書いて「もの」「こと」を整理整頓！暮らしが整う《シンプルライフ手帳術》

《シンプルライフ手帳術》におすすめの手帳は？

今回ご紹介する《シンプルライフ手帳術》は、どんな手帳やノートでも実践できます。なかでもおすすめなのが、1冊のノートを手帳に見立てて使う方法です。自由度が高く、文字の大きさや書くボリュームも気にせず使えます。

さあ、お手元にある手帳やノートを準備して、《シンプルライフ手帳術》を始めましょう！

心を煩わせている「もの」「こと」を洗い出そう

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頭のなかに入れたままの思考、胸のうちに詰め込んだままの思い……。これらはあなたの心を煩わせ、絡まりあって複雑になり、放っておくと手に負えなくなってしまいます。
《シンプルライフ手帳術》では、そういった心を煩わせている「もの」「こと」を洗い出します。掃除や洗濯をすると清々しい気持ちになるように、“書いて心をお掃除する”ことを習慣にするのです。

一日の始まりに、やることリストを書く

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一日の始まりに、手帳を開きましょう。そして、一日のやることリストを書き出します。ささやかな楽しみも含めて、リスト化するのがおすすめです。
一日の始まりにタスクを洗い出すことで、朝から頭をすっきりさせることができます。

・仕事や家事のタスク
・時間の決まっている予定
・その日のうちにやりたいこと

予定として決まっていない、気がかりなこと

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頭のなかにあることは、明確なタスクだけではありません。予定として決まっていないことほど、じわじわと心を煩わせます。
そんな気がかりなことは、「～を○○する」というように動詞化することです。どの段階で完了とするかを明確にすれば、タスクとしてどんどん消化していけます。

・なんとなく頭にある気がかりなこと
・手付かずで不安に思っていること
・何から手を付けていいかわからないこと

モヤっとしたら、吐き出してすっきりさせる

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生活していれば、イライラしたりモヤっとしたりすることは、日常茶飯事です。そんな気持ちはため込まないで、吐き出してすっきりさせましょう。ただし、聞いてもらうのは人ではなく、手帳です。
これを習慣にすれば、むやみに誰かを傷つけたりすることもありませんし、自分の感情を客観視できるようになります。

・モヤモヤとした不快な感情
・誰かに聞いてほしい愚痴
・イライラした出来事

暮らしの「もの」「こと」を整理整頓しよう

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頭がすっきりしたり、気持ちが落ち着いたり――。そんな《シンプルライフ手帳術》の効果をもっと感じてみたい。暮らしにもっと生かしたい、そんなふうに感じている方もいらっしゃるでしょう。
そんなあなたにおすすめなのが、暮らしの「もの」「こと」を整理整頓してみること。なんとなく頭の中にあること、いざというときに覚えていないことなど、大切なことを書き出して整理するのです。

片づけたい「もの」を書き出し、方針を決める

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「もの」を片づけるのが、暮らしを整えるいちばんの方法です。とはいえ、手当たり次第に片づけを始めてしまうと、収拾がつかなくなることも。
まずは部屋を見渡して、観察します。そして、どこの何を片づけたいのかを書き出し、方針を決めるのです。

・モノの手放し方はどうするのか
・どんな状態をゴールとするのか
・片づけた先に何を求めているのか

「もの」をリスト化して、在庫を管理する

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何をどれだけ持っているのか、買い物の際に思い出せない。衝動買いや無駄遣いって、どうすればやめられるんだろう……。
このような状態は、際限なくモノが増えてしまう原因になります。「もの」をリスト化して、持ち物の数や使用期限を明らかにする、在庫管理がおすすめです。

・クローゼットの中身をイラストにする
・日用品や消耗品を一覧にする
・冷蔵庫やパントリーの在庫表を作る

放置している「こと」を書き出し、計画を立てる

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今すぐ手を付けなくても問題ないけれど、いつかはやらなければならないこと。面倒で手付かずになっていること。やろうやろうと思いつつ先送りにしがちなことも、あなたの心を煩わせます。
これらの「こと」を書き出し、計画を立てましょう。行動目標が細分化すれば、とりかかりやすくなります。

・勤務先や役所で手続きしなければならないこと
・保険や携帯電話など、契約を見直したいこと
・年末の大掃除や年始の準備の段取り

覚えられない「こと」は、何度も調べなおさない

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わたしたちが頭で記憶できることは、そう多くはありません。覚えられないことは、どんどん手帳にアウトプットしていきましょう。そうすれば、忘れないように気を張り続けることもありませんし、何度も調べなおす必要もありません。

・何度も作っているのに、覚えられないレシピ
・いつも忘れてしまう冠婚葬祭マナー
・ふとド忘れするデジタル機器の操作方法

「すること」「しないこと」を決めよう

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《シンプルライフ手帳術》は、目先のことだけではなく、中長期的な暮らし方の指針としても役立ちます。それは、「すること」と「しないこと」を決め、心を煩わせない状態を作るということです。
「こうありたい」「こう生きていきたい」を言語化しておくことで、迷ったり悩んだり自己嫌悪に陥ったりしないよう、あなたを導いてくれます。