いつか旅したい憧れの国フィンランド✵じっくり計画する人へ贈る旅情報15

いつか旅したい憧れの国フィンランド✵じっくり計画する人へ贈る旅情報15

欧州最北端の国・フィンランド。いつかは訪れてみたいと憧れている人も多いはず。オーロラ鑑賞にサンタクロース、そして何と言っても秀逸な北欧デザイン!いつか旅するその日のために、フィンランドの魅力を予習しておきましょう。「コレは外せない!」といった情報を 余すことなくご紹介します。2020年02月27日更新

カテゴリ:
旅行・お出かけ
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マリメッコ
イッタラ
アラビア
キーワード
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憧れの国だからこそ、後悔しない旅にしたい!

いつか旅したい憧れの国フィンランド✵じっくり計画する人へ贈る旅情報15
出典:pixabay.com
いつか旅するその日のために、情報収集はぬかりなく進めたいところ。決して気軽に行ける場所ではないからこそ、「あそこ行っておけばよかった~」とか「帰ってきてから、その情報を知った!」なんてことが無いようにしたいですよね。
さあ、入念に情報を集めて後悔しない旅の準備をしましょう。計画を立てはじめたところから、フィンランドの旅は始まっています!

【はじめに】自分の旅のテーマは決まってる?

フィンランドは、訪れる季節や場所によって、全く違った体験が楽しめる国。自分が行きたいところや、したいことを定めてから計画を立ててくださいね。

■目的別のベストシーズン
オーロラ…8~4月
白夜…ウツヨキ・5月中旬~7月後半、ラップランド・6~7月
イベントシーズン…6~8月
雪や冬のアクティビティ…12~3月

それでは、フィンランドの様々な魅力をご紹介します! あなたは、どの魅力を体験したいですか?

✵ フィンランドの愛しい動物たちに会う

犬ぞり〈冬〉

一面の銀世界を駆け抜ける犬ぞり。走るのが大好きなうえに人間を愛してくれる犬たちは、観光客用のそりも、一心に引いてくれます。
出典:unsplash.com

一面の銀世界を駆け抜ける犬ぞり。走るのが大好きなうえに人間を愛してくれる犬たちは、観光客用のそりも、一心に引いてくれます。

犬ぞりを体験できる「ハスキー犬ツアー」。特にフィンランド北部のラップランドで開催されることが多いので、旅行会社などに問合せをしてみて。サファリガイドがそりの操縦法を教えてくれるので、初めての人でも大丈夫。力強く健気に人間を引っ張ってくれる彼らの後ろ姿は愛おしくてたまりません。
出典:unsplash.com

犬ぞりを体験できる「ハスキー犬ツアー」。特にフィンランド北部のラップランドで開催されることが多いので、旅行会社などに問合せをしてみて。サファリガイドがそりの操縦法を教えてくれるので、初めての人でも大丈夫。力強く健気に人間を引っ張ってくれる彼らの後ろ姿は愛おしくてたまりません。

トナカイぞり〈冬〉

ラップランドを象徴する動物、トナカイ。なんと、住人の数とトナカイの数はほぼ同じなのだそう。
日本では、クリスマスイブにサンタさんを運ぶファンタジックなイメージが強いけれど、ラップランドの人にとって、トナカイ重要な移動手段を担う、生活に欠かせない存在です。
出典:www.pexels.com

ラップランドを象徴する動物、トナカイ。なんと、住人の数とトナカイの数はほぼ同じなのだそう。
日本では、クリスマスイブにサンタさんを運ぶファンタジックなイメージが強いけれど、ラップランドの人にとって、トナカイ重要な移動手段を担う、生活に欠かせない存在です。

観光客向けに、トナカイぞりツアーが開催されています。本物のトナカイのお鼻は赤くありませんが、近くで見ると大きくて迫力満点! サンタさんの気分になって、雪原を走り抜けてみてはいかが?
出典:unsplash.com

観光客向けに、トナカイぞりツアーが開催されています。本物のトナカイのお鼻は赤くありませんが、近くで見ると大きくて迫力満点! サンタさんの気分になって、雪原を走り抜けてみてはいかが?

ラヌア動物園〈通年〉

ホッキョクグマやオコジョ、トナカイなど50種類の北極圏の動物たちに会うことができます。写真はホッキョクギツネ。もこもこフワフワなルックスで、この表情はたまりません♥ 宿泊施設もあって、ラップランドの大自然の中でアドベンチャーが楽しめるプログラムも充実しています。
出典:

ホッキョクグマやオコジョ、トナカイなど50種類の北極圏の動物たちに会うことができます。写真はホッキョクギツネ。もこもこフワフワなルックスで、この表情はたまりません♥ 宿泊施設もあって、ラップランドの大自然の中でアドベンチャーが楽しめるプログラムも充実しています。

Ranua Wildlife Park - Experience the Wild Arctic - RanuaZoo
ラヌア動物園の公式HP(海外のサイトです)

✵ ガラスイグルーで夜空に包まれて眠る〈通年〉

天井と壁面がガラスでつくられたガラスイグルーに泊まってみるのもオススメ。北欧の夜景を180度で楽しめます。
このガラスイグルー、季節によって魅力が全く異なるのが面白いところ。夏は太陽が沈まないため、暗闇に包まれることのない中間色の夜空の中で眠りにつきます。冬は、極北の地方では何か月も太陽が昇らないため「カーモス」(極夜)と呼ばれるシーズンに入ります。全くの暗闇というわけではなく、明るい雪、月と星の光、オーロラが神秘的な雰囲気を醸し出します。
出典:

天井と壁面がガラスでつくられたガラスイグルーに泊まってみるのもオススメ。北欧の夜景を180度で楽しめます。
このガラスイグルー、季節によって魅力が全く異なるのが面白いところ。夏は太陽が沈まないため、暗闇に包まれることのない中間色の夜空の中で眠りにつきます。冬は、極北の地方では何か月も太陽が昇らないため「カーモス」(極夜)と呼ばれるシーズンに入ります。全くの暗闇というわけではなく、明るい雪、月と星の光、オーロラが神秘的な雰囲気を醸し出します。

ガラスイグルーの中はこんな感じ。コンパクトなスペースですが、ベッドやトイレが完備されています。もちろん、暖房が効いているので、寒くありませんよ。
出典:

ガラスイグルーの中はこんな感じ。コンパクトなスペースですが、ベッドやトイレが完備されています。もちろん、暖房が効いているので、寒くありませんよ。

✵ 狐火の伝説を思いながらオーロラを眺める〈8~4月〉

フィンランドの北部にあるラップランドは、1年で200夜もオーロラが現れると言われるほど観測にぴったりな場所。特にイナリ、サーリセルカ、イヴァロ、ロヴァニエミなどはまさにオーロラが発生する領域の真下にあり、幻想的なオーロラを堪能できます。8月の終わりから4月までがシーズンですが、見られない夜もあるので日程に余裕のあるスケジュールを組んでくださいね。
出典:unsplash.com

フィンランドの北部にあるラップランドは、1年で200夜もオーロラが現れると言われるほど観測にぴったりな場所。特にイナリ、サーリセルカ、イヴァロ、ロヴァニエミなどはまさにオーロラが発生する領域の真下にあり、幻想的なオーロラを堪能できます。8月の終わりから4月までがシーズンですが、見られない夜もあるので日程に余裕のあるスケジュールを組んでくださいね。

ラップランドに住む先住民族・サーミの伝説によれば、キツネが丘を走るときに尻尾が雪原に触れ、それが火花となって巻き上がり、夜空に光となって現れる…それがオーロラで、フィンランド語では「狐火」を意味するレヴォントゥレット(revontulet)と呼ばれています。
出典:

ラップランドに住む先住民族・サーミの伝説によれば、キツネが丘を走るときに尻尾が雪原に触れ、それが火花となって巻き上がり、夜空に光となって現れる…それがオーロラで、フィンランド語では「狐火」を意味するレヴォントゥレット(revontulet)と呼ばれています。

✵ 森と湖に癒される〈通年〉

国土の70%以上が森に囲まれているフィンランド。自然が豊かなだけでなく、誰でも自由に自然を楽しむことができる権利=自然享受権が認められていて、森の中を散策することができます。日本の山林とは全く違う景色や空気に包まれて、のんびり歩いてみて。
出典:pixabay.com

国土の70%以上が森に囲まれているフィンランド。自然が豊かなだけでなく、誰でも自由に自然を楽しむことができる権利=自然享受権が認められていて、森の中を散策することができます。日本の山林とは全く違う景色や空気に包まれて、のんびり歩いてみて。

フィンランドには188,000もの湖があり、世界で最も水が多い国の1つ。しかもその水は世界一綺麗だと言われています。ヘルシンキの水道水は世界の大都市の中でトップだそう。のんびり景色を眺めながら過ごすものよし、釣りや読書を楽しむのもよし。時間がゆったり流れる北欧の湖で癒しの時間を過ごすのも素敵です。
出典:

フィンランドには188,000もの湖があり、世界で最も水が多い国の1つ。しかもその水は世界一綺麗だと言われています。ヘルシンキの水道水は世界の大都市の中でトップだそう。のんびり景色を眺めながら過ごすものよし、釣りや読書を楽しむのもよし。時間がゆったり流れる北欧の湖で癒しの時間を過ごすのも素敵です。

✵ 森でベリーやきのこを摘む〈晩夏~初冬〉

フィンランドの森は自然享受権により、誰でもベリー摘みやきのこ狩りを楽しむことができます。
ブルーベリーやクラウドベリー、こけももなど白夜に熟すベリーは独特のおいしさがあり、ビタミンとフラボノイドがたっぷり含まれています。
ベリー摘みのシーズンは7月の終わりから9月、きのこ狩りは晩夏から雪が降るまで。
旅行者におすすめの場所は、ヌークシオ国立公園。ヘルシンキからバスで約1時間ほどで行ける場所です。
出典:unsplash.com

フィンランドの森は自然享受権により、誰でもベリー摘みやきのこ狩りを楽しむことができます。
ブルーベリーやクラウドベリー、こけももなど白夜に熟すベリーは独特のおいしさがあり、ビタミンとフラボノイドがたっぷり含まれています。
ベリー摘みのシーズンは7月の終わりから9月、きのこ狩りは晩夏から雪が降るまで。
旅行者におすすめの場所は、ヌークシオ国立公園。ヘルシンキからバスで約1時間ほどで行ける場所です。

✵ 木造の旧市街をたずねる〈通年〉

森と湖の国・フィンランドでは、前世紀までほとんどの建物が木造でした。地方に足を運ぶと、ヨーロッパでは珍しい木造建築の古い街並みを見ることができます。
ポルヴォー
ヘルシンキからわずか50kmの場所にある街で、観光客にも人気のスポットです。中世に造られた石畳の通り、大きさの異なる敷地にモザイク状に建てられた木造住宅…。歴史を感じながら散策を楽しんだり、カフェ巡りをしたりするのにぴったりの場所です。
出典:pixabay.com

ヘルシンキからわずか50kmの場所にある街で、観光客にも人気のスポットです。中世に造られた石畳の通り、大きさの異なる敷地にモザイク状に建てられた木造住宅…。歴史を感じながら散策を楽しんだり、カフェ巡りをしたりするのにぴったりの場所です。

ラウマ
ボスニア湾に面するラウマは、フィンランドで最も古い港をもつ、絵に描いたように美しい町です。
15世紀半ばに建てられフランシスコ修道院に沿ってつくられたこの街は、木造建築によって構成された伝統的な北欧都市の姿を残しています。17世紀末の火災で大きな被害を受けましたが、古代の特有な建築遺産として保存され、1991年にユネスコ世界遺産に登録されました。
出典:pixabay.com

ボスニア湾に面するラウマは、フィンランドで最も古い港をもつ、絵に描いたように美しい町です。
15世紀半ばに建てられフランシスコ修道院に沿ってつくられたこの街は、木造建築によって構成された伝統的な北欧都市の姿を残しています。17世紀末の火災で大きな被害を受けましたが、古代の特有な建築遺産として保存され、1991年にユネスコ世界遺産に登録されました。

トゥルク
フィンランドで一番古い街トゥルク。街の中心を流れるアウラ川の西に位置するポルッツァに、カラフルな木造住宅が並んでいます。フィンランドの南西に位置するため、ストックホルムへ行き来するときに立ち寄る場所でもあり、多くの人が訪れる人気の街です。
出典:pixabay.com

フィンランドで一番古い街トゥルク。街の中心を流れるアウラ川の西に位置するポルッツァに、カラフルな木造住宅が並んでいます。フィンランドの南西に位置するため、ストックホルムへ行き来するときに立ち寄る場所でもあり、多くの人が訪れる人気の街です。

✵ 群島で過ごす〈通年〉

フィンランドの大きな特徴の一つである群島。南部の沿岸には世界最大の群島が点在していて、それぞれが本土とは違った景色や表情を持っています。
写真は世界遺産に登録されているスオメンリンナの要塞。ヘルシンキ港の入口に位置する群島エリアにあり、18世紀後半にスウェーデンが建造したものです。当時のヨーロッパの軍事施設を今に残す巨大なモニュメントであると同時に、フィンランドで最も人気のある観光地でもあります。城壁と兵舎を改修した建物には、約800人が住んでいるそう。
出典:pixabay.com

フィンランドの大きな特徴の一つである群島。南部の沿岸には世界最大の群島が点在していて、それぞれが本土とは違った景色や表情を持っています。
写真は世界遺産に登録されているスオメンリンナの要塞。ヘルシンキ港の入口に位置する群島エリアにあり、18世紀後半にスウェーデンが建造したものです。当時のヨーロッパの軍事施設を今に残す巨大なモニュメントであると同時に、フィンランドで最も人気のある観光地でもあります。城壁と兵舎を改修した建物には、約800人が住んでいるそう。

✵ 本物のサンタクロースに会う〈通年〉

クリスマスシーズンになると、世界中のどこでもサンタクロースを見かけますが、本物のサンタクロースに会えるのはフィンランドだけ。
コルヴァトゥントゥリ出身の世界でたった一人の本物のサンタクロースは、現在ラップランドのロヴァニエミに住んでいて(!)クリスマスになると世界中に出かけるんです。
出典:www.flickr.com(@Visit Lakeland)

クリスマスシーズンになると、世界中のどこでもサンタクロースを見かけますが、本物のサンタクロースに会えるのはフィンランドだけ。
コルヴァトゥントゥリ出身の世界でたった一人の本物のサンタクロースは、現在ラップランドのロヴァニエミに住んでいて(!)クリスマスになると世界中に出かけるんです。

フィンランドでは1年中サンタクロースに会えます♪(住人ですから!) ロヴァニエミのオフィス(!!)でサンタさんとおしゃべりを楽しんでみて。でも、プレゼントのおねだりはご遠慮くださいね。
出典:

フィンランドでは1年中サンタクロースに会えます♪(住人ですから!) ロヴァニエミのオフィス(!!)でサンタさんとおしゃべりを楽しんでみて。でも、プレゼントのおねだりはご遠慮くださいね。

✵ クリスマスマーケットで旅の思い出にオーナメントを買う〈12月〉

12月になると「ピックヨウル」(pikkujoulu)と呼ばれるクリスマスパーティーでホリデーシーズンをお祝いします。ライトアップされるマーケットにはクリスマスギフトや、クリスマスフード、体の温まるグロギ(フィンランドのホットワイン)が並び、街中が賑やかな雰囲気に。
一番人気があるのはヘルシンキクリスマスマーケット。手作りギフトやクリスマスオーナメント、地産の魚や肉、総菜などを売るお店が100店舗以上並び、サンタクロースが毎日登場!広場の中央には子供たちが無料で楽しめるメリーゴーランドが設置され、懐かしい雰囲気を演出します。
出典:

12月になると「ピックヨウル」(pikkujoulu)と呼ばれるクリスマスパーティーでホリデーシーズンをお祝いします。ライトアップされるマーケットにはクリスマスギフトや、クリスマスフード、体の温まるグロギ(フィンランドのホットワイン)が並び、街中が賑やかな雰囲気に。
一番人気があるのはヘルシンキクリスマスマーケット。手作りギフトやクリスマスオーナメント、地産の魚や肉、総菜などを売るお店が100店舗以上並び、サンタクロースが毎日登場!広場の中央には子供たちが無料で楽しめるメリーゴーランドが設置され、懐かしい雰囲気を演出します。

✵ ムーミン谷に迷い込む〈夏〉

日本でも大人気のムーミンはフィンランドで生まれました。ミステリアスで可愛らしい小さな妖精たちの物語に夢中になった人も多いはず。
出典:

日本でも大人気のムーミンはフィンランドで生まれました。ミステリアスで可愛らしい小さな妖精たちの物語に夢中になった人も多いはず。

ナーンタリのムーミンワールドやタンペレのムーミン博物館(通年開館)には世界中からムーミンファンが訪れています。
ナーンタリにはムーミンの世界観を具現化したムーミンワールドがあり、どっぷりとムーミンの世界に浸ることができます。楽しいムーミン一家やスナフキン、リトルミィ、ミムラ姉さんなど素敵な仲間たちにも会えますよ!
出典:

ナーンタリのムーミンワールドやタンペレのムーミン博物館(通年開館)には世界中からムーミンファンが訪れています。
ナーンタリにはムーミンの世界観を具現化したムーミンワールドがあり、どっぷりとムーミンの世界に浸ることができます。楽しいムーミン一家やスナフキン、リトルミィ、ミムラ姉さんなど素敵な仲間たちにも会えますよ!

ムーミン公式サイト

✵ 本場のサウナを体験する〈通年〉

フィンランドには300万以上のサウナがあり、1人あたりに換算すると何と2人に1つ以上で世界一!ダントツのサウナ王国と言えるでしょう。フィンランド人は「サウナに入ることなくして、フィンランドとその文化を理解することはできない」と思っている人も多いとか。ホテルにはもちろんサウナが付いていますし、街にも公共サウナがたくさんあるので、フィンランドを訪れたらぜひ体験してみて。では、旅に出かける前に、本場のサウナの入り方を少し予習しておきましょう。
出典:pixabay.com

フィンランドには300万以上のサウナがあり、1人あたりに換算すると何と2人に1つ以上で世界一!ダントツのサウナ王国と言えるでしょう。フィンランド人は「サウナに入ることなくして、フィンランドとその文化を理解することはできない」と思っている人も多いとか。ホテルにはもちろんサウナが付いていますし、街にも公共サウナがたくさんあるので、フィンランドを訪れたらぜひ体験してみて。では、旅に出かける前に、本場のサウナの入り方を少し予習しておきましょう。

●サウナは心身を浄化する場所なので、教会と同じようにマナーを守ることが大切。だからといって緊張する必要はありません。リラックスして楽しみましょう。
●本来のサウナには音楽もアロマもありません。薄明かりの中、新鮮な樺の木と自然のタールの香りが漂います。
●裸で入ります。フィンランドの人は全く気にしませんが、恥ずかしければ水着やタオルを使用しても大丈夫。
●男女別で入りますが、家族は一緒に入ります。
●ストーブに水をかけるタイミングに決まりはありません。もっとスチームが欲しいと感じたときは自由にかけて構いません。
出典:pixabay.com

●サウナは心身を浄化する場所なので、教会と同じようにマナーを守ることが大切。だからといって緊張する必要はありません。リラックスして楽しみましょう。
●本来のサウナには音楽もアロマもありません。薄明かりの中、新鮮な樺の木と自然のタールの香りが漂います。
●裸で入ります。フィンランドの人は全く気にしませんが、恥ずかしければ水着やタオルを使用しても大丈夫。
●男女別で入りますが、家族は一緒に入ります。
●ストーブに水をかけるタイミングに決まりはありません。もっとスチームが欲しいと感じたときは自由にかけて構いません。

●サウナの中で、ヴァスタ(vasta)またはヴィフタ(vihta)と呼ばれる新鮮な樺の小枝の束を使い、やさしく体をたたきます。美肌効果があって、ツルツルになりますよ。
●汗をたくさんかくので、水分を十分にとりましょう。水が一番ですが、フィンランド人はビールやサイダーを好みます。ソーセージをたき火で焼いたり、アルミホイルに包んでストーブの中であぶったりするのも、サウナの楽しみの1つです。
●サウナから出たら、躊躇なく湖へ!湖畔のサウナに入れる機会があれば、ぜひ試してみて。
出典:unsplash.com

●サウナの中で、ヴァスタ(vasta)またはヴィフタ(vihta)と呼ばれる新鮮な樺の小枝の束を使い、やさしく体をたたきます。美肌効果があって、ツルツルになりますよ。
●汗をたくさんかくので、水分を十分にとりましょう。水が一番ですが、フィンランド人はビールやサイダーを好みます。ソーセージをたき火で焼いたり、アルミホイルに包んでストーブの中であぶったりするのも、サウナの楽しみの1つです。
●サウナから出たら、躊躇なく湖へ!湖畔のサウナに入れる機会があれば、ぜひ試してみて。

✵ 北欧デザインの現地でお買い物〈通年〉

イッタラ

1881年にガラスメーカーとして創業したiittala。キナリノ女子にも大人気のブランドですね。フルッタやフローラのシリーズを愛用している人も多いのでは。
出典:

1881年にガラスメーカーとして創業したiittala。キナリノ女子にも大人気のブランドですね。フルッタやフローラのシリーズを愛用している人も多いのでは。

アールトベースも不動の人気。花を美しく飾れるだけでなく、ただ置いておくだけでも素敵な名品です。
出典:

アールトベースも不動の人気。花を美しく飾れるだけでなく、ただ置いておくだけでも素敵な名品です。

2016年にヘルシンキの中心街、エスプラナーディ通りに移転したイッタラ本店。
広々とした店内は天井も高く、フィンランド人建築家のアルヴァ・アールトが生前にデザインした天窓もあります。「くつろいで、ゆっくり商品を見てほしい」というお店のコンセプトから、無料でコーヒーや紅茶、カプチーノなどをソファーに座ってのんびりと飲むこともできます。
出典:

2016年にヘルシンキの中心街、エスプラナーディ通りに移転したイッタラ本店。
広々とした店内は天井も高く、フィンランド人建築家のアルヴァ・アールトが生前にデザインした天窓もあります。「くつろいで、ゆっくり商品を見てほしい」というお店のコンセプトから、無料でコーヒーや紅茶、カプチーノなどをソファーに座ってのんびりと飲むこともできます。

Frutta iittala | scope
Aalto Collection ベース iittala | scope

アラビア

1873年、スウェーデンのロールストランド社がヘルシンキ郊外にあるアラビア地区に設立した製陶所。気取らない温かみのあるデザインでありながらスタイリッシュな佇まいを併せ持つ食器は、日本でも人気です。
出典:

1873年、スウェーデンのロールストランド社がヘルシンキ郊外にあるアラビア地区に設立した製陶所。気取らない温かみのあるデザインでありながらスタイリッシュな佇まいを併せ持つ食器は、日本でも人気です。

ヘルシンキ郊外にあるファクトリーショップでは正規品の他、試生産された商品やB級品(日本での定価より半額くらいで買えます!)も販売されていて、アラビアファンは必訪ですよ。
出典:

ヘルシンキ郊外にあるファクトリーショップでは正規品の他、試生産された商品やB級品(日本での定価より半額くらいで買えます!)も販売されていて、アラビアファンは必訪ですよ。

ARABIA│アラビア[Paratiisiパープル]コーヒーカップ&ソーサー - 【hushykke】

マリメッコ

「小さなマリーのドレス」という意味をもつmarimekko(マリメッコ)は、北欧3大ファブリックメーカーの一つ。鮮やかな花をモチーフにしたUNIKKO(ウニッコ)はブランドを代表するデザインとして、あまりにも有名です。
出典:

「小さなマリーのドレス」という意味をもつmarimekko(マリメッコ)は、北欧3大ファブリックメーカーの一つ。鮮やかな花をモチーフにしたUNIKKO(ウニッコ)はブランドを代表するデザインとして、あまりにも有名です。

ヘルシンキのエスプラナーディ通りにある、マリメッコ・マリクルマ本店。地元ではウニッコのバッグを持って歩く女性や鮮やかな色合いのワンピースを着ているおばあちゃんなどを見かけ、国民的なブランドであることを肌で感じるはず。
出典:

ヘルシンキのエスプラナーディ通りにある、マリメッコ・マリクルマ本店。地元ではウニッコのバッグを持って歩く女性や鮮やかな色合いのワンピースを着ているおばあちゃんなどを見かけ、国民的なブランドであることを肌で感じるはず。

マリメッコファンなら1度は訪れたい本社。お買い物を楽しんだ後は、ぜひ社員食堂へも足を運んで。インテリアから食器まですべてマリメッコで統一されていて、思う存分マリメッコの世界に浸ることができます。もちろん、料理も文句なし!
出典:

マリメッコファンなら1度は訪れたい本社。お買い物を楽しんだ後は、ぜひ社員食堂へも足を運んで。インテリアから食器まですべてマリメッコで統一されていて、思う存分マリメッコの世界に浸ることができます。もちろん、料理も文句なし!

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アルテック

1935年、建築家アルヴァー・アールトを含む、4人の若者によって設立されたインテリアブランド。一切の無駄がないシンプルなデザインのスツール60は、時代を超えて愛される逸品です。
出典:

1935年、建築家アルヴァー・アールトを含む、4人の若者によって設立されたインテリアブランド。一切の無駄がないシンプルなデザインのスツール60は、時代を超えて愛される逸品です。

2016年にリニューアルされた2フロアに渡る旗艦店は、ヘルシンキのメインストリート・ケスクスカトゥにあります。Art(芸術)とTechnology(技術)が見事に融合したシックでモダンなデザインは驚くばかり。テーブルや椅子などを日本まで持って帰るのはちょっと難しいですが、インテリア雑貨も充実しているので、お店に立ち寄ってみてくださいね。
出典:

2016年にリニューアルされた2フロアに渡る旗艦店は、ヘルシンキのメインストリート・ケスクスカトゥにあります。Art(芸術)とTechnology(技術)が見事に融合したシックでモダンなデザインは驚くばかり。テーブルや椅子などを日本まで持って帰るのはちょっと難しいですが、インテリア雑貨も充実しているので、お店に立ち寄ってみてくださいね。

artek | scope

アルヴァ・アアルト

建築家・デザイナーとして活躍したアアルトは「フィンランドのモダニズムの父」と呼ばれ、家具や照明、食器など、生活のあらゆるものに名品が残されています。
ヘルシンキ郊外にある自邸&アトリエは必見。1936年に建てられたとは思えないほどモダンでお洒落な空間は参考にしたくなるヒントがいっぱいです。
出典:

建築家・デザイナーとして活躍したアアルトは「フィンランドのモダニズムの父」と呼ばれ、家具や照明、食器など、生活のあらゆるものに名品が残されています。
ヘルシンキ郊外にある自邸&アトリエは必見。1936年に建てられたとは思えないほどモダンでお洒落な空間は参考にしたくなるヒントがいっぱいです。

フィンランドは世界屈指のコーヒー大国。フィンランドが誇る美味しいコーヒーとアアルトのデザインを両方堪能できるのがここ、アカデミア書店の中にあるカフェ・アアルト。書店もアールトの設計なので、食後は書店内もじっくり見学してくださいね。
出典:

フィンランドは世界屈指のコーヒー大国。フィンランドが誇る美味しいコーヒーとアアルトのデザインを両方堪能できるのがここ、アカデミア書店の中にあるカフェ・アアルト。書店もアールトの設計なので、食後は書店内もじっくり見学してくださいね。

Alvar Aalto Foundation| Helsinki
Aalto Houseの公式HP 海外のサイトです
Cafe Aalto
カフェ・アアルトの公式HP(日本語版あり)

✵ フィンランド料理を堪能する

トナカイのシチュー(Poronkäristys)
日本人には衝撃を感じますが、フィンランドではポピュラー料理。高タンパクでビタミンやミネラルが豊富なうえ低カロリーなので、女性にとってこの上ない食材です。ベリーソースと絡めると、より美味しくいただけますよ。
出典:

日本人には衝撃を感じますが、フィンランドではポピュラー料理。高タンパクでビタミンやミネラルが豊富なうえ低カロリーなので、女性にとってこの上ない食材です。ベリーソースと絡めると、より美味しくいただけますよ。

ザリガニ(Rapu)
8月から9月にかけて、家族や友人が集まりザリガニパーティーを開く風習があるフィンランド。塩とディルで茹でた真っ赤なザリガニは、なかなかの迫力。レストランでも食べられるので、夏に旅する人はぜひ試してみて。
出典:

8月から9月にかけて、家族や友人が集まりザリガニパーティーを開く風習があるフィンランド。塩とディルで茹でた真っ赤なザリガニは、なかなかの迫力。レストランでも食べられるので、夏に旅する人はぜひ試してみて。

ピーラッカ(Karjalanpiirakka)
ピーラッカとは、南カラレアの方言で「パイ」という意味。ライ麦の生地にミルク粥やジャガイモ、ニンジンを包んで焼いたフィンランドの名物です。ライ麦とミルク粥の絶妙な甘さが病み付きになります。
出典:www.flickr.com(@kahvikisu)

ピーラッカとは、南カラレアの方言で「パイ」という意味。ライ麦の生地にミルク粥やジャガイモ、ニンジンを包んで焼いたフィンランドの名物です。ライ麦とミルク粥の絶妙な甘さが病み付きになります。

カーリラーティッコ(Kaalilaatikko)
キャベツ、ひき肉、ご飯をオーブンで焼いたキャセロールです。シロップや生クリームを加えて甘く仕上げてあります。コケモモのジャムを添えて食べることも。
出典:www.flickr.com(@Paleokeittiö)

キャベツ、ひき肉、ご飯をオーブンで焼いたキャセロールです。シロップや生クリームを加えて甘く仕上げてあります。コケモモのジャムを添えて食べることも。

リハプッラ(Lihapullat)
フィンランドのミートボール。ホワイトソースをかけて食べるのが特徴です。付け合せはマッシュポテトと甘酸っぱい紫キャベツのピクルスなどが定番。
出典:www.flickr.com(@Paleokeittiテカ)

フィンランドのミートボール。ホワイトソースをかけて食べるのが特徴です。付け合せはマッシュポテトと甘酸っぱい紫キャベツのピクルスなどが定番。

コルヴァプースティ(korvapuusti)
フィンランドのコーヒータイムに欠かせないシナモンロール。カルダモンを練り込んだ生地にシナモンを巻き込んで焼くのがフィンランド風。映画「かもめ食堂」で登場しているのがコチラです。
出典:www.flickr.com(@Alexandra E Rust)

フィンランドのコーヒータイムに欠かせないシナモンロール。カルダモンを練り込んだ生地にシナモンを巻き込んで焼くのがフィンランド風。映画「かもめ食堂」で登場しているのがコチラです。

ヴィスピプーロ(Vispipuuro)
コケモモとセモリナ粉で作るピンクのスイーツ。ムースのような食感で、フィンランドの家庭でよく作られています。お好みで砂糖やミルクをかけていただきます。
出典:www.flickr.com(@Paleokeitti旦)

コケモモとセモリナ粉で作るピンクのスイーツ。ムースのような食感で、フィンランドの家庭でよく作られています。お好みで砂糖やミルクをかけていただきます。

いかがでしたか?

いつか旅したい憧れの国フィンランド✵じっくり計画する人へ贈る旅情報15
出典:unsplash.com
1度は訪れてみたいキナリノ女子憧れの国、フィンランド。今回紹介したアクティビティやスポット以外にも数多くの魅力が詰まっています。自分が体験したい魅力に合わせ季節を選び、じっくりと計画を立ててみてくださいね。
観光の基本情報はこちらから
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フィンランド公式トラベル・ガイド — VisitFinland.com
フィンランド政府観光局の公式HPです
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