体に良い運動を日々に取り入れたい
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
運動が苦手な人には「継続」が難しい
ところが、体を動かすことが好きならば楽しんでできる運動も…そもそも運動が苦手という場合、たとえ意を決して始めてみても継続させるのは難しいですよね。
新しいスニーカーやウェアを新調してやる気を高めても、時間が経つにつれなぜか億劫になってしまう運動…。やらなくても済むならやりたくない、というのが本音、という方もいるでしょう。
それでも運動するべき理由
それでも運動は、適正な体重を維持したり、筋力を維持するために必要不可欠。とくに年齢を重ねると筋力は衰えていく一方なので、積極的に運動を取り入れたいところ。
筋力はスポーツをする人だけが必要なのではありません。美しい姿勢で歩いたり、基礎代謝を高め冷えを予防するためにも必要です。つまり筋力は日常生活を心地よく過ごすために欠かせないものです。
また適度な運動は、仕事や人間関係を通して溜まったストレスを解消したり、頭を休ませる効果もあるといわれています。体を動かして凝りをほぐせば、よりスムーズにリラックスすることもできますね。
苦手な人が運動を続けるために必要なこと
このように運動には良い効果がたくさんあります。苦手だとしても、やっぱり運動した方がいいでしょう。でも、苦手意識を抱きながら継続するには一体どうすればいいのでしょう?
義務感から「運動しなきゃ」と思うからハードルが高くなっているのかもしれません。特別「運動」と意識しなくても、今よりも日頃から体を動かすようにするなど、まずは意識から変えてみましょう。
日常生活にさりげなく「運動」を取り入れよう
そのうえで、日常に運動を取り入れるとはどういうことでしょうか。日々の生活の基本である、「立つこと、座ること」のように、当たり前の動きの中に無理せず運動をプラスできたら嬉しいですよね。
立ちながらできる運動は意外と多い
通勤電車の中、料理している時、歯磨きしている時など、1日の中で「立っている時間」は意外と多いものです。それを利用してバレエの要領で「かかとの上げ下げ」をしましょう。簡単なエクササイズですが、ふくらはぎが刺激され、下半身の代謝が活性化されます。
座っていても意識的に運動できる
デスクで仕事をする時や、食事をする時、ソファーで寛ぐ時さえも意識を変えれば運動できます。まず、両膝をぴったり揃え、背もたれに寄りかからずに浅めに座りましょう。初めから背もたれのない椅子に座るのもおすすめです。
それだけでも何も意識しないのとは大違い。さらに効果を得たい場合は、両足を揃えて10〜30秒宙に浮かせましょう。これを繰り返すと、太腿の引き締めや腹筋が鍛えられます。
屈む動作はスクワットに変えよう
仕事中でも家にいても、何かを拾ったり下のほうにあるものを取ろうとする等、「屈む」ことがありますよね。屈む動作はスクワットの要領でまっすぐに腰を落とし、意識的に太腿を鍛える運動に変えましょう。
気分を変えたい時にも運動は効果的
イライラしたり嫌なことがぐるぐると頭を巡るとき…何かに当たったり感情に任せて文句を言ってしまう前に、腹筋やスクワットまたはストレッチをしてみてください。無心で体を動かすことによって一拍おくことができ、冷静になれるでしょう。
特別な運動のための時間を設けないことが、継続の鍵
運動と言っても、かっこいいウェアに身を包んでストイックに体を鍛え上げることだけが運動ではありません。筋肉に働きかけることすべてを運動と捉えると気が楽になりますよね。
ジムに通ったり一緒に運動する仲間がいれば継続は可能かもしれません。ですが、もともと運動が苦手な人にとってはわざわざ運動する時間を設けること自体、気が進みませんよね…。いつもと変わらない日常の中に、できる範囲で組み込むことが継続の鍵です。
とくに仕事や家事をしながらの「ながら運動」は、運動はもちろん自分の時間も確保できて嬉しいですよね。リラックスしたい時はとことんリラックスして、残りの時間は「おまけ運動」の意識で取り組んでみませんか?
運動する事は体に良い、これは誰もが知る事実ですよね。体型を維持しながらおいしいものをたくさん食べて栄養をたっぷり摂るためにも、積極的に体を動かしたいと思う方も多いのではないでしょうか。