このごろ胃腸が疲れてない？
外食、飲み過ぎetc...食生活が乱れがちな忙しい毎日のなかには、胃腸に負担をかける要因がたくさん潜んでいます。お付き合いでどうしても断れない場合もあるし、自分ではなかなか調整が難しいというのが正直なところでしょう。
そんな時はお休みの日に体の内側から胃をリセットしましょう。週末だけベジタリアンになってみませんか？野菜不足も解消出来て一石二鳥です！！
ベジタリアン生活は続けるのが難しい！
ベジタリアンには憧れるけど、毎日継続するのは難しいという話をよく聞きます。メニューのレパートリーが広がらず栄養不足になったり、野菜だけの料理に飽きてしまったり、理由はいろいろです。
でも週末ベジタリアンならそんな問題を解消することが出来ます。なぜならメニューを考えるのは朝・昼・晩×１日〜、そして飽きてしまう前にまた普段の食生活に戻れるからです。
どうですか？週に1回だけであれば続けられそうですよね？毎日ヴィーカン料理しか食さない、厳格なベジタリアンはないところがシューイチ・ベジタリアンの魅力なんです。
そもそもベジタリアンとは？ビーガンとの違いは？
さて、今回は週末ベジタリアンという内容でお届けしていますが...そもそもベジタリアンって何を食べている人？ビーガンと何が違うの？と疑問に思いませんか？
”ベジタリアン”は「菜食主義者」という意味で、皆さんご存知のように野菜などの植物性の食べものメインの食生活を送っている方々のことを言います。野菜しか食べていないというイメージを持たれていますが、実はベジタリアンには卵やチーズなどの乳製品をOKとしていたり、お魚だけはOKとしていたり、時に動物性の食材も食べているフレキシタリアンの方もいます。これについては後ほど詳しくお話しましょう！
”ビーガン”とはベジタリアンの一種で、動物性のものを一切摂らないスタイルです。またビーガンもベジタリアンのように細分化されていて、レザーや毛皮などを身につけない”エシカル・ビーガン”などもあり、ベジタリアン以上に奥が深い世界となっています。
ベジタリアンには種類がたくさん！
先ほどもお伝えしたように、ベジタリアンにもビーガンにもさまざまな種類があり、それぞれルールが違います。今回は「週末ベジタリアン」を取り上げましたが、他にもいろいろあるベジタリアンの種類について知っておきましょう！種類の多さに驚くかも！？
乳製品を摂取する「ラクト・ベジタリアン」
まずは”ラクト・ベジタリアン”。ラクト・ベジタリアンはお肉やお魚、卵を一切食べません。でも”ラクト”が意味する乳製品やハチミツはOKとなっています。
卵および卵製品を摂取する「オボ・ベジタリアン」
”オボ・ベジタリアン”はお肉・お魚は食べませんが、”オボ”という言葉が意味する”卵”は食べてOKです。
乳製品や卵を摂る「ラクト・オボ・ベジタリアン」
”ラクト・オボ・ベジタリアン”はお肉とお魚は食べませんが、”ラクト”の乳製品と”オボ”の卵は食べるスタイルで、欧米の方に多いと言われています。
家禽の肉を摂取する「ポゥヨゥ・ベジタリアン」
"ポゥヨゥ・ベジタリアン”は、鶏や七面鳥などの家畜のお肉のみ食べてOKです。その他の制限は特にありません。
魚介類を摂取する「ペスコ・ベジタリアン」
”ぺスコ・ベジタリアン”は時に「魚菜食」と呼ばれることがあるくらい魚を積極的に食べます。しかし、お肉や乳製品、卵は食べません。
肉を少し食べる「セミ・ベジタリアン(フレキシタリアン)」
”セミ・ベジタリアン”は出来るだけお肉を減らした野菜中心の食生活を採用しています。体調やライフスタイルの変化に合わせて、必要な時にはお肉を食べるという、我慢しない＆無理しない健康的な食生活を送ることができるので、ベジタリアンの多い米国や英国などでもとりわけ増加中のスタイルなのだそう。
完全菜食主義のビーガン
ビーガンについては最初にお話しましたね。この種類は全く動物性のものを食べません。
毎日は無理！でも週末だけなら♪
いかがでしたか？ベジタリアンと一口に言ってもお肉を食べる種類もあれば、乳製品を食べる種類もあります。週末だけお肉・お魚を取らないようにする”週末ベジタリアン”は、日本人の私たちにも受け入れやすいはず。いきなり厳しいベジタリアンを決め込んでしまうと、かえってストレスの元になってしまいます。
「野菜を多めに取ろう！」というポイントに絞ってまずは試してみてください。だんだんと慣れていくうちに、違う種類のベジタリアンに挑戦されるといいでしょう。
簡単で取り入れやすい！週末ゆるべジレシピ集
お好みのベジタブルを入れて召し上げれ！キヌアサラダ
スーパーフードと言われている栄養豊富なキヌアは、どんな野菜と合わせても相性バッチリ。ご飯の代わりにもなってくれるヘルシー食材です。
季節の野菜やお好みの野菜を好きなだけ入れて、サラダボール風に盛り付けて、お腹いっぱい食べて下さいね！
根菜たっぷりなこっくりミネストローネ
「季節的に温かいものが食べたい！」という時には、秋のお野菜・根菜がたっぷり入ったミネストローネはいかが？こちらのレシピはトマトジュースで作るから調理も簡単です。
お野菜だけで物足りないと思う方は、豆類やショートパスタなども入れてみて！
シンプル調理でほっくり温野菜
じっくり火を通すことで、野菜本来の甘みや風味を味わうことが出来る温野菜。お家にある余り野菜でも出来てしまうので楽チンメニューでもあります。
塩・コショーだけでもシンプルで美味しいですが、お好みのドレッシングやディップなどと合わせて食べるのもオススメ。飽きがこず、定番レシピとして永く楽しめますよ！
週末ベジタリアンでデトックス！体も心も健康的に！！
週末ベジタリアンを選択すると、今まで動物性の食べ物の消化に使っていたエネルギー消費がなくなるので、胃腸の負担を軽くすることができます。それだけで、体が疲れにくくなったと感じることができるかもしれません。それに、日々不足しがちな野菜を集中的に補うことも出来るので、より健康的になれますね！
体と心は一つに繋がっています。体が健康になれば自然と心も元気を取り戻していくでしょう。
まずは週に１回からでOK！
まずは週に１回のベジタリアン生活をはじめてみて下さいね。ただ、無理は禁物です！体や心の声と相談しながら、ストレスを感じない程度にマイペースにすすめていくことが継続のコツですよ！
私は週末ベジタリアンの効果を実感し、「お家ベジタリアン」になりました。外食のみお肉OKにしていますが、今のところ体の調子がとってもいいですよ！私の体験からも週末ベジタリアンという選択はおすすめです。どうぞゆるーくはじめてみて下さいね！
週末になるとドッと疲れを感じることはないですか？そんなあなたは胃腸が疲れているのかもしれません。