丁寧な朝
丁寧で贅沢な朝の過ごし方
AM5:00 起床 窓を開けて深呼吸しよう
朝に窓を開けると良い理由
朝に窓を開けたい理由の一つが、換気。夜は窓を締め切っている時間が長くなるので、家中の空気が淀んでいます。そんな空気を入れ替えてリフレッシュ。風水的にも空気は停滞せずに動かした方が良いといわれていますね。
窓を開けて深呼吸。ここを意識して
深呼吸する時は、全身の空気が新鮮な空気に入れ替わっていくことをイメージして。大きく息を吸い込んで体内の酸素量をアップさせると、副交感神経が優位になって緊張がほぐれます。余裕を持った"丁寧な朝"のスタートに欠かせません。
AM5:10 一杯の水か白湯を飲む
続いて、コップ一杯の水を飲みましょう。寝起きにコップ一杯の水や白湯を飲むのは、忙しいビジネスウーマンにも人気の習慣。実践している人も多いのでは?さまざまなメリットを持っているので、毎日の習慣にしましょう。
朝に一杯の水か白湯を飲む理由
起きて間もない時間は、まだ体中の細胞や臓器がゆっくりモード。コップ一杯の水を飲むことで起きるのが、胃結腸反射。腸内環境に刺激を与え便通を促します。また消化器官の働きを促進し、朝食から一日頑張るためのエネルギーをしっかりと吸収してくれますよ。
一杯の水を飲む。ここを意識して
一杯の水を飲む前に、口をゆすぎましょう。口の中は意外と雑菌がいるので、きれいにしてから飲みます。飲む時は、ゆっくりとちびちび飲むより一気に飲むほうが効果が出るとされます。胃腸への刺激が大きすぎてお腹が痛くなる場合もあるので、体質に合わせて調節していきましょう。
AM5:30 一週間分の役割と目標を考えよう
脳が物事を冷静に捉え、集中できる朝の時間は、課題への取り組みや書き物にぴったりの時間。そこで、今日一日だけの課題だけでなく、一週間分の課題を洗い出しましょう。
一週間分の役割と目標を考える方法
おすすめしたいのが、スティーブン・R・コヴィー氏が提唱した「7つの習慣」の第二の習慣、「目的を持って始める」です。母や上司、そして一人の女。自分が重要と考える役割と、達成したい目標を書き出します。
役割と目標を考える。ここを意識して
一週間分の目標を書きますので、スケジュール帳を使うのがおすすめ。
ポイントは"目標であってTO DOリストではない"こと。例えば以下のようになりますよ。
役割【母】:家族の今日の出来事を聞いて会話を膨らませる。
役割【上司】:職場が円滑に進む声がけをする。
役割【女】:寝る前のスキンケアを丁寧に。
ここで立てる目標は長期的な目標達成へのステップ。最終的にどんな人でいたいか、周囲をどんな環境にしたいか、イメージを膨らませて書いてみましょう。
AM6:30 ウォーキングやトレーニングをしよう
太陽の光が強くなってきた、でもまだそれほど暑くはない、そんな絶妙な時間帯を狙ってウォーキングへ出かけましょう。ゆっくりお散歩でもOK。小さなお子様がいて外へ出るのはちょっと・・・という方は、おうちの中でトレーニング。
朝にウォーキングやトレーニングをする理由
太陽の光をいっぱい浴びて、セロトニンをたくさん分泌。セロトニンは自律神経へ好影響を与えるので、先ほどもお伝えしたとおり心の安定につながるほか、体内リズムをリセットしてくれます。食事や睡眠の時間に乱れがある人は特におすすめ。
朝の運動。ここを意識して
トレーニングをする時に意識したいのが、リズム運動をすること。ウォーキングやランニングなど同じ動きを繰り返すのもリズム運動です。スクワットなどのほか、ラジオ体操もいいですね。終わったら程よく汗をかいた衣服も入れて洗濯開始。朝のうちに家事もやってしまいましょう。
AM8:00 気になるところをお掃除
休みの日は、普段できない場所をお掃除する絶好の日。平日は忙しくて、お掃除便利グッズでさささっと床の掃き掃除&拭き掃除をしている人もいるのでは?家族が寝ていたら掃除機はまだかけられないから、気になるところを重点的に掃除しましょう。
朝にお掃除をする理由
今日という日を気持ちよく生活するために、朝のうちにきれいに。また、夜のうちに下に落ちたホコリや塵が、人の動きで舞わないうちに取り除いてしまいましょう。フロアワイパーを使って床をきれいにし、ついでにテレビ台のホコリ取りやサッシの汚れ取り、お風呂掃除などを。どこか一箇所、今日の重点ポイントを決めて掃除すると良いですよ。
朝のお掃除。ここを意識して
掃除で大切なのは基本的な順番。初めにホコリを取り除き、続いてきれいに磨き、最後に定位置に揃えます。まだホコリを取り除いている時に、気になってテーブルの上を定位置に揃え出すと、余計に時間がかかったり、またホコリがかかって二度手間になったりします。順番を意識してくださいね。
AM9:00 お出汁から朝食作りの元気な朝ごはん
朝食を少し丁寧に作る理由
朝食は一日のパワーの源。体に良いもの、体に浸透しやすいものを積極的に摂って、健康的な体で一日を過ごしたいですね。栄養学の観点から見ると、朝食しっかり夕食軽めがベスト。早起きした分、お腹もすいていますね。
朝食を丁寧に作る。ここを意識して
美味しい朝ごはんを作るために、作り方にこだわるだけでなく、一つひとつの工程も丁寧に行ってみましょう。例えばお味噌汁なら、お味噌を入れる時は一旦火を止めて。焼き魚を焼く時はしっかりとペーパータオルで水分をとって。そうした一つひとつの作り方の基本が、より美味しいご飯を叶えますよ。
AM10:30 趣味に集中しよう
ご飯を食べて片付けたら、自分のための時間。お出かけの予定がないなら、趣味に没頭して午前中を過ごしましょう。午前中は集中力が高い時間帯ですし、自分の好きなことをして過ごすと充実度も高まります。
午前中に趣味に集中して過ごす理由
この時間は、資格の勉強や仕事の準備をしておくのでもOK。平日のいわゆる「朝活」と同じで、朝の集中できる時間帯に進めたいことを進めておくことに意味があります。休みになったら花を植えよう、秋が来る前に編み物をしておこう、絵を一枚描き上げよう。思っていてもぼーっとしているとすぐに夕方がきて、何もしないで過ごしたなーなんて思ってしまいます。朝のうちに手をつけましょう。
趣味に集中して過ごす。ここを意識して
趣味の時間。それは自分の好きなことを通してストレスから解放され、心をやわらかくする時間です。できるだけ気持ちの負荷をかけずに作業をしましょう。絵を描き上げたいと思って取り組むのはいいけれど、"描き上げなければならない"わけではありません。自分の心に栄養を与えるつもりで過ごしてくださいね。
朝起きたら、まずは窓をオープン。きれいな空気を部屋と体に取り込みましょう。太陽の光が脳内のセロトニン量を増やし、心の安定を作り出します。おうち時間は外に出ずに太陽の光を浴びないこともあるから、意識してスタート。