オンとオフの切り替え、できていますか?
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仕事中に集中できないことや、仕事から帰宅後や休みの日も仕事のことが頭から離れないなんてことはありませんか?上手に切り替えができないというお悩みをお持ちの方に、今回はスウェーデンに暮らす人々から学んだ“オンとオフの切り替えメソッド”をお届けします。
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スウェーデンには、Fika(フィーカ)と呼ばれる文化や、休暇中は絶対にPCをオフにしてメールは見ない、休みの日だけではなく平日も趣味に没頭する時間を作るなど……プライベートを楽しむために仕事をいかに効率的に行うのかという習慣が根付いています。オンとオフが上手に切り替えられない方のヒントになれば嬉しいです。
北欧スウェーデンに学ぶ*10のメソッド
スタンディングワークを取り入れる
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スタンディングワークとは、立ち姿勢で仕事をすること。ここ数年、スウェーデンだけではなく北欧各国の多くの企業では、椅子に座ってずっと同じ姿勢で仕事をすることに疲れを感じたら、立って仕事をするというスタイルをとっています。デスクの高さを自由に調整できるオフィスデスクも定番になっており、政府がスタンディングワークを推奨している国もあるほどです。
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立って仕事をすることで体への余計な負荷をかけることなく楽な姿勢で仕事ができる、また姿勢を変えることで集中力を保つことができるなど様々なメリットが報告されています。仕事への生産性が高くなり“オン”の時間が充実します。
定期的にコーヒーブレイク
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冒頭で説明した通り、スウェーデンには、Fika(フィーカ)と呼ばれるコーヒーブレイクタイムがあります。仕事中でも、数時間に一回はこのFikaを取り入れ、みんなでコーヒーブレイクをとるという習慣があるのです。ただのコーヒーブレイクというよりは、職場の場合このFikaの時間が大切なコミュニケーションの場になっています。ちょっとした質問や相談を同僚の間で交換できる時間なのです。
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Fikaはコーヒーに限らず、紅茶など何か手軽なドリンクを指す場合もありますが、「職場にコーヒーメーカーがない企業は人気がない」と言われるほど、スウェーデンの人々にとってのFikaの時間はなくてはならないもの。しっかりオンとオフを切り替えるための大切なメソッドで、職場に限らずスウェーデンの文化の一部となっています。
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日本の会社でスウェーデンと全く同じようにFikaの時間を設けるのは、規則上難しいかもしれません。しかし、ちょっとした空き時間に同僚と一緒にコーヒーを飲んだり、一人で気分転換にコーヒーを飲んだりするだけでもオンとオフの切り替えができるようになりますよ。在宅ワークの際には、自宅で数分間のFika時間を設けてもいいですよね。
外の空気を感じる
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ちょっとした休憩時間には外の空気を吸いましょう。バルコニーに出るなど仕事をしている場所と違う場所に行くことができれば理想的ですが、場所を変えるのが難しい場合は、ちょっと窓を開けるだけでもGOOD。空気を変えて気分転換を♪
ランチをしっかり取る
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忙しいとつい、軽食を食べながらパソコンに向かって作業を行なってしまいがちです。しかし、ランチの時間はしっかりと取るのがスウェーデン流。「忙しいことを理由に、ランチを取らないなんてありえない」と筆者は一度スウェーデンの友人に言われたことがあります。
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その言葉が今でも印象的で、忘れることができません。忙しいからといってダラダラ仕事を続けるのではなく、休む時は休むという習慣を身につけましょう。
残業をしない
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残業をしないことは場合によってはとても難しいですよね。しかし、基本的に「残業はしない」と決めてスケジュール管理をしっかりと行い勤務時間内に仕事は終わらせましょう。時間制限を設けることで自分の中にもメリハリをつけることができます。
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スウェーデンでは、帰宅ラッシュの時間は午後3〜4時くらいと言われているほど、みんな早い時間に帰宅します。仕事の後には、運動をしたり食事に出かけたりオフの時間を満喫していますよ。
休暇中はメールを見ない
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スウェーデンに暮らす人々が休暇中に仕事のメールを見ることは、100%ないと言ってもいいほど一般的ではありません。バケーション中は、自動返信で「今は休暇中です」というメールが返ってくるほど。これもオンとオフをしっかり切り替える習慣ですね。
休む時はPCの電源オフ
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仕事中でも休憩時間はパソコンをオフにしましょう。「あの人からメールが届いているかも」とつい気になってしまいますが、ランチタイムはパソコンは切っておく、仕事のメールは見ないなど、休む時は思い切って休みましょう。いつまでも仕事モードを引きずってしまうと、せっかくの休憩時間も意味のないものになってしまいますよ。
趣味を持つ
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オンとオフを切り替えるためには、趣味を持つことも大事。仕事とは全く関係のない趣味があれば理想的です。例えば、普段仕事ではパソコンの前に座っての作業が多い人は、体を動かすサイクリングなどのスポーツがおすすめ。
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また、接客業などで立ち仕事が多かったり人と関わる時間が長い人は、一人で黙々と打ち込むことができる陶芸など。仕事とは違う自分を探すことで、オンとオフの切り替え上手さんになることができます。
適度な運動をする
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スウェーデンでは、仕事の前後にジムに通ったりジョギングをしたりする光景をよく見かけます。適度な運動はオンとオフを切り替える上でもマスト。可能であれば、通勤を自転車に変えたり少し先の駅まで歩いたり……。少しでも体を動かす時間を作ることで、体だけではなく頭もスッキリします。
休暇にはとびきりの予定を計画する
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オンをしっかり保つためにも、休暇にはとびきり楽しい計画を立てましょう!旅行やお出かけ、趣味のことなど、自分のモチベーションがアップするようなわくわくするイベントを計画することで、オンの時間も頑張ることができます。休暇中は思いっきり羽を伸ばしてリフレッシュしましょう。
上手に切り替えてプラベートを有意義に!
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筆者がスウェーデンで学んだ、上手にオンとオフの切り替えができるメソッドをお届けしました。プライベートの時間を充実させるためにいかに効率的に仕事をするかという習慣がスウェーデンの人々には根付いているのです。
そんなスウェーデンの暮らしを取り入れて、オンとオフの切り替え上手さんになりませんか?みなさんのご参考になれば嬉しいです。
そんなスウェーデンの暮らしを取り入れて、オンとオフの切り替え上手さんになりませんか?みなさんのご参考になれば嬉しいです。