好みの見た目、詰めやすいかたち、ちょうどいい容量、長く使える丈夫さ、
そしてもちろん、詰めたごはんの美味しさを保てるかどうか……。
お弁当箱に求めることは人それぞれ違いますが、
たくさんあるお弁当箱のなかから、何を基準に選べばいいのかを見定めるのは難しいこと。
曲げわっぱ・木製・竹製のお弁当箱の特徴は?
曲げわっぱ、といったら…
美作(みまさか)めんつ
無塗装なので木地の持つ調湿作用により、
冷めたご飯も固くならず、美味しく味わえるところ。
さらに檜や杉の持つ殺菌作用にも期待できます。
ちなみに、美作めんつは硬くて丈夫な檜を側面に使うことで、
杉だけでつくられた曲げもののお弁当箱よりも、強度が高いそう。
長く受け継がれる理由は、こんなところにもあるのです。
毎日お仕事を頑張るお父さんには、一番大きな「小判型 700」を。
深さもしっかりあるので、焼き鮭一切れがご飯の上にきちんとのっかります。
小さなお子様のお弁当デビューや、果物、サラダを別にしたいときは、
「小判型 400」や「小判型 スリム 300」でもいいかもしれません。
通勤バッグに一緒に入れて持ち運びたい人には、
鞄のマチにすっきりと収まる「小判型 スリム」がおすすめ。
栗久:曲げわっぱのお弁当箱
木製のお弁当箱、といったら…
輪島キリモト:あすなろのお弁当箱
優しい色合い、気持ちのよい芳香、耐久性に富み加工性にも優れる”あすなろ”の良さをそのままに、木地職人が丹精を込めて一点一点手作りで仕上げています。
素材の美しさをそのままに、精巧につくられた弁当箱は、潔く美しい大人の女性のよう。本物を求める「大人のためのお弁当箱」という名が相応しい逸品です。
ヒノキアスナロには「ヒノキチオール」という癒しの効果がある成分が含まれており、すがすがしい芳香を楽しむことができます。
食べ終わった後にお弁当箱を温かいお湯ですすぐと、まるでヒノキ風呂に入っているかのような香りも…。日常にほっこりと幸せを感じられる香りです。
ヒノキチオールの香りには、緊張の緩和・ストレスの軽減・リフレッシュ・リラックス効果があるとされています。おいしいご飯を食べながら清々しい香りで癒されて下さいね。
松野屋:宮崎杉 二段 弁当箱
竹製のお弁当箱、といったら…
公長齋小菅:積層弁当箱
竹の弁当箱
アルミ製・ステンレス製の特徴は?
ただし、アルミ製もステンレス製も電子レンジであたためるのはNGです。
アルミ製のお弁当箱、といったら…
ツェルト:アルミランチ 2段
THE ザ:THE LUNCHBOX
この世界には未だ「THE」と呼べるものが明確に存在しないアイテムも数多く残されています。
「THE」が目指すのは、そんな、世の中の定番づくり。
世の中の定番と呼ばれるものの基準値を引き上げていくこと。 これからの「THE」を作っていくこと。
「これこそは」と呼べるアイテムを生み出していくこと。そんなモノづくりを目指したブランドです。
ステンレス製のお弁当箱、といったら…
工房アイザワ:角型ランチボックス 小 2段
ものづくりに時間がかかっても、その職人による手作業を大事にしている工房アイザワ。ランチボックスを作る最後の2工程(磨き、ランチボックスの端の処理加工)の仕上がりを大事にし、手触り良く、使い易く、そして見た目の美しさにもこだわっています。手間を惜しまず、良質なものづくりを行っているからこそ、ずっと長く愛用したいと思うランチボックスなのかもしれません。
木蓋付きフードボックス ステンレス 小判型 朱/黒
木を紙のように薄くした
和のキッチンペーパーのような経木。
通気性や殺菌性に優れており、昔から
食べ物を包むものとして活躍していました。
このお弁当箱はそのような経木の役目を
持たせるため、蓋に古代杉の木蓋を
使用しています。
プラスチック製の特徴は?
プラスチック製のお弁当箱、といったら…
三好製作所:GEL-COOL
ベントウボックス
ホーロー製の特徴は?
琺瑯のお弁当箱、といったら…
野田琺瑯:ホワイトシリーズ
野田琺瑯のホワイトシリーズは、それまで色や柄があるものが主流だった琺瑯製品を白一色というデザインに統一し、シンプルで使いやすさを追求して生み出されたアイテム。
発売から10年後の2013年には「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞し、いまや料理のレシピ集や作り置きレシピの紹介においては見ない日は無いと言っても過言ではありません。
野田琺瑯のホワイトシリーズは、お料理好きの方にもデザイン好きの方にも一目置かれている保存容器の名品です。
倉敷意匠:ミツさんのお弁当箱
曲げわっぱ、アルミ、ステンレスなど、種類も様々なお弁当箱。素材によって特徴も異なるので、選ぶのも意外と大変。例えば、職場に電子レンジがある方は、あたためやすいプラスチックの素材を選んだり、でも匂い移りが気になるという方は、ステンレスにしたりと、自分のライフスタイルに合わせて選んだり、見た目で選んだり…迷ってしまいますよね。