「後でやろう」が片付かない原因です
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片付かない原因はさまざまありますが、中でも最たるものが、「後でやろう」とすることです。
この「後で」を「今すぐ」に変えるだけで、いつまでも片付かない汚部屋が、すっきり片付いた部屋へと変わります。
やる気や意志の力に頼ると挫折しがちですが、ルールや仕組みに従って淡々とこなす。それが「お部屋すっきりリセット」成功の秘訣です。
この「後で」を「今すぐ」に変えるだけで、いつまでも片付かない汚部屋が、すっきり片付いた部屋へと変わります。
やる気や意志の力に頼ると挫折しがちですが、ルールや仕組みに従って淡々とこなす。それが「お部屋すっきりリセット」成功の秘訣です。
「お部屋すっきりリセット」基本のルール
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面倒くさい。後でいいや。そんなものぐさな気持ちが、お部屋を荒らします。
まずは、どんな心理が片付けの邪魔をしているのかを知ること。そして、合理的に考え、ルールに従って行動していくことです。
まずは、どんな心理が片付けの邪魔をしているのかを知ること。そして、合理的に考え、ルールに従って行動していくことです。
「まとめて」よりも「そのつど」行動する
後でまとめて片づける。効率がいいように見えますが、極端に負荷がかかるためストレスになります。
片付けだけでなく、仕事や家事、勉強にしても同じこと。「まとめて」よりも「そのつど」行動することが、心理的なハードルも小さくて済むのです。
片付けだけでなく、仕事や家事、勉強にしても同じこと。「まとめて」よりも「そのつど」行動することが、心理的なハードルも小さくて済むのです。
効果を実感しやすい場所をきれいにする
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片付けの効果が感じられなければ、やる気もそがれますし、習慣化しにくいもの。片づけ後の清々しい気持ち、使い勝手の改善など、効果が実感しやすい場所から取り掛かります。
リビングのように長くすごす場所、ソファに座ったときに目につくポイント。比較的物が少ない収納や、デスクのような小さなスペースから始めてみるとよいでしょう。
リビングのように長くすごす場所、ソファに座ったときに目につくポイント。比較的物が少ない収納や、デスクのような小さなスペースから始めてみるとよいでしょう。
「また使うかも」にかかるコストを考える
また使うかもと処分を見送ると、物がどんどん蓄積されていきます。その間、保管している場所にも家賃や住宅ローンというコストが確実に発生しているのです。
今使っていないもの、買い直せるものなら潔く捨て、無駄なコストをなくしていきます。
今使っていないもの、買い直せるものなら潔く捨て、無駄なコストをなくしていきます。
一度に終わらせようとしない
片付けに挫折しないためには、一度に終わらせようとしないこと。毎日コツコツと継続することが大切です。
今日は1時間だけ、引き出しひとつ分だけ、ゴミ袋がいっぱいになったら一区切りする……というように、リミットを設けること。あともうちょっと、というところで終わらせるのが、継続するコツです。
今日は1時間だけ、引き出しひとつ分だけ、ゴミ袋がいっぱいになったら一区切りする……というように、リミットを設けること。あともうちょっと、というところで終わらせるのが、継続するコツです。
何を残して何を捨てる?取捨選択のルール
何を残し、何を捨てるのか――。万人にあてはまる正解はなく、自分の最適解は自分で見つけるしかありません。
「お部屋すっきりリセット」で提案する取捨選択のルールは、大まかな目安です。その目安をもとに、自分にとって必要なもの、そうでないものを見極めていきます。
「お部屋すっきりリセット」で提案する取捨選択のルールは、大まかな目安です。その目安をもとに、自分にとって必要なもの、そうでないものを見極めていきます。
「サンクコスト」に惑わされない
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サンクコストとは、どうやっても取り返せないコストのこと。買った値段や投資したお金にとらわれると、判断に迷ったり決断がにぶったりして、捨てられなくなるのです。
購入時は高かったものでも、時間の経過とともにその価値は下がっていきます。もう二度と使えない、役に立たないものを持ち続けても、コストを回収することはできないのです。
購入時は高かったものでも、時間の経過とともにその価値は下がっていきます。もう二度と使えない、役に立たないものを持ち続けても、コストを回収することはできないのです。
「活躍しているもの」に投資する
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わたしたちが所有している物は、大半が活躍せず眠っている状態です。稼働率が高いものは、ごく少数でしょう。ふだんから活躍しているものは、そのぶん傷みも早いものです。
そういったものに投資するのです。新しく買い替えたり、必要な数をそろえたり。不要なものを処分して、収納場所をぜいたくに使うのも、活躍しているものへの投資です。
そういったものに投資するのです。新しく買い替えたり、必要な数をそろえたり。不要なものを処分して、収納場所をぜいたくに使うのも、活躍しているものへの投資です。
場所別「取捨選択のルール」
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ここでは、取捨選択のルールの目安をご紹介します。物があふれかえらないように、ご自身に合った基準のご参考になさってくださいね。
【クローゼット】今のライフスタイルに合うもの
【玄関】靴は普段使いの2~3足+シーズンもの
【サニタリー】最低限の物を1種類ずつ
【キッチン】代用が利くもの、使用頻度が高いもの
【寝室】睡眠を妨げるものを置かない
【リビング】掃除の邪魔になるものは置かない
【玄関】靴は普段使いの2~3足+シーズンもの
【サニタリー】最低限の物を1種類ずつ
【キッチン】代用が利くもの、使用頻度が高いもの
【寝室】睡眠を妨げるものを置かない
【リビング】掃除の邪魔になるものは置かない
リバウンド防止のルール
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部屋を片付けてもすぐにリバウンドしてしまうのは、片づけのルールが習慣化されていないからです。一時の感情で物を捨てすぎても、リバウンドしやすいというのもあります。
焦らず、慌てず、自分のペースで。リバウンド防止のルールに沿って生活していけば、おのずと整ってくるはずです。
焦らず、慌てず、自分のペースで。リバウンド防止のルールに沿って生活していけば、おのずと整ってくるはずです。
「IN」を抑える
新しく買ったり、人からもらったり、物を家に入れる前に。使用頻度はどうか? 代用できるものはないか? 占有スペースはどのくらいか? などを検討します。
好みではないものは受け取らない。ダイレクトメールの類は玄関で処分する。生活のあらゆるシーンで「IN」を抑えるのです。
好みではないものは受け取らない。ダイレクトメールの類は玄関で処分する。生活のあらゆるシーンで「IN」を抑えるのです。
「OUT」を管理する
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無意識でも物は家に入ってきますが、意識しないと物は出ていきません。物が入ってきたら出すことを徹底し、「OUT」を管理するのです。
収納はひと目で見てわかるように。必要なものを必要なときに、必要な量だけ持つようにする。特に、食料品や日用品などの消耗品は、消費量に合わせた量を持つことが基本です。
収納はひと目で見てわかるように。必要なものを必要なときに、必要な量だけ持つようにする。特に、食料品や日用品などの消耗品は、消費量に合わせた量を持つことが基本です。
「後でやる」よりも「リアルタイム」で
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物が多いとものぐさになります。「後でやる」と言いながら、結局やらずに終わるのです。そうやって部屋はリバウンドしていきます。
物が少なければ、邪魔するものもありません。「リアルタイム」で身軽に行動できるのです。これを継続していきます。
物が少なければ、邪魔するものもありません。「リアルタイム」で身軽に行動できるのです。これを継続していきます。
10のルールですっきりリセットしよう
「お部屋すっきりリセット」10のルールをご紹介しました。
やる気や意志の力に頼ると挫折してしまいます。ルールや仕組みに従い、自分のペースで淡々とこなすことが、「お部屋すっきりリセット」成功の秘訣です。
あなたも無理なくできそうなところから、始めてみてくださいね。
やる気や意志の力に頼ると挫折してしまいます。ルールや仕組みに従い、自分のペースで淡々とこなすことが、「お部屋すっきりリセット」成功の秘訣です。
あなたも無理なくできそうなところから、始めてみてくださいね。