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色あせたアイテムを蘇らせるDIY染色
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着古した洋服や、色あせたり汚れがついたアイテムをそのまま捨てていませんか?ゴミ箱に入れる前に、ぜひ自宅で好きな色に染めてみてください。どこか古びた印象だったアイテムもきれいに蘇ります。染め物体験は、お子さんのアクティビティ作りに悩んでいるママにもおすすめです♪ハンカチなど小さいアイテムならお子さんでも楽しみながらチャレンジできます。ぜひ、あなたも手作りの魅力をのぞいてみてください。
【はじめに】染まりやすい素材&染まらない素材は?
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染料や染色方法は色々ありますが、家庭で手軽に楽しむためには染める素材選びが重要です!基本的には、動物由来や植物由来の繊維のものを選びましょう。家庭で染めやすい素材はこちらです♪
・コットン(綿)
・麻
・シルク
・レーヨン
・テンセル
これらの素材であれば市販の染料でも草木染めでもきれいに仕上がります。注意しなくてはいけないのが混紡素材の場合!均一に染まらないこともあるため、染める前にきちんと素材を確認してください。ポリエステルやアクリルなどの化学繊維は染まりにくいと思っておいた方が無難ですが、染料によっては化学繊維100%や混紡生地でも染められるものもあります。染めたいものと使いたい染料をしっかり見比べるようにしましょう。
・コットン(綿)
・麻
・シルク
・レーヨン
・テンセル
これらの素材であれば市販の染料でも草木染めでもきれいに仕上がります。注意しなくてはいけないのが混紡素材の場合!均一に染まらないこともあるため、染める前にきちんと素材を確認してください。ポリエステルやアクリルなどの化学繊維は染まりにくいと思っておいた方が無難ですが、染料によっては化学繊維100%や混紡生地でも染められるものもあります。染めたいものと使いたい染料をしっかり見比べるようにしましょう。
PART1:自宅で染色するときの基本のステップ
本格的な染色をするには寸胴鍋などが必要で広いスペースが必要ですが、少量であればご家庭のキッチンなどでも楽しめます。ここからは、基本的な手順を紹介します。
①まずは洗濯から
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綺麗にムラなく染めるためには、洗濯しておくことがポイントです。油や汚れ、洗濯ノリが付いていてば均等に染料が入っていかないからです。また、白い生地を染める場合には漂白をしておくと発色よく仕上がります。
②いざ染め上げる!
市販の染料と草木染めなど自然の染料では方法や道具が異なります。鍋でグツグツ煮る方法から、ぬるま湯につけておくだけの方法と様々なので、使う染料に応じて説明書などを熟読しておきましょう!ちなみに、「しぼり染め」や「ろうけつ染め」などで模様をつけたい場合は、染める前に作業をしておかなくてはいけません。
③必要であれば色止め&ソーピングをしよう
染料によっては余分な染料やカスを洗い流す「ソーピング」という作業や、色落ちを防ぐための「色止め作業」をしなくてはいけない場合もあります。市販の染料の場合は、必ず染料の説明欄に別途色止剤が必要であれば明記されていますので、作業前に確認しましょう。草木染めの場合は、媒染剤と呼ばれるアルミニウム由来の薬品で色止めします。
繊維の中で染料と化学反応を起こして色を定着させます。危険な薬品なので、お子さんが触れられないところで保管して扱いには気をつけましょう。
SEIWA アルミ 媒染液 250g
825円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
④日陰干しして完成♪
染めあがったら、日陰で干しましょう。天日干しでもOKな染料もありますが、特に自然由来の染料は紫外線に弱いものもあるため、日陰干しの方が安心です。
PART2:市販?手作り?お気に入りの染料を見つけよう!
染料は市販のものから身近な材料を使ったものまで、多種多様。ここでは、おすすめの染料をいくつか紹介します。
お手軽&おすすめの市販染料
こちらはぬるま湯と塩さえ用意すれば染色できる染料です。漬け込む時間によって濃淡が調節できるので、お好みに合わせて色々楽しめます。♪また、熱湯を使わないため、親子で楽しむのにもぴったり!カラーは15色以上もあるので、きっとお気に入りのカラーがみつかるはずです。
DYLON プレミアムダイ (繊維用染料) 50g col.05 サンフラワーイエロー
648円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
こちらはポリエステル繊維も家庭で染められる染料です。これを使えば、染められる素材の幅がぐんと広がります!熱湯は必要ですが、煮る必要がないため楽に楽しめるのもポイントです。カラーが20色以上あるのも嬉しいですよね♪
桂屋ファイングッズ みやこ染 ECO Col.65 ベージュ
350円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
自然派の方は身近な素材を使おう!
野草を使う草木染めは有名ですが、家庭から出る野菜くずや意外な材料から綺麗に染めることもできます。ここではほんの一例を紹介しますが、それ以外にも、赤じそやビーツなど色の濃い野菜なども染料として使えますので、実験気分で色々試してみるのも楽しいですよ!
紅茶&コーヒー(ベージュ・淡い茶色)
玉ねぎの皮(やまぶき色)
ブドウの皮(薄紫色)
桜の枝(ピンク色)
黒豆(淡い青色)
野菜は最後まで使う!「のこり染め」
農家の方が大切に育てた野菜を最後まで使い切る!そんな考えからじわじわ流行っているのが「のこり染め」です。我が家でも子供と試したところ、5歳なりに色々感じたようで、野菜を残さず食べてくれるようになりました!夏休みの自由研究にもぴったりの内容なので、お子さんがいる方はぜひ試してみてください。
【番外編】染めずに「脱色」してみる
ファッションアイテムのカラーリメイクは染色だけではありません!キッチン用漂白剤を使って脱色するのもおすすめです。オリジナルアイテムを作りたい方は、ぜひこちらもチャレンジしてみましょう。
おうち時間を染色で楽しもう♪
(筆者撮影)
染色はバッグやハンカチなどの小物から洋服まで、オリジナリティのあるものに変身させられる素敵な方法です。使う染料や漬け込む時間によって、色々なカラーは風合いを表現できますので、ぜひあなたも試してみてください。また、何かと自宅で過ごさなくてはいけない今だからこそ、おうち時間を楽しく盛り上げるのにも染色はぴったりです♪手軽に楽しみたい方は市販の染料を使ってみましょう。また、色々なカラーを実験的に染めたい方は、身近な材料を使う草木染めやのこり染めがおすすめです。ぜひ、ご家庭で簡単にできる染色に挑戦してみてください。