「自分の人生を生きる」とは?
誰かと比べたり、自分の望みを後回しにしたり、なんだか生きづらいと感じることはありませんか。それは、本当の自分を見失い、いつの間にか“他者を基準にすること”が当たり前になっているのが原因かもしれません。「自分の人生を生きる」ことができれば、自分軸を取り戻し、周りに振り回されることもなく、毎日をイキイキとすごすことができます。
思い当たることはありませんか?
「自分の人生を生きる」というのは、当たり前すぎてふだん意識することはないかもしれませんね。ただ、なんとなく生きづらい、いつも後悔ばかりしている、というようなことがあるのなら、要注意です。こんな思い当たることはありませんか?
・何かを決めるとき、自分がどうしたいのか分からない。
・相手の顔色をうかがって、自分の望みを後回しにする。
・人の目を気にして、いつもクヨクヨと思い悩んでいる。
・いつも誰かのために頑張っていて、自分のことは後回し。
・心から幸せだと感じることができない。
「自分の人生を生きる」ってどういうこと?
「自分の人生を生きる」とは、自分自身が心から喜び、納得し、幸せを感じられる状態のことです。どんな出来事にも感謝する心をもち、“今、ここ”に生きています。人の目を気にしたり、他者と比べたり、誰かの言いなりになることもありません。
「自分の人生を生きる」といいこと
「自分の人生を生きる」と、何気ない日常にも幸せを感じることができ、充足感で満たされます。自分が納得のいく選択ができるようになりますので、クヨクヨと思い悩んだり、誰かのせいにしたりすることもありません。軸がしっかりとしているため、周囲に左右されずブレませんし、そんな自分に自信がもてるようになります。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
「自分の人生を生きる」ためにできること
ではどうすれば「自分の人生を生きる」ことができるのでしょうか。ここでは、そのヒントをご紹介します。自分自身に否定的だったり、自信のなさから人の言いなりになっていたり、自分の意見を言えなかったり……。そんな現状から抜け出すためにできることを、今日から少しずつはじめてみませんか?
今の自分にOKを出す
なりたい姿を追い求めたり、人と比べたりして、今の自分にNGを出していませんか。向上心をもつことは大切ですが、「自分はダメだ」と完全に否定してしまうのではなく、「この部分はできていないけれど、別の部分はできている」とOKを出しましょう。今の自分にフォーカスすることで、「自分の人生を生きる」ことに近づけます。
自分のルール・哲学をもつ
世間の評価を気にしたり、親の期待に応えようとしたりして、辛くなっていないでしょうか。それは、自分の本心とはかけ離れた、他者の価値観を指標にしているから。
何かを決めるとき、物事の善し悪しを判断するとき、本当はどうしたいのかを自分自身に問いかけてみましょう。その小さな積み重ねから、自分のルールや哲学を育めるようになります。
自分の本質を知る
外側に見せている自分と、本当の自分とは異なるのが人間というものです。職場での自分、家庭での自分、友人といるときの自分、どれも少しずつキャラクターが違う、という経験があるでしょう。そのどれとも違う、本質となる自分をよく知ることが「自分の人生を生きる」ために必要です。
何が学べるか・どんな意味付けができるか
理想は「自分の人生を生きる」ことだけれど、家族や生活のために仕事や家事に追われ、毎日疲弊しているのが実際のところという方も多いでしょう。そんなときは、視点を変え、新しい意味付けをすることです。そこでどんな学びや気づきを得ているのか、自分自身のためにできることは何かを考えます。
「自分の人生を生きる」あなたへ贈ることば
「自分の人生を生きる」と覚悟を決めたあなた。本当は怖くて元に戻りたくなってしまうかもしれません。そんなとき、あなたの背中をそっと押してくれる珠玉のことばを集めました。一歩進んではまた一歩戻る……そんな日々を繰り返しながら、あなたらしい「自分の人生を生きる」道しるべとなるはずです。
何のために生きている?
人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ。 アルフレッド・アドラー
何のために生きているか分からなくなったとき、生きる意味を見失って途方に暮れてしまったとき。このことばを思い出してみてください。人生の意味は誰かから与えられるものではなく、自分自身が意味づけるもの。今からでも、いかようにも、人生は軌道修正ができるのです。
人生の選択に迷ったら
私たちの選択こそが、私たち自身を形作っているのです。ジェフ・ベゾス
人生のストーリーは、あなた自身が選択したもので成り立っています。人生の選択には迷いがつきもの。そんなとき、誰かの意見に流されたりしたら、不満や後悔しか残りません。それよりも、自分で選択した、と胸を張って生きていきたいものですよね。
本当にやりたいことは何?
今日が人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいか? スティーブ・ジョブズ
自分が本当にやりたいことが分からない。進むべき道が見つけられない。人に言われたことをやっているほうがラクかも……。そんなときは、今日が人生最後の日ならどうするか?と問いかけてみましょう。おのずと答えが見えてくるはずです。
幸せな「自分の人生を生きる」のはあなた自身
もう誰かのために犠牲になったり、本当の自分を見失ったりしないための、「自分の人生を生きる」ヒントをご紹介しました。
自分軸がしっかりとしていれば、周りに影響されたり、納得できない選択をしたりすることもありません。幸せな「自分の人生を生きる」のはあなた自身です。もし何かに迷いそうになったら、今回ご紹介したヒントを思い出してみてくださいね。
忙しさに追われて、自分がどうしたいのかを見失っている。誰かの期待に応えようとして、自分の言いたいことが言えずにいる……。こんな状態では、幸せな「自分の人生を生き」ているとは言えませんよね。自分が心の底から納得し、喜び、充足感が得られる「自分の人生を生きる」ヒントをご紹介します。