自宅とオフィス、仕事をする上での違いは?
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自宅で仕事をする場合、オフィスでの作業との一番大きな違いは「私的なスペースで作業を行う」という点です。一人暮らしはもちろん、家族がいる人も「他人のから視線」が無い状態で作業を行う事になります。
他人の目がない事がデメリットになる場合も
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通勤する必要が無いので移動の時間が浮くメリットはありますが、逆に「他人に見られる」という緊張感もありません。この環境の差は仕事への集中にとって大きく影響します。
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「自宅だと思ったように進まない」という場合、ちょっとした事で気持ちが切り替えやすくなります。また、集中力以外にも環境の変化で起こるトラブルもありますので、それに注意しましょう。
在宅ワークでは「気持ちを切り替える」ルーティンを
パジャマ・部屋着から着替える
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WEBカメラを使った通話がない状況だと、つい起きてそのままパジャマや部屋着で仕事に向かってしまう事も。ですが、その状態だと気分がダラダラとして作業に集中できません。必ず着替える事をおすすめします。
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必ずしもオフィスでお客様対応をするようなかっちりとした服装である必要はありませんが、「人前に出てもOKな姿」になるのがポイントです。
「仕事をする」という合図を決める
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朝食や洗濯という生活のためのルーティンを終えてから、女性であれば身だしなみを整えるためのメイク、男性であれば髭を剃る、整髪料で髪を整えるなど、「家の外に出るとき」と同じルーティンを入れてから仕事を始めると、区切りが付けやすいかも知れません。
目覚めが悪い人は短時間体を動かす習慣も
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人によっては、家の中で全く体を動かしていない状態だとすっきり目覚めた気がしない事も。そういう場合は、近くのコンビニにコーヒーを買いに行って戻る、軽いストレッチをする、というルーティンもおすすめです。動画などを見ながらラジオ体操をする、という方法もあります。
「同じ環境が維持される」事での注意点
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オフィスの場合、同僚や上司、後輩など色々な人と一緒に作業するので自分の仕事を中断せざるを得なかったり、思ったように作業が進まない事もありますが、自宅での仕事はそれがありません。在宅ワークならではの注意点をご紹介します。
「座りっぱなし」に気を付けて
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家事などで作業が途切れる事もありますが、それよりも起こりやすいのが「座り続けてしまう」という状態です。他人が関わってくる事がない自宅では、気がつけば同じ作業を続けて1時間以上、という状況が簡単に起こりがちです。
長時間の集中は「作業が進んで良い」とも思えますが、座りっぱなしがあまり続くと、肩こりや首凝り、腰痛の原因になるだけなく、肩こりから頭痛に発展するなど後々体の不調に繋がる事もあります。
「ちょっと凝ったな」の段階でのケアがおすすめ
在宅ワークの場合、通勤で家の外に出なくてもいいため軽い不調の段階では「まあいいか」と放っておきがちですが、本格的に痛くなってからだと回復に時間がかかり、仕事の進行に支障が出ます。ちょっと凝ったな?の段階で体を動かすようにすると長引きません。
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座り続ける姿勢を取ると、お尻や太ももの筋肉か使われない事によって固くなって痛みを感じる事も。作業が進んで長く座ってしまったときは首や肩だけでなく、お尻や太ももの筋肉を伸ばすストレッチなどをしておきましょう。
ストレッチはこちらを参考にしてみて下さい。
メリハリを付けて効率アップ!
時間に区切りをつけてみよう
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スマートフォンのアプリには、作業中の時間を知らせてくれるタイマーが色々とあります。30~45分といった短めの授業の長さぐらいを目安にして作業を区切り、5分程度の休憩を入れて椅子から立ち上がったり肩や足を動かすストレッチを入れるのがおすすめです。
コワーキングスペースなども活用して
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自宅で仕事をすると余計な事に気を取られる場合、状況がゆるせば「コワーキングスペース」なども利用してみましょう。自宅の中でも、また、いつもと違う部屋で作業してみると気分転換になり作業が進む事もあります。
集中しやすい「音」を見つける
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自宅とオフィス環境の大きな違いの一つに「音」の種類があります。カフェのような場所の方が集中できる人は「生活音」のせいで「オンモード」に切り替えにくいのかも知れません。
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YouTubeなどで「作業用BGM」と検索すると、心地よいカフェミュージックや、森の中・川のほとりのような自然音が聴ける動画がありますので、それを利用して生活音を遮断してみるのもアイデアです。
生活スタイルが変わった場合は体調をチェック
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オフィスだと休憩がてらトイレに行く、休憩室でコーヒーを飲むなど、席から立つ機会がそれなりにあるかと思います。自宅ではそれも怠りがちな上、部屋からキッチンやトイレに移動する距離が殆どない事も。
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特にこれまで通勤していた人が在宅ワークに変わった場合、体重をこまめにチェックしてみましょう。歩く距離が減った事で体重が増えてしまうケースも珍しくありません。
環境を整えて上手にタスクをコントロール
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自宅での仕事は「自分のペースでできる」という大きなメリットがあります。上手なタスク管理のために、注意したいポイントを押さえてしっかりと集中できる環境を整えてみて下さい。