓋が密着し、ペイパーシール(水蒸気の膜)をつくり定温・定圧になることで、素材の味を凝縮する無水調理が可能なタイプ。
フライパンひとつで作れるお料理の幅が広がります!
サイズ:25.0㎝
重さ:1.92㎏
高さ:10㎝
素材:ステンレス銅、アルミニウム
IH対応可
ステンレスとアルミの多層構造ステンレスフライパン
マットな質感が美しい|ツヴィリング バイタリティ
シンプルだけど存在感のある絶妙なデザインに惹かれますね。
底面がステンレスとアルミの3層構造で、高い保温性と優れた熱伝導で料理を美味しく仕上げてくれる実力派。
オーブンでも使えるので、ハンバーグの表面を焼き上げてから、オーブンに入れてふっくらと仕上げることもできます。
食器洗い機が使えるので、お手入れもラクラク!
サイズ:26.0㎝
重さ:1.3㎏
高さ:5㎝
素材:ステンレス銅、アルミニウム
IH対応可
高級感あふれるオールステンレス|トラモンティーナ グラーノ
キラリと輝くステンレスの質感が魅力的。
全面が3層構造なので、温まりやすく熱を均一に分散してくれるフライパン。オーブンでの加熱もできます。
角が丸くなめらかな構造で、お手入れがしやすい!食器洗い機対応なので、家事は時短したいという忙しい方におすすめですよ。
サイズ:26.0㎝
重さ:1.1㎏
高さ:9.6㎝
素材:ステンレス銅、アルミニウム
IH対応可
プロが使う高品質|KIPROSTAR
プロ使用のシンプルなデザイン。底面は3層構造で熱伝導率が高く、厚みのある丈夫な造り。肉料理をカリッと焼き上げたり、野菜炒めをシャキッと仕上げてくれます。表面にヘアライン加工が施されていますので、油なじみがよく使いやすいです。多層構造のステンレスフライパンなのに価格がお手頃なのが魅力的。
サイズ:24.0㎝
重さ:1.0㎏
高さ:5.5㎝
素材:ステンレス銅、アルミニウム
IH対応可
フッ素加工のステンレスフライパン
使いやすさと低価格が魅力|アイリスオーヤマ
低価格だけではない、使いやすさにも注目!
ステンレスとアルミの3層に加え、内側のコーティングも3層。スルッと滑りの良さが長続きします。
ハンドルは手に馴染みやすく、中が空洞で軽い設計。使いやすいく考えられたフライパンは、お料理をもっと楽しくしてくれます。
サイズ:26.0㎝
重さ:1.05㎏
高さ:6㎝
素材:ステンレス銅、アルミニウム、フッ素樹脂加工
IH対応可
耐久性のよいコーティング|ティファール チタンインテンス
使いやすさと品質のよさで人気のティファール。
トップコーティングにチタンを配合して耐久性アップ。使い始めのスルスル感が長持ちして、料理の仕上がりがいつもきれいになります。
取っ手が取れないタイプですが、同じシリーズなら重ねてもかさばらない設計になっているところは、さすがティファールですね。
サイズ:26.0㎝
重さ:1.21㎏
高さ:5.12㎝
素材:ステンレス銅、アルミニウム、チタンインテンス加工
IH対応可
ハニカム構造でくっつかない|DIKA
フライパン内側の構造が独特なこちら。表面がステンレスのハニカム構造になっていて、底面内側のテフロンプラチナムコーティングが傷つかないように保護してくれます。焦げ付きにくいので、お料理が簡単にできて汚れもスルッと落ちます。そして嬉しい食器洗い機対応タイプ。
サイズ:26.0㎝
重さ:1.14㎏(梱包込み)
高さ:5㎝
素材:ステンレス銅、フッ素樹脂加工
IH対応可
おしゃれで使いやすい|マイヤー
マイヤーのフライパンはシンプルで洗練されたデザインが特徴。内側にフッ素加工がしてあるので、手軽に調理ができてお手入れも楽にできます。おしゃれなステンレスフライパンを使ってみたいけど、こびりつきが気になるという方におすすめです。
サイズ:24.0㎝
重さ:0.83㎏
高さ:10.1㎝
素材:ステンレス銅、フッ素樹脂加工
IH対応可
セラミックコーティングのステンレスフライパン
小回りの利く使いやすさ|グリーンパン ミニ
フライパンのままサーブできる、可愛らしいデザイン。外側と内側の両方がセラミックコーティングになっていて、こびりつきが気にならずにお料理できます。お弁当作りに、1人分のごはん作りにと大活躍するサイズです。
200℃までならオーブンでも使えます。
サイズ:14.0㎝
重さ:0.255㎏
高さ:8.2㎝
素材:セラミック、ステンレス銅
IH対応可
ステンレスフライパンを使いこなす!使い方とお手入れ方法
使い方とお手入れ方法についてみていきましょう。
ステンレスフライパンの使い方
フライパンを2分ほど加熱し、水を垂らした時にフライパンの表面で水がコロコロと玉になって転がるくらいが目安です。フライパンが温まったら、濡れた布巾の上に10秒ほど乗せて少し温度を下げます。このひと手間をするだけで、はりつくことなくスムーズに調理ができます。火加減は中火から弱火で調理しましょう。
ステンレスフライパンのお手入れ方法
ステンレスフライパン

フッ素加工のステンレスフライパン

表面のフッ素加工を長持ちさせるためには、フライパンが冷めてから優しく洗うようにしましょう。強火を避ける、空焚きはしない、冷めてから水につけるなどの注意をすることで、劣化を防ぎ長持ちします。
ステンレスフライパンは多機能・長持ちの優れモノ

ペイパーシール(水蒸気の膜)で鍋内部を定温、定圧にすることで無水調理ができるフライパンです。
ステンレスとアルミニウムの長所を掛け合わせた全面多層構造は、温まりやすく冷めにくいのが特徴。余熱を使って調理もできる、機能的なステンレスフライパンです。
調理の工夫でいつもとは違ったおいしさが発見できそうですね。
サイズ:25.5㎝
重さ:1.6㎏
高さ:5㎝
素材:ステンレス銅、アルミニウム
IH対応可