「楽に」なったあとは、「素敵に」なろう
出典:unsplash.com
ミニマリストは、ファッションにおいてもミニマルなことが多いようです。それは、ファッションをふくむ見た目に関することでも同じ。「ものの数を減らして、選択の労力も減らす」。そういった“楽になれる仕組み”をつくり上げるのは、とてもポジティブだし、素晴らしいことです。その仕組みを活かしつつ、今度は“もっと素敵になる”ことを目指してみるのはどうでしょうか?
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
大事なのは「清潔感」
出典:unsplash.com
ミニマリストがもっと素敵になるためには、見た目を磨くのがおすすめです。そこで、しっかりおさえておきたいのが“清潔感”。清潔感が足りないミニマリストは、“見た目に無頓着な人”に見えてしまいます。アイテム数が少ないぶん、他のところが目立ってしまうからです。「清潔感を大事にする」→「見た目の印象がUPする」→「もっと素敵になる」という流れをイメージして、少しずつでも行動に移してみることが大事です。
「もっと素敵に」なるための方法
服
服の状態に敏感でいる
出典:unsplash.com
持ち服の少ないミニマリストだからこそ、その管理が重要です。少ない服を着回すことは、楽な反面、劣化するスピードがはやくなるというリスクもあります。着るタイミングや洗濯するタイミングで、服の状態を観察する習慣をもちましょう。
そして、「糸が飛び出していたら切る」「ボタンが取れかけていたら付け直す」など、すぐに対応するのがポイント。また、「色褪せてきた」「生地が傷んできた」などのケースについては、買い直しを考えるタイミングかもしれません。
そして、「糸が飛び出していたら切る」「ボタンが取れかけていたら付け直す」など、すぐに対応するのがポイント。また、「色褪せてきた」「生地が傷んできた」などのケースについては、買い直しを考えるタイミングかもしれません。
シミ抜きの方法を知っておく
出典:unsplash.com
持ち服を管理するのに欠かせないスキルが“シミ抜き”です。シミのついた服では、清潔感を出すことは絶対にできません。だからこそ、シミ抜きの方法を知って、「シミがついたときはすぐにシミ抜きをする」という習慣を持っておきましょう。
「目立たないシミだからいいや」と放っておくのはNGです。その気のゆるみは、ほかのところにも影響をおよぼして、あなたの清潔感は少しずつ減っていくでしょう。清潔感は、小さなことの積み重ねによって、少しずつつくられていくものなんですね。
「目立たないシミだからいいや」と放っておくのはNGです。その気のゆるみは、ほかのところにも影響をおよぼして、あなたの清潔感は少しずつ減っていくでしょう。清潔感は、小さなことの積み重ねによって、少しずつつくられていくものなんですね。
2シーズンを目安に手放す
ミニマリストの場合、1着の服を週に1、2回着るということはめずらしくないと思います。服は、着れば着るほど劣化していくもの。買い替えのタイミングを間違えると、あっという間に「くたびれた服を着ている人」になってしまうんです。
そうならないために、“買い替え時期の目安”をもっておきましょう。おすすめは、2シーズンです。1シーズン×2年着たら買い替えるかどうかを考えます。服の状態をよく見て、もう1シーズンは着られるか、もう買い替えたほうがいいのかを見極めましょう。
そうならないために、“買い替え時期の目安”をもっておきましょう。おすすめは、2シーズンです。1シーズン×2年着たら買い替えるかどうかを考えます。服の状態をよく見て、もう1シーズンは着られるか、もう買い替えたほうがいいのかを見極めましょう。
小物
“靴=キレイ”を基本にする
靴の数も限られているミニマリストは、靴の状態にも気を配りたいところ。靴は汚れたらキレイにするのではなく、いつもキレイな状態にしておきましょう。そうすれば、「いつも同じ靴を履いている人」よりも、「いつもキレイな靴を履いている人」という印象のほうが強くなります。また、キレイな靴を履いていると気持ちも前向きになり、不思議と自信も湧いてくるものです。
靴のケアに慣れる
キレイな靴を履くためには、靴のケアをする必要があります。革靴であれ、スニーカーであれ、靴の種類に合わせたケアの仕方がありますので、きちんと知っておくと安心です。ケアをするのは汚れたタイミングではなく、週に数回、できることなら毎日でもいいくらいです。
こまめにケアをすることで、靴のキレイさを維持することができ、靴を長持ちさせることにもつながります。また、服と同じように、買い替えのタイミングを逃さないことにも、一役買ってくれますよ。
こまめにケアをすることで、靴のキレイさを維持することができ、靴を長持ちさせることにもつながります。また、服と同じように、買い替えのタイミングを逃さないことにも、一役買ってくれますよ。
素敵な傘をもつ
毎日使うわけではないからと、適当な傘を使っていませんか?服装のパターンが少ないミニマリストこそ、傘にこだわるとグッと素敵になれますよ。持ち服にはないような色の傘を選んで“指し色”にしたり、服は無地しか着ないけど傘を柄物にして“アクセント”にしてみたり。傘をファッションアイテムの1つにして、いつもと少し違う装いを楽しんでみては?素敵な傘は、ミニマルファッションを底上げしてくれるアイテムなんです。
髪
美容院選びは妥協しない
出典:unsplash.com
ファッションがミニマルだからこそ、髪型が大切になってきます。ミニマルファッションを底上げしてくれるような、クオリティの高い髪型にするのが理想的。そのためには、信頼できる美容院を見つける必要があります。近いから、安いからとなんとなく通うのではなく、「ここで切れば一定のクオリティをクリアできる」という美容院を見つけたいところ。
そして、通う頻度にも気をつけましょう。髪型がくずれてくると、ミニマルファッションが野暮ったく見えてしまいます。間を空け過ぎずに通いましょう。
そして、通う頻度にも気をつけましょう。髪型がくずれてくると、ミニマルファッションが野暮ったく見えてしまいます。間を空け過ぎずに通いましょう。
楽な髪形をオーダーする
信頼できる美容院を見つけても、管理がむずかしい髪型にしてしまっては意味がありません。いくら見た目が素敵でも、そういった髪型は合理的なミニマリストには合わないからです。ミニマリストには、「セットが簡単なのに“きまる”髪型」がおすすめ。
いい美容院では、それぞれの髪質やライフスタイルに合った髪型を提案してくれます。通い続けることで、自分のことをより深く理解してくれ、こちらのニーズに合った新しい髪型を提案してくれることも。
いい美容院では、それぞれの髪質やライフスタイルに合った髪型を提案してくれます。通い続けることで、自分のことをより深く理解してくれ、こちらのニーズに合った新しい髪型を提案してくれることも。
毛先にオイルをつける
楽な髪型だからとセットをしないでいると、一気に野暮ったくなってしまいます。とはいっても、手のかかるセットは必要ありません。大切なのは「ツヤを出す」ことです。ヘアオイルを使うとツヤを出すことができますが、髪の根元からしっかりつけてしまうと、「髪がベタベタの人」になってしまいます。
なので、オイルを少量手にとったら、まずは毛先につけていきます。その残りを中間部分につけ、最後に根本付近にほんの少しつける、といった手順でツヤを出していくのがおすすめです。
なので、オイルを少量手にとったら、まずは毛先につけていきます。その残りを中間部分につけ、最後に根本付近にほんの少しつける、といった手順でツヤを出していくのがおすすめです。
からだ
爪のスタイルを決める
爪までふくめてファッションと捉えると、より洗練された印象になります。そこでおすすめなのが、“自分の爪のスタイル”を決めておくこと。「ファッションがミニマルだから爪でアクセントをつけたい」「何も塗らないほうがミニマルだと思うから塗らない」など、自分に合ったスタイルを見つけ、それを維持するための習慣をもちましょう。
長い爪であっても、きちんとケアできていれば清潔感を出すことはできます。キレイさを維持できるかどうかも踏まえて、考えてみましょう。
長い爪であっても、きちんとケアできていれば清潔感を出すことはできます。キレイさを維持できるかどうかも踏まえて、考えてみましょう。
歯のケアに力を入れる
ミニマルファッションは、服以外の部分を目立たせるという側面があります。そして、歯もその1つ。虫歯の有無、歯の色など、ケアできるところはしっかりケアしましょう。歯並びまで考えることができれば理想的ですが、コストが大きくなるので慎重に。毎日の歯磨きでも、フロスや歯間ブラシを使うなどの“清潔感につながる働きかけ”は充分できます。歯のケアは、健康面から見ても重要なこと。しっかりと力を入れていきたいところですね。
ムダ毛をコントロールする
歯と同じように、目立ってしまうのが“ムダ毛”です。脇や腕、足などの“面積の大きな部分”については、きちんとケアしている人も多いようですが、「面積の小さい部分までケアできているかどうか」も、清潔感に大きくかかわってきます。
とくに顔の産毛、手足の指の毛は、しっかりとケアしておきたい部分です。「薄いからこのままでいいか」と、放置するのはNG。毛の量に関係なく、ムダ毛と呼ばれる部分の毛についてはケアを考えましょう。肌の透明感がUPし、ミニマルファッションが映えるでしょう。
とくに顔の産毛、手足の指の毛は、しっかりとケアしておきたい部分です。「薄いからこのままでいいか」と、放置するのはNG。毛の量に関係なく、ムダ毛と呼ばれる部分の毛についてはケアを考えましょう。肌の透明感がUPし、ミニマルファッションが映えるでしょう。
ミニマルファッションに磨きをかけて
出典:unsplash.com
ファッションは、服だけで成立するわけではありません。見た目の要素1つ1つが合わさることで、はじめて“ファッション”になります。ミニマリストになったことで“減らすことができた時間やエネルギー”を、「自分を素敵にすること」「ミニマルファッションを磨くこと」に費やしてみる。そういったことを続けていけば、今よりもっと自信があって、“今よりもっと素敵なミニマリスト”になることができるのではないでしょうか?
素敵な画像のご協力、ありがとうございます。