上手な部屋干しで梅雨の洗濯もすっきり快適に
部屋干しで気になる生乾き臭…その原因とは?
臭いの元は洗濯物に残った雑菌や汚れ
湿った状態が続くことで、雑菌が繁殖してしまう

雑菌は水分が多い状態を好み、洗濯物に残った汚れをエサとします。そのため、洗ったあとの濡れた状態が長いほど、どんどん菌が繁殖してしまい、結果として生乾きの臭いになってしまうのです。
生乾き臭を抑えるためには「短い時間で干すこと」が大切◎
上手に部屋干しするテクニック【洗う前】
脱いだ衣類は、通気性のいいランドリーバスケットへ
洗濯機に入れる洗濯物は「7割ほど」を目安に
洗濯機でしっかり汚れを落とすためには満タンに洗濯物を入れるのではなく、7割程度の量に抑えておきます。節水モードだと汚れが落ちにくい場合があるので、水量を多めにして洗濯物にしっかり水と洗剤が通るようにするのもポイントです。
部屋干し用の洗濯洗剤を使うのもおすすめ
部屋干しのための洗濯洗剤も豊富にあります。皮脂汚れなどがしっかり落とせるように洗浄力が高くなっていたり、除菌や抗菌効果があったりします。普段の洗剤で臭いが気になる時は、部屋干しの時だけで洗剤を変えてみてもいいですね。
定期的な洗濯槽クリーニングを忘れずに!
上手に部屋干しするテクニック【干す環境】
室内の風が通りぬける場所に干す
エアコンやサーキュレーター、扇風機の風を活用
なるべく部屋の真ん中に干す
衣類乾燥できる布団乾燥機があると便利!
換気扇のあるところに干す
浴室乾燥機は扇風機やサーキュレーターと併用するのが◎
上手に部屋干しするテクニック【干し方】
脱水が終わったらすぐに洗濯機から取り出して!
洗濯機の乾燥モードを10分ほど使う
洗濯物が重なる部分を減らし、表面積を広くとった干し方を
洗濯物がアーチ状に並ぶように干す
ピンチハンガーに干す場合、両端には長い洗濯物、真ん中になるにつれて短い洗濯物になるように干すのがコツ。アーチ状に干すことで空気が流れやすくなり、乾きが早くなります。
10~15cm程度の間隔をあけて干す
フードは専用ハンガーで重ならないように干す
室内干しで役立つおすすめグッズ
省スペースにたくさん干せる折りたたみ式の物干し
上下に伸縮する構造で、省スペースにたくさんの洗濯物を干せる物干しです。キャスター付きで移動が楽にでき、たためば厚さ10cmほどなのでベッド下などの隙間へも楽に収納できます。
エアコンの風を効率よく当てられるハンガー
エアコンに取り付けるハンガーがあれば、エアコンからの風を効率よく当てることができて早く乾きます。また、床に物干しを置かずに済むので、部屋が狭くならないメリットも。
シーツもコンパクトに部屋干しできるくるくるハンガー
シーツなどの大物を室内干ししたい時におすすめなのがこちら。渦巻き型のハンガーで、大きなシーツもコンパクトに干すことができます。シーツ以外にバスタオルやストールなどを一気に干す時にも◎
ドアや鴨居に物干しスペースが作れるtowerのハンガー
こちらは山崎実業towerのハンガーフック。浴室などのドアやリビングの鴨居につけると物干しスペースが作れます。こちらのハンガーを2本使って物干し竿を引っかければたくさん干すこともできますよ。使わない時はコンパクトにしまっておけるのも便利なポイント。
布団乾燥機とあわせて使うカバー
布団乾燥機を持っている人は、こちらのカバーを併用するのがおすすめ。カバーで洗濯物を覆って、布団乾燥機のノズルを差し込むと温風が循環して効率よく乾かせます。サイズは3種類あるので洗濯物の量にあわせて選ぶといいですね。
生乾き臭の原因は、洗濯物に残った汚れや雑菌です。特に雑菌は普通に洗濯しただけでは落ちず、乾かしたり紫外線に当てたりしても残るため、一度洗濯物についてしまうとなかなか減りません。