梅雨時の洗濯物ってなかなか乾かない…
出典:unsplash.com
梅雨時のお悩みといえば、洗濯物がなかなか乾かないこと。
「部屋干し」の機会が増えるので、うっかりすると「生乾き」になってしまいます。
「部屋干し」の機会が増えるので、うっかりすると「生乾き」になってしまいます。
「生乾き」のニオイがついてしまうと結局洗い直しに...毎回これでは、時間も手間も費用もばかになりません。
ここでは、梅雨のじめじめにも負けず、からっと洋服を乾かすコツと、万が一「生乾きのにおい」がついてしまった時の対処法をご提案します。
ここでは、梅雨のじめじめにも負けず、からっと洋服を乾かすコツと、万が一「生乾きのにおい」がついてしまった時の対処法をご提案します。
洗濯物を「ぱりっと」乾かす5つのコツ
1.少量ずつ「間隔を空けて」干す
出典:unsplash.com
Photo by Andrej Lišakov on Unsplash
ぎゅうぎゅうに間隔をつめて干していると、乾くのに時間もかかり、結局生乾きになってしまいます。梅雨の時期は、少量ずつこまめに洗い、間隔を空けて干すのがベスト。
2.「扇風機」の風を当てる
扇風機の風を当てて乾かすと、乾かす時間が短縮でき、「生乾きのニオイ」も防げます。サーキュレーターでも大丈夫!
扇風機の中には「除菌・脱臭効果」のあるものなど、「部屋干し」に効果的な機能をもつ商品も出てきています。
扇風機の中には「除菌・脱臭効果」のあるものなど、「部屋干し」に効果的な機能をもつ商品も出てきています。
出典:unsplash.com
Photo by Eddie Garcia on Unsplash
間隔を空けて干した洗濯物に、風がしっかり当たるように扇風機を近づけて置きましょう。風量は「強」に。「除湿器」を洗濯物の下で稼働させる、「エアコンの除湿機能」と合わせて使うなどすると、より効果的です。
3.「クエン酸」で洗う
出典:unsplash.com
Photo by Matthew Kane on Unsplash
生乾きのにおいの原因は「雑菌」。
「汗」はもともと肌にやさしい弱酸性ですが、暑さや運動などでかく大量の汗は放置すると、アルカリ性に変化します。この「汗」や「皮脂」が雑菌の増える要因となり、生乾きのにおいの元に……。
「汗」はもともと肌にやさしい弱酸性ですが、暑さや運動などでかく大量の汗は放置すると、アルカリ性に変化します。この「汗」や「皮脂」が雑菌の増える要因となり、生乾きのにおいの元に……。
出典:unsplash.com
Photo by Tirza van Dijk on Unsplash
このアルカリ性の汚れを落としてくれるのが、レモン等の柑橘類に含まれる「クエン酸」。「酸性」のクエン酸は、汗やアンモニア等の「アルカリ性」の汚れをしっかり落としてくれます。
洗濯槽の水10Lにつき10gのクエン酸を入れて洗いましょう。
洗濯槽の水10Lにつき10gのクエン酸を入れて洗いましょう。
洗濯用洗剤はほぼ弱アルカリ性か中性。
「弱アルカリ性」の洗剤を「酸性」のクエン酸と一緒に入れると、中和されて汚れが落ちません。クエン酸だけで洗うか、洗剤の使用後にクエン酸のみで洗うようにしましょう。
クエン酸を柔軟剤として使うのも◎この場合は、水10Lにつきクエン酸1gを入れて。
「弱アルカリ性」の洗剤を「酸性」のクエン酸と一緒に入れると、中和されて汚れが落ちません。クエン酸だけで洗うか、洗剤の使用後にクエン酸のみで洗うようにしましょう。
クエン酸を柔軟剤として使うのも◎この場合は、水10Lにつきクエン酸1gを入れて。
※注意※
出典:unsplash.com
Photo by Bogomil Mihaylov on Unsplash
「塩素系漂白剤」と「クエン酸」を混ぜると、有害な「塩素ガス」が発生します。同時に洗濯槽に入れたり、混ぜたりしないようにしましょう。
4.アイロンをかける
出典:kinarino.jp
「明日この服を着ていきたい」という場合など、濡れた洗濯物を急いで乾かしたい時は...
そんな時はアイロンをかけて水分を飛ばすのも1つの手。
アイロンの熱でにおいの原因となる雑菌も死滅し、ぱりっと気持ちのよい状態に。
薄手のシャツなどにおすすめです。
そんな時はアイロンをかけて水分を飛ばすのも1つの手。
アイロンの熱でにおいの原因となる雑菌も死滅し、ぱりっと気持ちのよい状態に。
薄手のシャツなどにおすすめです。
5.干し方にひと工夫
もし「生乾きのにおい」がついてしまったら?
1.「過炭酸ナトリウム」でつけおき洗い
一度「におい」がついてしまった服やタオルは、そのまま通常通り洗い直してもにおいがとれないことも。
「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)」を50度くらいのお湯に入れ、15~30分つけおき洗いをして除菌を。
分量の目安としては、お湯1Lにつき、過炭酸ナトリウム10gを加えます。
「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)」を50度くらいのお湯に入れ、15~30分つけおき洗いをして除菌を。
分量の目安としては、お湯1Lにつき、過炭酸ナトリウム10gを加えます。
2.「煮洗い」で煮沸殺菌
「煮洗い」で殺菌するのも確実な方法です。
60度以上の熱いお湯につけておくだけでも効果があります。「洗濯表示」にしたがって湯温の調節を。
60度以上の熱いお湯につけておくだけでも効果があります。「洗濯表示」にしたがって湯温の調節を。
梅雨時にもさらりと心地よい洋服をまとって
出典:unsplash.com
Photo by tu tu on Unsplash
梅雨時はお日さまがなかなか拝めず、重たい空に気分も暗くなりがち。そんな中でも、新しい朝に袖を通す服がさらりと心地よいものであれば、軽やかな気分で1日を始められるような気がしませんか?
洗濯時の「ひと工夫」で、雨の季節もさわやかにお過ごしくださいね。
洗濯時の「ひと工夫」で、雨の季節もさわやかにお過ごしくださいね。
※この記事の素敵な画像はこちらからお借りしています。ご協力ありがとうございました。
Photo by Saffu on Unsplash