子どものころ、私の口癖は「ママー、今日のケーキなにー?」でした。
15年ほど前、母は近所のお菓子教室に通い、ヨーロッパのお菓子作りを体得。以降、3日に1回は焼きたてのケーキが家で待っていました。学校から帰ってくるなり、今日はどんなお菓子か確認するのが私の楽しみでした。母が教室を辞め、私が実家を離れてからも続いていることです。人とお茶を飲むのも好きで、よく家族やお客様にわざわざハンドドリップでコーヒーを振る舞っています。
もちろん、喫茶店やホテルみたいに美味しいわけではないけれど。たまにベーキングパウダーを入れ忘れて膨らまなかったり、コーヒーの粉の分量を間違えて味が薄かったりするけれど。私や家族のために心を込めて用意してくれる母の「カフェタイム」は最高に癒されるものです。
ふだんは専業主婦の母ですが、毎年大型連休のシーズンに入ると実家の家業が忙しくなるので、昔から兄弟姉妹総出で手伝いに。泊まりがけではないものの、朝は5時、夜は6時くらいまで働きます。
当然その期間、カフェタイムをとる時間はありません。バリスタとして働いた経験がある私は、今でこそハンドドリップコーヒーを母に振る舞うこともできますが、幼い私には難しいことでした。
誰よりも早く起きて、お弁当や朝ごはんを準備して働きに出掛け、夜は帰ってくるなりお茶をすることもなく、掃除洗濯をし、晩ごはんを用意する母。ある年、「母の日くらいゆっくりさせてあげたいな」と思い立って、母の好きな「カフェタイム」を贈ることにしました。学校からの帰り道、母には内緒でスーパーに寄り、お小遣いでカフェオレベースとパンケーキミックスを購入。当日まで誰にも見つからないように、机の引き出しに隠しました。
前日の夜、明日も早いので母は早々に寝室に。朝食時のサプライズになればいいなと、父の手も借りながらホットケーキを焼いて、カップにミルクとカフェオレベースを注いで。もちろんふっくらふわふわにホットケーキを焼けるわけでもないし、コーヒーは市販のカフェオレベースを牛乳で割っただけだけど、子どもながらに精一杯頑張ったことはたしかです。喜んでくれるといいなと、ドキドキしながらベッドにもぐりこみました。
次の日、手伝いから帰ってきた母を出迎えると、疲れた顔ではなくにこにこ笑顔を見せてくれました。
「美味しかったよー!めっちゃ上手にパンケーキつくってくれたやん。コーヒーもちょうどいい味わいやったわ、ありがとう」
物をあげるのも素敵だと思うけど、それよりも母にはゆったりできるカフェタイムを贈りたい。それ以来、私の母の日の贈り物は、美味しいコーヒーと手作りお菓子になりました。それはバリスタになり、母のように趣味で料理教室に通うようになった今でも変わらないことです。
15年ほど前、母は近所のお菓子教室に通い、ヨーロッパのお菓子作りを体得。以降、3日に1回は焼きたてのケーキが家で待っていました。学校から帰ってくるなり、今日はどんなお菓子か確認するのが私の楽しみでした。母が教室を辞め、私が実家を離れてからも続いていることです。人とお茶を飲むのも好きで、よく家族やお客様にわざわざハンドドリップでコーヒーを振る舞っています。
もちろん、喫茶店やホテルみたいに美味しいわけではないけれど。たまにベーキングパウダーを入れ忘れて膨らまなかったり、コーヒーの粉の分量を間違えて味が薄かったりするけれど。私や家族のために心を込めて用意してくれる母の「カフェタイム」は最高に癒されるものです。
ふだんは専業主婦の母ですが、毎年大型連休のシーズンに入ると実家の家業が忙しくなるので、昔から兄弟姉妹総出で手伝いに。泊まりがけではないものの、朝は5時、夜は6時くらいまで働きます。
当然その期間、カフェタイムをとる時間はありません。バリスタとして働いた経験がある私は、今でこそハンドドリップコーヒーを母に振る舞うこともできますが、幼い私には難しいことでした。
誰よりも早く起きて、お弁当や朝ごはんを準備して働きに出掛け、夜は帰ってくるなりお茶をすることもなく、掃除洗濯をし、晩ごはんを用意する母。ある年、「母の日くらいゆっくりさせてあげたいな」と思い立って、母の好きな「カフェタイム」を贈ることにしました。学校からの帰り道、母には内緒でスーパーに寄り、お小遣いでカフェオレベースとパンケーキミックスを購入。当日まで誰にも見つからないように、机の引き出しに隠しました。
前日の夜、明日も早いので母は早々に寝室に。朝食時のサプライズになればいいなと、父の手も借りながらホットケーキを焼いて、カップにミルクとカフェオレベースを注いで。もちろんふっくらふわふわにホットケーキを焼けるわけでもないし、コーヒーは市販のカフェオレベースを牛乳で割っただけだけど、子どもながらに精一杯頑張ったことはたしかです。喜んでくれるといいなと、ドキドキしながらベッドにもぐりこみました。
次の日、手伝いから帰ってきた母を出迎えると、疲れた顔ではなくにこにこ笑顔を見せてくれました。
「美味しかったよー!めっちゃ上手にパンケーキつくってくれたやん。コーヒーもちょうどいい味わいやったわ、ありがとう」
物をあげるのも素敵だと思うけど、それよりも母にはゆったりできるカフェタイムを贈りたい。それ以来、私の母の日の贈り物は、美味しいコーヒーと手作りお菓子になりました。それはバリスタになり、母のように趣味で料理教室に通うようになった今でも変わらないことです。
タビノネ/CC事業部
文壽幸華さん
カレーライスは甘口、追加でミルクまでいれる派。でも、最近はなんにでもポルトガルのピリピリソースをいれるのにはまっている。しかもエキストラピリピリ。
文壽さんが選んだギフト
毎日忙しく、家族のために、社会のために頑張ってくれているお母さんへ。美味しいコーヒーと上質なケーキが、いつもの慌ただしい日常からほっと一息つける異空間へ連れて行ってくれます。ケーキはコーヒーとのペアリングにぴったりな、アカシア蜂蜜のチーズテリーヌを。コーヒーは器具をお持ちでなくてもホットでもアイスでもお楽しみいただけるカフェオレベース(加糖と無糖)。あなたのお母様にも、素敵なカフェタイムが訪れますように。
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