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新しいクラフトにチャレンジしたい方におすすめなのが、今流行りのラタン編みです。ラタン編みは見た目ほど難しくなく、必要な材料や道具が安価なので、新しい趣味として始めるのにぴったりです♪また、仕上がった作品は日常生活で使えたり、プレゼントにしても喜ばれます。ぜひ、かわいくておしゃれなラタン編みに挑戦してみてください。基本の材料や道具から、抑えておくべきポイント、初心者の方でも挑戦できるレシピまで紹介していきます!
これだけ抑えればラタン編みができる!基本の材料と道具
ラタン編みに必要な材料や道具は、特別なものはあまりなく割と手軽に揃えられます。まずは、基本的な作業に必要なものから揃えてみてください。そうすれば、小さい小物からバスケットまで編めてしまいます!
一般的に売られているラタン(籐)は、太さ1mm〜3mmまで種類があり、作る作品によって使い分けます。1mmや1.25mmの太さのものは、細かいアクセサリーなどを編む時に使います。1.5mmから2mmのラタンはコースターなどの小物向き、それ以上の太さがバスケットなどに適しています。一番色々なアイテムに使えるのが、2mmから2.5mmのラタンで、アクセサリーからバスケットまで編めます。まず買うのであれば、この辺りの太さのラタンを選んでください。
籐工芸 籐丸芯 φ2.5mm 約100g
1,129円(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
ラタンを切るのに使います。普通の文具バサミでも切られないことはないですが、切り口が潰れてしまったり、刃が痛んでしまうので、できれば切れ味のいい剪定バサミを用意しましょう。刃の長さが短いタイプが使いやすいです。
浅香工業 ガーデン鋏
547円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
細かい隙間にラタンを差し込む時に穴を広げるために使います。どんなタイプでも使えますが、出来るだけ短く先端が細いタイプがおすすめです。ただし、間違って手に刺してしまうこともありますので、使う時は注意してください。
清原 KIYOHARA 目打ち
490円〜(税込)
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編み途中でラタンを束ねて置くのにあると便利です。ただし、あまり挟む力が強いものを選ぶと、ラタンに跡がついてしまうので、あまり力が強すぎないタイプを選びましょう。
パール金属 サステイン ステンレス製ピンチ
319円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
編み途中にラタンを湿らせるために必要です。どんなタイプでも構いませんので、ぜひ作業が楽しくなるようなおしゃれでお好みのデザインのものを選んでください。
ラタン編みを始める前に知っておきたい3つのポイント
ラタンの編み方を覚える前に、知っておいていただきたいポイントがあります。このポイントさえ抑えれば、あとは編み方次第で色々な作品を作れます。また、きれいに仕上げるためにも大切なポイントなので、ぜひ参考にしてください。
こちらは最も基本的なポイントです。ラタンは乾燥すると曲げにくくなり、作業中に簡単に折れてしまいます。しっかりとしなるようにするには、水分を十分に含ませておかなくてはいけません。まず、編み始める前にラタンを水に10分を浸しておきます。そうすると、ラタンがしっかり湿ります。その後作業を進めて行くうちに、ラタンが乾いてきたらスプレーボトルに入れた水を吹きかけて、こまめに濡らしてください。せっかく途中まで編み進めても、湿られておかなければ途中で折れてしまうことがよくありますので、注意しましょう!
バスケットなどを大きなものを作る場合には、どうしても編み目を揃えてきっちり編みたくなりますが、最初のうちはあまり目が揃っているかは気にせずに、ラフな気持ちで編み進めましょう。目揃いが気になって何度も編みなおしてしまうと、ラタンがだんだんと潰れてしまい、きれいに仕上がらなくなります。ラタン編みの良さは、多少歪んでも可愛く仕上がることです。
天然のラタン材は、白っぽい色をしていますが、アンティーク調の飴色にしたい場合や黒や赤などの色をつけたい場合には、染色できます。長年使い込んだような自然な茶色に仕上げたい場合には、コーヒーや紅茶を濃いめに煮出した液体に塩を加えて、その中にラタンを入れて少々煮れば、色が付きます。
その他の色にしたい方は、布用の染料を使いましょう。バスケットなど大きな作品は、編む前のラタン材を染め、アクセサリーなどの小物は編んでから染めるときれいに仕上がります。
マックスポイント ベストカラー (液体染料60ml)
378円(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
今すぐチャレンジ!簡単にできるラタン編みレシピ10選
材料と道具が揃ったら、早速色々なレシピにチャレンジしてみましょう!レシピ①からレシピ⑩まで、段々と難易度が上がっていきますので、最初は順番に編んでいくとうまくいきます。どれも実用的なものやおしゃれなものばかりなので、ぜひ参考にしてください♪
ボリュームのあるブレスレットは手首を細く見せる効果があるのでおすすめです。初心者の方でも30分もかからず仕上がりますので、まず材料の質感に慣れるために挑戦してみてください。
まずは、かごの底面によく使われる基本的な編み方を使ったコースターにチャレンジしてみてください!この編み方を理解すれば、色々な作品に応用できます。また、たくさん作れば編む時の手の感覚がわかってきます。
編み進めるサイズを変えれば、ミニプレートにもなりますので、大小色々作ってみても素敵です♪
こちらでもコースターの編み方を紹介しています。ぜひご覧ください。
こちらは、とても簡単な菜の花結びと三つ編みを使ったヘアアクセサリーです。モチーフを編んで裏からリングでヘアゴムをつけただけなので、初心者の方でもあっという間に作れます。また、つける金具を変えれば、ネックレスやブローチなどにもアレンジできるので、プレゼントにするのも素敵です。写真のように茶色く仕上げたい場合は、モチーフを編んだ後に染めましょう。
リボンモチーフの編み方は、こちらで紹介しています。とても簡単なので、ぜひ参考にしてください。
レシピ④インテリアのアクセントになるアロマディフューザースティック
水引の編み方を応用して作ったアロマディフューザースティックです。一見簡単そうに見えますが、ループの大きさを揃えてバランスよく仕上げるのに、コツが必要です。装飾的なラタン編みをする前の練習にぴったりなので、ぜひチャレンジしてみてください。
編み方はこちらをご覧ください。合わせて無水エタノールを使わないディフューザー液の作り方も紹介しています。
こちらは立ち上がりがあるものを作る時の基本的編み方を使ったレシピです。この編み方を覚えれば、素敵なバスケットも作れます。サイズやラタンの太さを変えれば、ボリュームのある指輪にもアレンジできますので、ぜひチャレンジしてみてください。
100均などで変える円形ミラーをおしゃれなインテリアアイテムに変身させるレシピです。きれいな円形に仕上げるのに細かい調整が必要ですが、編み方自体は基本的な方法を使います。
今まで紹介した基本的な編み方を組み合わせた花瓶カバーのレシピです。シンプルで味気ない花瓶も、このカバーに入れればおしゃれになります。ランダムな編み目がポイントなので、初心者の方が編んでも粗が目立ちにくいです。
大きな作品に挑戦したい方は、ぜひこのシンプルなカゴから作ってみてください。動画では自然のツルを使っていますが、太いラタンでも編めます。色々なサイズを作ってみて、並べておいてもかわいいですよね♪
基本のカゴを編んだら、少し縁が変形したこちらのカゴにチャレンジしてみましょう。編む作業は少ないですが、きれいにバランスよく仕上げるのに力加減の調整などば必要です。でも、出来上がった時の達成感がとても大きいので、時間に余裕があるときに試してみてください!
綺麗なバスケットを編む時に重要なのが、自然なカーブを描きながら編むことです。これはかなり難易度が高いので、練習が必要です。そんな時には、ぜひこのランプシェードに挑戦してみてください。どこからみても同じカーブに仕上がるように編まなくてはいけないので、いい練習になります。
かわいいラタン編みについてもっと知りたい方におすすめの書籍
いろいろなラタン編みのレシピを紹介しましたが、もっとラタン編みを極めたい方は、ぜひ書籍を買って読んでみてください!様々な編み方やきれいに編むコツが載っています。どれも写真入りで編み方が解説されていますので、動画では分かりづらいという方にもおすすめです。
ラタン編みを始めたら、まずはアクセサリーなどの小物を作るのがおすすめです。時間もかからず作業が簡単なので、初心者でもきれいに仕上がります。そこで、小物のレシピに特化した本を紹介します。
■「籐で作るアクセサリーと小物: 10 種類の飾り結びで作るバングル、ブローチ、バレッタ etc.」
小物のレシピに特化した一冊です。簡単なのにおしゃれな作品ばかりなので、まずラタン編みに慣れたい方におすすめします。
籐で作るアクセサリーと小物: 10種類の飾り結びで作るバングル、ブローチ、バレッタetc.
1,540円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
やはりラタン編みをするからには、可愛らしいバスケット編みにも挑戦したいですよね。そこで、インテリアのアクセントにもなるデザインが凝ったレシピが載っている本を紹介します。
■『ラタンワークの暮らし小物とアクセサリー ノスタルジックな籐編み』朝倉あすか(文化出版局)
アクセサリーなどの小物から、果物カゴやカバンなど多岐に渡ったレシピが載っています。どこかレトロで個性的な作品ばかりなので、見ているだけでも素敵な一冊です。
ラタンワークの暮らし小物とアクセサリー ノスタルジックな籐編み
1,760円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
やはり何事にも基本が大切!ということで、カゴ編みの基本から応用編まで網羅した教科書のような本を紹介します。コラムも掲載されているので、読み物としても充実しています。
カゴやお皿…使えるオーソドックスレシピが盛りだくさん
■『籐かご教室「紡ぎ」の 籐編みのかご』(朝日新聞出版)
かご編みの基本や応用の編み方まで全てわかる教科書的な一冊です。この本に載っている編み方をマスターすれば、カゴ以外にも色々作れますので、ラタン編みを極めたい方におすすめします。
籐かご教室「紡ぎ」の 籐編みのかご
1,700円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
ラタン編みの基礎的知識からきれいに仕上げるポイント、初心者でも挑戦できるレシピなどについて紹介してきました。ラタンのアイテムは、お部屋にちょっと置いておくだけでノスタルジックで温かみのある印象になります。また、シンプルなのにアクセントになるラタンアクセサリーも人気です。ご自分用はもちろんプレゼント用に作っても素敵なので、ぜひほっこりかわいいラタン編みにチャレンジしてみてください♪
一般的に売られているラタン(籐)は、太さ1mm〜3mmまで種類があり、作る作品によって使い分けます。1mmや1.25mmの太さのものは、細かいアクセサリーなどを編む時に使います。1.5mmから2mmのラタンはコースターなどの小物向き、それ以上の太さがバスケットなどに適しています。一番色々なアイテムに使えるのが、2mmから2.5mmのラタンで、アクセサリーからバスケットまで編めます。まず買うのであれば、この辺りの太さのラタンを選んでください。