冷蔵庫にある食材を使い切る、明日のお弁当に入れられるものを作る、最近食べていないものにする等、献立を決めるにはクリアしたい要素がたくさんあります。さらに、夕飯は毎日の楽しみでもあるため、その日の気分によるところも大きいですよね。
何を優先するか迷う…そんな時は「気温」をチェック!
どうしてもこれしか作れない、という食材事情があるときは別として、献立を決める際優先したいことが絞れないときが1番困りますよね。
毎日顔を合わせる家族といっても今日何を食べたいかまでは分かりません。そして冷蔵庫の中身と全員の好みを合わせるのは至難の技です。でも、暑い時に食べたくなるもの、寒い時に食べたくなるもの、というのはなんとなく共通していませんか?
気温で変化する「食べたいもの」
アイスコーヒーとホットコーヒーを選ぶ温度の境目は22.5度とされています。私たちは気温によって自然と欲するものが違ってきますよね。それは食べ物も同じです。
暑くなってくるとかき氷や冷やし麺が、反対に寒くなってくるとお鍋やシチューが食べたくなりませんか?一般的に暑い時にはさっぱりとした低カロリーのもの、寒ければ高カロリーなものが好まれます。
例えば毎日の食事に取り入れたいサラダについてみると、夏は海藻のせ豆腐サラダやレタスなどの葉物が好まれるのに対して、冬は口当たりの良い卵サラダやポテトサラダが好まれます。
それには、人の基礎代謝が関係していると言われています。気温が上がると基礎代謝が下がり気温が下がると基礎代謝が上がる傾向にあることから、好まれる食べものに差が出てきます。
家族のみんなに共通する「気温」
いろんな好みがあり、今日はどんな日だったかにも違いがある家族。その全員が満足するための献立を考えるのはとても難しいですよね。でも、どんな風に過ごしていても「気温」は全ての人に平等です。
なんとなく暑かった、寒かったという感覚が同じであれば、食べたいものの傾向が決まってきませんか?さっぱり系かこってり系か決めたなら冷蔵庫の中身と相談しましょう。
暑すぎず寒すぎず。気持ちいい季節に好まれるもの
暑い時と寒い時に好まれる食べものはイメージがつきやすくはっきりと別れますが、春や秋のようにちょうど良い季節にはどんな食べものが好まれるのでしょうか。
それは、ハンバーグや野菜炒め、餃子やパスタのような、「定番」といわれる食べものとされています。定番メニューは好みの差が出にくいため、献立決めには嬉しいものが多いですよね。
買いだめ時には週間天気予報を参考に
働いていると毎日買い物に行くことが難しいため、1週間分をまとめて購入するという家庭もあるかと思います。ランダムに買い物するよりも大まかにでも献立を決めておきたいものですよね。
ところが大まかとはいえ1週間分の献立を考えるのは難しいですね。でも、週間天気予報を参考にしてみてください。気温の上下や天気を指針にして献立を決めてみましょう。何もないところから献立を考えるよりきっとラクに思えるはずです。
おわりに
今日食べたいと思えるものを食べる、献立決めは本来そうあるべきでとても単純で楽しい事なのかもしれません。でも、健康のことを考えたり限られた食費の中で作ろうとするから大変になってしまいます。
家族の好みはあれど気温を参考に献立を決めることは体が欲するものを満たすことにつながり、全体的に満足感を得やすいのではないでしょうか。
また、気温にあった献立決めは旬の食材をうまく使うことでもあります。旬の食材は美味しくて栄養価が高く価格も安いので、嬉しいことばかり。献立決めがラクになる「気温」、早速チェックしてみてください♪
今日の夕飯は何にしよう…献立決めは毎日のことである上に家族の好みもあり本当に頭を悩ませるものですよね。いつもどんな風に献立を決めていますか?