自分の心の疲れを理解できていますか?
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日常生活の変化の中で、体や心は自然とストレスを抱えてしまうもの。「最近少し疲れているかも……」と感じる時はまだ大丈夫ですが、一番気をつけなければいけないのは、自分自身のストレスを認知することができず、「私は大丈夫!」と感じている時です。自分自身を理解しなければ、状況を改善することはできませんよね。
毎日の生活の行動・言動と思考から、自分のストレスセルフチェックを行いませんか?
毎日の生活の行動・言動と思考から、自分のストレスセルフチェックを行いませんか?
こんな行動ありませんか?日常生活のお疲れサインチェックリスト
口数が減る
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誰かに話しかけられても、頷くだけであったり、「うん」や「はい」だけで答えてばかりであったり、会話をせず口数が少なくなっていませんか?
音に敏感になる
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エネルギーに満ち溢れている時は集中することができて、周りの音は気になりませんよね。心が疲れている時は、いつもは平気なささいな音に対しても「うるさいな」と、気になってしまいます。これを「注意亢進(こうしん)」と言います。
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例えば、家電製品の音や、車が走る音など……小さな物音や日常生活にある音が、気になって集中できなかったり、イライラしているのは心が疲れているサインかもしれません。
情緒が不安定
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急に泣き出したり、怒り出したり、笑い出したり……。短い時間の中で気分の上下が激しく、情緒が不安定になっていませんか?誰かに声をかけられて、最初は疎ましく感じていたのに、急に寂しくなったりするような場合は要注意です。
笑っていない
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無表情の時間が長くなる、笑顔がなくなる、または不自然な笑顔になったりしていませんか?表情は心と大きな関係を持っています。表情に違和感が出るのはストレスを抱えているサインかも。
人の目を見ない
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人と話す時、きちんと話す相手の目を見て話をしていますか?人と話す中で、目を見て話さないのは心がストレスを抱えているからかも知れません。
反応が遅くなる
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誰かに話しかけられても反応が遅い、また返事を帰すのに時間がかかっていませんか?聞き返すことが多いという傾向も注意が必要です。自分の反応がいつもと比べて遅いかどうかは、自分では中々気がつきにくいもの。一緒に暮らす方や、近しい方に確認してもらうのもいいかもしれません。
「だって・でも」と言い返す
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言われた言葉に対して、「だって」「でも」や「そういうわけじゃないけど……」などと、言い返して不快な反応を示していませんか?それは自分がイライラしている証拠かも。「最近の自分、なんだか感じが悪い……」と思う時は注意が必要です。
こんな考え方は要注意。ストレス思考のチェックリスト
「認知のゆがみ」はないですか?
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「認知のゆがみ」の代表的なものは、一つの物事や出来事から、全てに考えを広げてしまうこと。
例えば、一度起こった悪い出来事を、当然また起こると思い込んでしまうような思考パターンが当てはまります。
例えば、一度起こった悪い出来事を、当然また起こると思い込んでしまうような思考パターンが当てはまります。
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・ いつも
・ 絶対
・ みんな
この3つのキーワードをよく使ってしまってないですか?
たった数回の失敗で「いつも」失敗していると考える、「絶対」そうだと決めつける、たった数人の経験だけで「みんな」そうだと考える。この3つの言葉を使わないように心がけることがストレスを溜めない鍵となります。
・ 絶対
・ みんな
この3つのキーワードをよく使ってしまってないですか?
たった数回の失敗で「いつも」失敗していると考える、「絶対」そうだと決めつける、たった数人の経験だけで「みんな」そうだと考える。この3つの言葉を使わないように心がけることがストレスを溜めない鍵となります。
「スキーマ」が生きづらくしてない?
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「スキーマ」とは、無意識に持っている「~でなければいけない」という固定価値観のこと。例えば、「社会で成功しなければならない」「完璧でなくてはならない」「全ての人から好かれなくてはならない」というように。
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スキーマは、程よい程度ならば頑張るエネルギーになりますが、程度が過ぎると1回の失敗で人生が終わったように感じる、少数の人からの批判で必要以上に落ち込んでしまう、1回のミスで投げやりになってしまうことも。
「~でなければいけない」よりも「~にこしたことはない」と楽に考えましょう。
「~でなければいけない」よりも「~にこしたことはない」と楽に考えましょう。
自分に求めすぎてないですか?
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何かうまくいかない事や失敗してしまった時に、どこに原因があると思うことが多いですか?人がどこに原因を求めるのかは、大きく分けて下記の4つに分類されると言われています。
・ 才能や能力のせい
・ 努力のせい
・ 乗り越える課題の難易度のせい
・ 運のせい
・ 才能や能力のせい
・ 努力のせい
・ 乗り越える課題の難易度のせい
・ 運のせい
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「努力のせい」だと思う場合、常に努力をして成長する一方、全ての原因を「自分」のせいにしてしまう傾向があります。溜め込みやすく、ストレスを抱え込みがちです。
全て自分の力でなんとかしようとはせず、周りに助けを求めることも大事。向上心のある自分を褒めてあげましょう。
全て自分の力でなんとかしようとはせず、周りに助けを求めることも大事。向上心のある自分を褒めてあげましょう。
もっと頑張ろう、と思いすぎてないですか?
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少しでも心のお疲れサインを見つけたら、頑張り過ぎはNGです。「もっと頑張らなきゃ」「元気にならなきゃ」「元の自分に戻らなきゃ」と考えるのではなく、リラックスすることや自分が楽しいと感じることを見つけましょう。
十分に頑張っているからストレスがかかっているわけで、頑張っている自分にとって「もっと頑張ろう」とすることは、ただプレッシャーになるだけです。
十分に頑張っているからストレスがかかっているわけで、頑張っている自分にとって「もっと頑張ろう」とすることは、ただプレッシャーになるだけです。
心の疲れとうまく付き合おう
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心が疲れているサインは、日常生活の中に隠れています。自分だけではなく、一緒に暮らす方や職場の方、お友達など周りの方の様子がいつもと違っていないか、気にかけることも大事。
もし周りの人がいつもと違う様子だったら「頑張ろう!」とは決して励まさないで、一緒にストレスを解消する方法を見つけるなど「頑張りすぎないで」と見守ってあげましょう。
ストレスと上手く付き合って、毎日健やかに、心軽やかに過ごしましょう*
もし周りの人がいつもと違う様子だったら「頑張ろう!」とは決して励まさないで、一緒にストレスを解消する方法を見つけるなど「頑張りすぎないで」と見守ってあげましょう。
ストレスと上手く付き合って、毎日健やかに、心軽やかに過ごしましょう*