私の母はものを作るのが好きな人で、子どものころは服や小物をよく作ってもらい、それに刺繍もしてくれていました。当時は当たり前と思っていましたが、母の使う日常の道具が、今も長く愛されているドイツ製のアイロンだったり、日本製の無水鍋だったりしたのを大人になってから知り、素敵だなと思いました。
母は私が高校生の時に亡くなりましたが、私も母の影響でものづくりが好きになり、テキスタイルの学校で染色や織りを学びました。そして織物工場で働くのをきっかけに群馬県の桐生に移り住んだころ、家で刺繍をするようになりました。
特に理由があった訳ではなく、私にとって刺繍は身近なものであり、母の遺した手芸の道具や刺繍糸があったので、自然に作るようになったのだと思います。そして今、刺繍の会社で000(トリプル・オゥ)のスタッフとして働いていることを、母は喜んでいてくれてるんじゃないかと思います。
私にものづくりの楽しさを教えてくれてありがとう。自分で作るのはもちろん、人が作ったものを見たり使ったり体感したりするのも楽しく、日々を少し豊かにしてくれています。一緒に過ごした時間は短かったけれど、改めて考えるとたくさんのものをもらっていましたね。ものを作って、それを人に買ってもらうのは大変なこともあるけれど、自分たちが作ったもので誰かの日々が少し豊かになったとしたらうれしいです。000のアクセサリーも、お母さんが好きな「シンプルで長く使えるもの」なので、きっと気に入ってくれるんじゃないかな。
母は私が高校生の時に亡くなりましたが、私も母の影響でものづくりが好きになり、テキスタイルの学校で染色や織りを学びました。そして織物工場で働くのをきっかけに群馬県の桐生に移り住んだころ、家で刺繍をするようになりました。
特に理由があった訳ではなく、私にとって刺繍は身近なものであり、母の遺した手芸の道具や刺繍糸があったので、自然に作るようになったのだと思います。そして今、刺繍の会社で000(トリプル・オゥ)のスタッフとして働いていることを、母は喜んでいてくれてるんじゃないかと思います。
私にものづくりの楽しさを教えてくれてありがとう。自分で作るのはもちろん、人が作ったものを見たり使ったり体感したりするのも楽しく、日々を少し豊かにしてくれています。一緒に過ごした時間は短かったけれど、改めて考えるとたくさんのものをもらっていましたね。ものを作って、それを人に買ってもらうのは大変なこともあるけれど、自分たちが作ったもので誰かの日々が少し豊かになったとしたらうれしいです。000のアクセサリーも、お母さんが好きな「シンプルで長く使えるもの」なので、きっと気に入ってくれるんじゃないかな。
トリプル・オゥ/オンライン担当
飯野尚子さん
000で仕上げや修理などの手作業とオンラインショップの業務を担当しています。美術館やギャラリー、博物館に行くのが好きで、生活の中で偶然見かけたものを勝手に「アート」だと思って写真に撮っています。「工場の白い外壁にポツンとある四角くて綺麗なグリーンの苔」とか「焼き芋を食べた後の散らかった皮(内側)」をテキスタイル作品としてみたりとか。ほかの人から見たら「?」なものかも知れませんが……楽しいです。
飯野さんが選んだギフト
昨年の母の日ギフトNo.1人気(自社)、キナリノモールではNo.2でした。ふだんあまりアクセサリーをつけない人(飯野の母のタイプ)にも贈りやすい、実用性を兼ね備えたグラスコード。コーデの差し色として、さりげなく使っていただけるので、義理のお母さまにプレゼントされる方も多いアイテムです。
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