まずはここから!無駄のない「冷蔵庫管理」を身に付けよう
冷蔵庫管理のコツ|①きれいに使いきる買い出し前のルール
食材は月末までに使い切る|食品ロスをなくし、冷蔵庫掃除も楽になる
ここで言う月末は、もちろんお給料日ベースの一ヵ月でもOK。お野菜などは一ヵ月分を一度に買うのは無理ですが、決められた日に一度冷蔵庫の中を「リセット」することを意識して、そのタイミングで余りそうな食材は買うのを控えるのがおすすめです。
月に一度冷蔵庫と冷凍庫の中身を点検|必要なものだけを買い出しできる
月に一度、食材が減ったタイミングで、冷蔵庫・冷凍庫の中身を点検しましょう。全部を使い切るのは難しいですが、中身が減っている状態でチェックすることで、残っているもの全体を把握しやすくなります。
冷蔵庫・冷凍庫に残っているものをチェックしたら、その材料を優先的に使えそうなメニューを考えて、足りないものだけを買い足せる様になると◎。最初はちょっと面倒に思っても、続けていると慣れて気にならなくなると思うので、数ヵ月根気よく続けてみてくださいね。
食費管理も楽になる
一ヵ月単位で冷蔵庫の管理をする様になると、「今月の食費」がはっきりして食費の管理も自然と楽になります。もちろん食費には冷蔵庫に入らないものも含まれますが、一ヵ月最後の週に冷蔵庫の中身を整理して使い切ろうとすることで、スーパーに行く回数が一回減ることも。もしかすると、今月食費が余った!なんて嬉しい結果も期待できるかもしれないんです。
冷蔵庫管理のコツ|②買い出し後の食材の下処理
食材に合わせた下処理をする|持ちを良くし、すぐに使いやすい食材に
野菜は茹でて保存
一番傷みやすく、保存が難しいのがお野菜。特に葉物などは鮮度を保つのが難しいですよね。そんなお野菜は茹でて保存することで、保存期間が延びて、忙しい日の調理時間を短くすることもできます。
長期保存したい場合は、もちろん冷凍庫へ。冷凍する時は、使いやすい大きさにカットしたり、一緒に使う食材をまとめて袋に入れたりと、使う時にサッと使える工夫をしておきましょう。
かたまり肉は一口サイズやよく使うサイズにカットして冷凍
1~2日で使う予定がないお肉は、冷凍保存がおすすめ。買って来たお肉はパックのままではなく、使い道が決まっている場合は出来る範囲の下処理をした後に、残りのお肉も使いやすい大きさにカットして、一度に使う量くらいに小分けして冷凍する様にしましょう。
使いかけや小さな食材はトレーに乗せて見やすく
長葱や小ねぎは冷蔵庫に収まる大きさや用途(薬味)にカットして保存
青じそは水を張ったカップにさして保存
香りにも彩りにも便利な青じそ。買っておいたのに、使いたい時には傷んでしまっていた...なんて経験一度はありますよね。そんな青じそは、少し水を入れたカップなどに立てて保存すると長持ちします。透明で蓋があるカップがあれば、中身も水の残量も見えやすく、乾燥も防げるので◎。
冷蔵庫管理のコツ|③食材のしまい方
透明の容器を使う|ワンアクションで取り出せるから電気代も節約に
作り置きしたお料理も、下処理した食材も、中身が一目でわかる透明の容器がおすすめ。サッと取り出せるので、冷蔵庫を開けている時間が減って、電気代の節約にもつながります。
まずは、食材の量の管理を意識してみましょう。いつも冷蔵庫にパンパンに食材をストックするのではなく、月末には一度冷蔵庫の中をリセット。調味料や長期保存できる食材以外を出来るだけ使い切ることで、奥に入り込んでしまって賞味期限が切れたり、傷んでしまう食材をなくし、冷蔵庫の中を掃除するチャンスも作ってくれます。