冬本番を迎える前に
「冷え」の原因は様々ですが、冷えてから温めるのではなく「冷えにくい体作り」も大切なポイント。そこで今回は、毎日の生活に取り入れたい《温かくなる為の工夫=あったか習慣》をご紹介したいと思います。続けられることが一番大切なので、ご自身のライフスタイルに合わせて、できそうなことから始めてみてくださいね。
まずは、飲み物や食べ物でカラダの内側から
冷たい飲み物は控えめに
「夏でも冷たい飲み物を飲まない」ライフスタイルが注目されていますが、冷えを防ぐためにはとてもおすすめの習慣です。常温か温かいものがベスト。汗をかかなくても体は乾燥しているので、喉が渇いたと感じる前の水分補給も心掛けましょう。
注意したいのは、"常温"の飲み物。冬になるとキッチンなどにある飲み物は、常温でも意外と冷えてしまってることも。飲む前に少し温かくして、体温より温かいものを飲むように心がけてみてくださいね。
体を温めるドリンクを
いつもの食事も食材を工夫して
足元からの「冷え」は、身に着けるものでケア
「どこが冷えますか?」と聞かれたら「足」「足先」と答える方が多いのではないでしょうか。お布団に入ったとき、足が冷えて眠れない...なんて事もありますよね。この冬は、足元を「冷やさない」工夫を、きちんとはじめてみませんか?
冷えを予防するには、やはり靴下やレッグウォーマーが一番。そうはいっても、やみくもに重ね履きをすると汗をかいてしまって逆に冷えたり、締め付けすぎると血行が悪くなってしまったりと、履き方にも注意が必要です。
靴下の素材を選んでみよう
本格派さんは「重ね履き」デビュー
眠るときも大丈夫なソックス
バスタイムやストレッチで、体の芯から温める
毎日の中で「体の芯から温まる」時間を作るのはなかなか難しいですが、一日に一度、就寝前にはぜひ試してみたいところ。眠っているあいだにゆっくりと疲れをとるためにも、ぜひ時間をとってみてくださいね。
熱すぎないお湯でじんわり温まる
冷えた体を芯から温めるには、なんといってもバスタブに浸かるのが効果的です。熱いシャワーを浴びると温まった感覚になりますが、実は温まっているのは表面だけ。冷えはもちろん美容にも『熱すぎないお湯にじんわり浸かる』のが理想的。一日頑張った自分へのご褒美と思って、ゆったりとした気持ちで入浴してみてくださいね。
ヨガのポーズで、カラダのこわばりをケア
体の緊張やコリをほぐし、血行が良くなると冷えも少しずつ改善されていくもの。お風呂上りの温まった筋肉を、ゆっくりと伸ばして疲れから解放してあげましょう。まずは1日1ポーズ、簡単なものから取り入れてみてくださいね。深い呼吸を意識するのもポイントです。
ちょっとしたストレッチを忘れずに
血行が良くないと、足先もなかなか温まってくれません。そんなときは足の指を数回閉じたり開いたりしてみたり、足首を回すだけでも、じんわり足先から温まるので、お仕事中にもこっそりデスクの下でストレッチしてみてくださいね。こまめに繰り返す事で、自然と体が温かくなるはず♪
ポカポカの冬を目指して
食べ物や飲み物、身につけるアイテムや簡単なストレッチまで幅広くご紹介しました。まずは無理なく続けられそうなことから、はじめてみてくださいね。「あったか習慣」をちょっとずつ積み重ねていけば、「いつもポカポカの体」への近道になるはずです♪
朝晩、冷え込むようになるこれからの季節…
毎年「冷え」に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。特に手足の冷えは温まるまでに時間がかかって、気持ちが集中できないことも。