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土鍋のススメ
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土鍋で炊くとおいしい理由
【その１】ゆっくり温めて、うまみを引きだすから
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お米の甘味や旨みの成分を作り出すアミラーゼという酵素が一番よくはたらくのは、40～50℃ぐらいの温度のときといわれています。
土でできている土鍋は、火にかけてからゆっくり熱くなっていくのでお米や水もゆっくり温まることに。その結果、40～50℃ぐらいの温度を保つ時間が長くなって、アミラーゼがじっくりと旨みを作り出してくれるのです。
土でできている土鍋は、火にかけてからゆっくり熱くなっていくのでお米や水もゆっくり温まることに。その結果、40～50℃ぐらいの温度を保つ時間が長くなって、アミラーゼがじっくりと旨みを作り出してくれるのです。
【その2】対流でふっくら炊き上げるから
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ふっくらとしたご飯を炊くポイントは、お米にムラなく火を通せるよう、鍋や釜の中で水をしっかり対流させること。
土鍋は底の丸みに沿ってお米が回り、ひと粒ひと粒をふっくらと立ち上げます。ずっしりと重いフタは、内部の圧力を高めるための不可欠要素。フタと本体の間にすき間ができる場合は、濡れ布巾を土鍋のフチに巻きつけると密閉度が高まります。
土鍋は底の丸みに沿ってお米が回り、ひと粒ひと粒をふっくらと立ち上げます。ずっしりと重いフタは、内部の圧力を高めるための不可欠要素。フタと本体の間にすき間ができる場合は、濡れ布巾を土鍋のフチに巻きつけると密閉度が高まります。
【その3】土鍋で蒸らすと、ご飯の水分が均一になるから
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土鍋は保温性が高いのも特徴。火を止めた後も高温を保つので、お米の外側と内側の水分量が均一になります。さらに余分な水分は蒸発させてしまうので、固すぎず柔らかすぎない絶妙な炊き上がりになるのです。
長く使うためのお手入れ方法
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初めて使うときは「目止め」をする
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目止めのやり方はいくつかありますが、一般的なのは片栗粉を入れて加熱したり、おかゆを炊いたりする方法。土鍋は急激な温度変化に弱いので、いずれの方法でするときも弱火でじっくり炊いてください。
【目止めのやり方】
1 まずお鍋を真水で洗って下さい。
2 洗った土鍋を完全に乾かします。
3 鍋に水を張り、ご飯や片栗粉（小麦粉）などを水量の1/5ほど入れて、弱火で吹きこぼれないよう1時間ほど炊き込みます。
4 火を止め、土鍋を完全に冷まします。（一晩置いておくとなお良いでしょう。）
5 水洗いをし、完全に乾かしてしまっておきます。
手早く洗って、しっかり乾かす
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土鍋は急な温度差があると割れやすくなります。必ず冷ましてから、柔らかいスポンジで優しく水洗いしましょう。洗剤を使うときは短時間で。裏底の素焼き部分は、濡らすとカビの原因になるので洗わない方が無難です。
洗った後は、底面を上にして、風通しのいい場所でよく乾かします。天日干しで2日乾燥させるのが理想ですが、電子レンジが使用できる土鍋であれば、1分ほど温めて1日天日干ししても。保管するときは新聞紙に包んでおくと、湿気やホコリを防いでくれます。
洗った後は、底面を上にして、風通しのいい場所でよく乾かします。天日干しで2日乾燥させるのが理想ですが、電子レンジが使用できる土鍋であれば、1分ほど温めて1日天日干ししても。保管するときは新聞紙に包んでおくと、湿気やホコリを防いでくれます。
焦げついてしまったときの対処法
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一度焦げつくと同じ場所が焦げやすくなるので、早めの対処が肝心です。水に一晩つけてふやかしてから、布巾やタワシで擦ります。金属製のタワシや研磨剤は、土鍋に傷をつけてしまうので使わないでくださいね。
頑固な焦げつきには重曹を。土鍋に重曹をたっぷりかけて、水を入れたら加熱。しばらく煮立たせたら冷めるまで放置して、スポンジで擦り落とします。
頑固な焦げつきには重曹を。土鍋に重曹をたっぷりかけて、水を入れたら加熱。しばらく煮立たせたら冷めるまで放置して、スポンジで擦り落とします。
焦げつきの落とし方について、詳しく説明しているサイトです。参考にしてみてください。
お櫃のススメ
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ご飯をお櫃に移すとおいしい理由
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お櫃とは、炊いたご飯を保存する容器のこと。冷蔵庫がない時代に、長時間保存させるために使われていました。かつては日常の道具でしたが、炊飯器が主流となった現代ではあまり見かけなくなりましたね。
実はこのお櫃、実用的でとっても優秀なんです。炊いたご飯をそのまま土鍋で保存することもできますが、お櫃を使えばもっとおいしくなるんです。
実はこのお櫃、実用的でとっても優秀なんです。炊いたご飯をそのまま土鍋で保存することもできますが、お櫃を使えばもっとおいしくなるんです。
【その1】天然の温度＆湿度調整機能でお米がふんわりするから
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まず、ご飯をお櫃に移すことにより、粗熱がとれ、ご飯の味が引き締まります。同時に余分な水気を吸収するので、ベタつきを防いでふんわりとしたお米に。時間が経っても乾燥しにくく、冷めてもモチモチとした食感になります。
【その2】天然の殺菌効果でおいしさが長持ちするから
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お櫃の材質は色々ありますが、代表的なのは杉やサワラ、ヒノキなど。これらの木には害虫や細菌から身を守る強い殺菌作用があるため、ご飯をおいしい状態で保つ効果があります。夏場などの暑い日でなければ、常温保存も可能です。
長く使うためのお手入れ方法
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初めて使うときは「アク抜き」をする
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最初にアク抜きをしておくと、渋味や木の香りがご飯に移るのを防ぐだけでなく、長持ちするようになります。
【灰汁抜きのやり方】
1 米の研ぎ汁でお櫃を満たして3時間そのままおいてください。
2 一回目の研ぎ汁では足りない場合は二回目、三回目の研ぎ汁を足して桶を満たして下さい。
3 その後研ぎ汁を捨て水洗いして日陰で干して下さい。
※灰汁抜きをするときは、流し台などの水が漏れても差し障りのない場所で行ってください。
日頃の使い方
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普段使うときは、濡らしてかたく絞った布巾で内側を拭いてからご飯を移しましょう。湿らせておくことでご飯がつきにくくなります。
洗い方・乾かし方
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使い終わったらそのまま放っておかず、すぐに水やぬるま湯で洗いましょう。合成洗剤は使わずに、塩や粉末のクレンザーなどを使うのがおすすめ。最後に50℃前後のお湯をかけると、気化熱で早く乾きます。水気を拭き取ったら、風通しのいい場所でしっかり乾くまで陰干ししてください。長時間のつけ置きは、変形や変色の原因となるためNGです。
その他～天然素材の道具との付き合い方
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【タガ落ち・水漏れ】
長期間使わないときや冬場の乾燥する時期は木が縮むため、タガ落ちや水漏れが生じることがあります。水分を含むと木が膨らむので、しばらく水を張っておくと水漏れが解消されます。
【ヤニ】
長く使っているうちに表面がベタベタしてくることがありますが、それはヤニと呼ばれる樹脂です。樹脂が多いということは、水に強く、耐久性が高い証拠。害はありませんがベタつきが気になるときは、お酢や消毒用アルコールなどで拭き取りましょう。
長期間使わないときや冬場の乾燥する時期は木が縮むため、タガ落ちや水漏れが生じることがあります。水分を含むと木が膨らむので、しばらく水を張っておくと水漏れが解消されます。
【ヤニ】
長く使っているうちに表面がベタベタしてくることがありますが、それはヤニと呼ばれる樹脂です。樹脂が多いということは、水に強く、耐久性が高い証拠。害はありませんがベタつきが気になるときは、お酢や消毒用アルコールなどで拭き取りましょう。
お櫃のお手入れについて、詳しく説明しているサイトです。参考にしてみてください。
土鍋とおひつで暮らしを楽しむ
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昔から使われ続けてきた天然素材の道具は、使う人のクセを吸収し、少しずつ成長していくものです。愛着の湧いた道具に囲まれて暮らすことは、何物にもかえがたい豊かさ。土鍋で炊いたご飯を、お櫃に移していただく。そんなひとコマを、あなたの日常にも取りいれてみませんか？
オススメの土鍋を購入できるサイト
オススメのお櫃を購入できるサイト
