「暮らしのミニマル化」は、心豊かに生きることです
もっと欲しい、もっと持っていたい。そんな渇望感から抜け出せず、いつも満たされないでいる――。
これは、物質的な豊かさ以前に、心が貧しくなっている状態です。
「暮らしのミニマル化」をすれば、自分にとって本当に必要なものが見えてきます。物の量は少なくても、じゅうぶんに心は満たされ、豊かに生きることができるのです。
これは、物質的な豊かさ以前に、心が貧しくなっている状態です。
「暮らしのミニマル化」をすれば、自分にとって本当に必要なものが見えてきます。物の量は少なくても、じゅうぶんに心は満たされ、豊かに生きることができるのです。
持ち物のミニマル化
出典:unsplash.com
満たされない心を埋めるべく、物に依存していませんか。さして必要でない物を抱え込んでいては、部屋は狭くなり、お金も減っていくばかりです。
持ち物をミニマル化するということは、好きなものだけに囲まれる暮らしになるということ。それはすなわち、物に依存せず、心を満たすということなのです。
持ち物をミニマル化するということは、好きなものだけに囲まれる暮らしになるということ。それはすなわち、物に依存せず、心を満たすということなのです。
洋服
洋服のミニマル化は、気に入っているものだけを残すことに尽きます。そのためには、主軸となるアイテムを決めることです。
着心地、肌触り、素材感など、マイ定番の条件は何でしょうか。限りなく一軍寄りのワンマイルウェアなら、着回しが利き、持ち数を減らすことができます。
着心地、肌触り、素材感など、マイ定番の条件は何でしょうか。限りなく一軍寄りのワンマイルウェアなら、着回しが利き、持ち数を減らすことができます。
道具類
暮らしのさまざまな道具類は、ずっと大切にしているもの、愛用していきたいものだけを残します。今の感覚に合わないもの、使わなくなったものは、手放しても差し支えないものです。
ただし、なんでもかんでも捨てるのはエコではありません。別の用途に見立てたり、必要としてくれる人に譲ったり、ゴミにしない工夫も必要です。
ただし、なんでもかんでも捨てるのはエコではありません。別の用途に見立てたり、必要としてくれる人に譲ったり、ゴミにしない工夫も必要です。
物欲との付き合い方
物を増やさないためには、物欲と上手に付き合っていくことです。欲しいものに出合ったとき、焦って決断したり、お得感に惑わされたりしないこと。
欲しいものリストを書いたり、画像を保存したりして、いったん寝かせるのが有効です。その間に、それを持つことで幸せを感じられるか、メンテナンスしながらでも使い続けたいか、使い道や着回しが限定されないかなど、検討します。
欲しいものリストを書いたり、画像を保存したりして、いったん寝かせるのが有効です。その間に、それを持つことで幸せを感じられるか、メンテナンスしながらでも使い続けたいか、使い道や着回しが限定されないかなど、検討します。
家事のミニマル化
無駄な手間や負担を減らし、時間にも空間にも心にもゆとりをもたらすのが、家事のミニマル化です。物の量が少なければ、おのずと家事もシンプルなものに変わっていきます。
そうすれば、あれもこれもしなければと焦ったり、自分を責めたりすることもありません。いつも気持ちよく、機嫌よくすごせるようになるのです。
そうすれば、あれもこれもしなければと焦ったり、自分を責めたりすることもありません。いつも気持ちよく、機嫌よくすごせるようになるのです。
食事
毎日の食事作りは、こうあるべきという姿に縛られないこと。がんばりすぎず、柔軟に考えることです。便利な家電やサービスも活用して、作り手の負担を軽くします。
メインは素材別に、サブは味付け別に定番化すれば、献立に迷うこともありません。作り慣れることで、調理時間や食材のロスも減らすことができます。
メインは素材別に、サブは味付け別に定番化すれば、献立に迷うこともありません。作り慣れることで、調理時間や食材のロスも減らすことができます。
掃除
出典:unsplash.com
時間をかけて丁寧に掃除するよりも、数分でできる毎日の小掃除、小片づけを続けること。それが、きれいな状態をキープする秘訣です。
そのためには、掃除道具を楽に取り出せる場所にスタンバイしておく。床に置くものはキャスター付きや脚付きのものにする、というように、掃除の障壁をなくす工夫をするのです。
そのためには、掃除道具を楽に取り出せる場所にスタンバイしておく。床に置くものはキャスター付きや脚付きのものにする、というように、掃除の障壁をなくす工夫をするのです。
収納
収納にすきまがたっぷりできるくらい、物量を減らすことです。そのうえで、見える収納には抜け感を作り、見えない収納は使い勝手よく整えます。
出したままになるものは、パッケージをはがしたり、かごで隠したりして、見た目をすっきりさせます。たまりがちな手紙や思い出の品は、定期的に向き合い、時が来たらお別れするのが賢明です。
出したままになるものは、パッケージをはがしたり、かごで隠したりして、見た目をすっきりさせます。たまりがちな手紙や思い出の品は、定期的に向き合い、時が来たらお別れするのが賢明です。
心地よく暮らすためのミニマル化
身のまわりの物を減らし、ものごとを小さくしていく。それだけでもじゅうぶん、これまでの暮らしから変化しているはずです。
さらに心地よい暮らしに変えていくためには、不便さや不快さをなくしていくこと。つい見て見ぬふりをしがちな、小さなストレスを丹念につぶしていくのです。
さらに心地よい暮らしに変えていくためには、不便さや不快さをなくしていくこと。つい見て見ぬふりをしがちな、小さなストレスを丹念につぶしていくのです。
住まい
住まいは疲れを癒し、リラックスする場所ですから、生活感を抑え、心安らぐ環境に整えます。部屋の入口から見える場所には、素敵なフォーカルポイントを。
入口から死角になる場所には、見せたくないものを配置します。悪目立ちする家電や生活用品は、コンパクトなものに取り換えるのがおすすめです。
入口から死角になる場所には、見せたくないものを配置します。悪目立ちする家電や生活用品は、コンパクトなものに取り換えるのがおすすめです。
人付き合い
人付き合いの範囲、人数、深さ、どれもほどほどがちょうどいいものです。どちらか一方が寄りかかりすぎたり、依存しすぎたりせず、お互いが自立した関係でいること。
そのうえで、いざというときに頼れる、信頼できる関係性を築くのです。また、相手が反応に困る話はしない、同意しかねる話は聞こえていないふりをするなど、大人の対応を心がけます。
そのうえで、いざというときに頼れる、信頼できる関係性を築くのです。また、相手が反応に困る話はしない、同意しかねる話は聞こえていないふりをするなど、大人の対応を心がけます。
健康
出典:unsplash.com
質の良い睡眠は、健康に直結します。睡眠に関係ないものは寝室には置かず、明かりはほのかなものでじゅうぶんです。
疲れをためないために、アロマやお灸、ヨガや瞑想などで日常的なセルフケアを習慣に。家にこもりがちなら、つま先立ちやドローインなどのついで運動で、筋力や体力をキープします。
疲れをためないために、アロマやお灸、ヨガや瞑想などで日常的なセルフケアを習慣に。家にこもりがちなら、つま先立ちやドローインなどのついで運動で、筋力や体力をキープします。
情報
情報は見る側に主導権があるということを忘れないこと、受け身にならないことです。テレビやネット、スマホとは距離を置き、必要以上にチェックしないようにします。
情報は多ければいいわけではなく、信用できるものだけを受け取る姿勢が大切です。アンテナは広げつつ、ゆるくつながる。興味を持ったものだけ、自らアクセスするようにするのです。
情報は多ければいいわけではなく、信用できるものだけを受け取る姿勢が大切です。アンテナは広げつつ、ゆるくつながる。興味を持ったものだけ、自らアクセスするようにするのです。
「暮らしのミニマル化」で、わたしらしく、心地よく。
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「暮らしのミニマル化」についてご紹介しました。
「暮らしのミニマル化」をすれば、自分にとって本当に必要なものが見えてきます。物の量は少なくても、じゅうぶんに心は満たされ、豊かに生きることができるのです。
少なく小さく暮らす心地よさを、あなたも感じてみてくださいね。
「暮らしのミニマル化」をすれば、自分にとって本当に必要なものが見えてきます。物の量は少なくても、じゅうぶんに心は満たされ、豊かに生きることができるのです。
少なく小さく暮らす心地よさを、あなたも感じてみてくださいね。