目標を持つことの効果は絶大!だけど…
仕事において望んだポジションにつきたい、今よりもっと綺麗になりたい、趣味や語学をもっと上達させたいなど…。何かを目標にしてそれに向かうことはさらなる上を目指すという点で素晴らしいことです。
でも「あの人より偉くなりたいから」「あの人よりも綺麗でいたいから」のように、誰かとの比較が目標のベースになっているのなら、目標を達成するのは難しいかもしれません。
目標を達成するために本当に大切なこととは何か改めて考え直し、今後の目標を設定してみませんか?
- 30代後半からの「ゆらぎケア」。素敵に年齢を重ねる秘訣キナリノ編集部
- 猫背、巻き肩、スマホ首… 簡単♪姿勢ケアをはじめましょうキナリノ編集部
つい比べてしてしまう誰かと自分
新年や年度末、一区切りついたというタイミングで何か目標を掲げることは、頑張る方向性を明確にし気持ちを新たにするという意味でとても励みになりますよね。ではその目標、どのように設定していますか?
例えば仕事において、同期で入った相手が自分より上の役職についていたら、自分だって同じように頑張っている、自分もそれ以上に昇進したい、と思うかもしれません。
あるいはコンペに出て自分ではない人が賞を取った時、「自分の方が表現が上手かったのに」と思うこと、ありますよね。悔しい思いやライバル心は強い原動力となるため、目標を設定する際の大きな後押しになるものです。
ですが相手との比較を目標のベースにしてしまうと、いざ同期よりも成績が上がった、ライバルに勝った時に「…さて、どうしよう…。」と次に続かないものではないでしょうか。
目標達成のために本当に必要な2つのこと
いつまでも持ち続けることができる目標というのは、誰かとの比較ではなく「自分がどうなりたいか、どうありたいか」が明確であることが必要です。
仕事において趣味で頑張っていることにおいて、あるいは美しさについて、自分はあの人よりも上、あるいは下、と考えたところで何の意味もありませんし、虚しくなってしまうでしょう。
1・自分の「こうありたい」という思いをしっかり掴む
他人との比較ではなく自分の思いをしっかり分析し、「こうなりたい」というイメージを掴むことがまずは大切です。誰かと切磋琢磨することは良いのですが、たとえ1人でも成し遂げたいこととは何か、探してみましょう。
自分の気持ちをノートに自由に書き出してみましょう。やりたいことはもちろん、やりたくないこと、こうはなりたくない、などを書き出していくのも気持ちを探るためには効果的です。
2・絶対に目標を達成するという「欲」をもつ
もう一つ大切なのはそれを成し遂げようとする「欲」です。目標は、掲げただけで満足したり、目標そのものをいつの間にか忘れてしまう、という方も案外多いですよね。
ですが、「自分は絶対にこれを叶えるんだ」という強い欲があれば、一歩ずつでも前進することができるはずです。強い欲を維持し続けるためにも、「こうなりたい」というイメージを明確に掴みましょう。
目標をかなえる力を引き出そう
自分の目標を叶えている人を見ると、「才能があるんだろうな」と思いたくなりますよね。ですが、本当のところは、明確なイメージ像に向かって一歩ずつ努力を積み重ねてきた人なのではないてしょうか。
あえて才能というなら、自分が求めるイメージを早い時期に掴めたこと、そして強い欲を持ち続けたことが、才能と言えそうです。ですが、誰しもこうなりたいという欲は持っているはず。
そのイメージを掴みきれていない、あるいは掴もうとしたことがないだけなのかもしれませんよね。誰かと比べるのではなく、自分が追い求めたいことを掴み、一歩ずつ進んでみませんか?