冷え性緩和のカギは「筋肉の柔らかさ」。凝りをほぐす、おすすめストレッチをご紹介

冷え性緩和のカギは「筋肉の柔らかさ」。凝りをほぐす、おすすめストレッチをご紹介

何をしても冷えが改善しない…と毎年悩んでいる方。それは「筋肉の凝り」が原因かもしれません。筋肉が固いと血行不良になり運動や食事など予防対策をしても効果を感じにくくなると言われています。まずは筋肉を柔らかくキープして、血行不良を起こさないようにすることが大切です。そこで今回は、筋肉が凝り固まりやすい人の特徴と、筋肉を柔らかくするおすすめのストレッチをご紹介します。2021年11月15日作成

カテゴリ:
美容・ケア
キーワード
ヘルス・ビューティー冷え性冷え対策習慣ストレッチ
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冷え予防のキーポイントは「筋肉の凝り」

毎年冷え対策はしているものの、いまひとつ効果を感じられない…。そんなときに注目してほしいのが「筋肉の凝り」です。食事や入浴、運動での対処ももちろん重要ですが、その前にチェックしたいことは“筋肉が凝り固まっていないかどうか”です。血行不良は冷えの大敵。筋肉が縮こまり固いままケアしても、血流が悪いので上手く効果を感じられないことも。そこで今回は筋肉が固くなりやすい人の特徴や、凝りをほぐすおすすめのストレッチをご紹介します。

目次

“筋肉が固くなりやすい人”の特徴とは?

長時間同じ姿勢でいることが多い

冷え性緩和のカギは「筋肉の柔らかさ」。凝りをほぐす、おすすめストレッチをご紹介
出典:unsplash.com
デスクワークなど座りっぱなしの姿勢だけでなく、立ちっぱなしなど長時間同じ姿勢を続けていると、筋肉を動かすことが少なくなるため固くなりがちです。ふとしたときに「伸び」をしたくなるという人は、柔軟性が低下して凝り固まっている可能性があります。
仕事でいつも体を動かしているから大丈夫!と思っている人も油断できません。その動作がいつも同じだと、同じ筋肉しか使われないため、その他の使っていない筋肉が固くなり血行不良になってしまう…なんてことも。

ストレスを溜め込みやすい

ストレスが蓄積されると、自律神経のバランスが崩れやすくなると言われています。交感神経が優位となり体の緊張が続くと、筋肉は力んだような状態に。寝ているときでも力んだ状態が続くこともあるため、そのままだと筋肉は固くなる一方に。

運動前後のケアが十分でない

トレーニング前後はストレッチなどのケアがとても重要ですが、意外とこれが不足している人が多いと言われています。ストレッチが不十分だと筋肉疲労が蓄積して、トレーニングのパフォーマンスが低下するだけでなく、柔軟性の低下も起こる可能性が高くなります。

寒さや寒暖差が苦手な人も要注意

環境要因として、寒さも筋肉が固くなる一因となるでしょう。筋肉量や体質などは人それぞれですが、冬になれば寒くなるのは避けられません。体を冷やさないようにするのはもちろんですが、寒さに弱い人は、より一層、注意が必要です。

加齢のため、と思いこんでいる

子供の頃は柔らかかったけれど今は…といった話をよく耳にしますが、みなさんはいかがですか?これを聞くと加齢にともなって固くなると思いがちですが、そんなことはありません。これらの多くは運動不足で筋肉が凝り固まっていることがほとんど。
大人になると子供の頃のように走り回って遊ぶことは減りますし、何より子供はまだ成長途中なので関節などさまざまな部分が未成熟です。それゆえに柔らかいということもあるでしょう。運動習慣のあるご高齢の方は、体が柔らかい人も多い傾向に。年齢のせいだから…と諦めるのはまだ早いですよ。

筋肉を柔らかくするために「ストレッチ」を始めてみよう!

筋肉を柔らかくするためには、やはり体を動かすことが大切になってきます。ここからは、体を柔らかくするためのさまざまなストレッチをご紹介します。無理のない範囲でトライしてみてくださいね。

疲労もむくみもスッキリ!下半身ストレッチ

下半身は体の中でも大きな筋肉があるので、血流をよくするためにもっかりとストレッチしておきましょう。

首肩コリが気になるときに。上半身ストレッチ

姿勢が悪い人はとくに上半身が固まりがちです。ゆったりとリラックスしながら行いましょう。

寝る前にベッドの上で*

なかなか時間が取れない…という人は寝る前にベッドで行いましょう。そのまま寝てOKなので日々の習慣にしやすいですよ。

スキマ時間にささっちとできる!座りながらストレッチ

テレビを見ながらなど、スキマ時間でできちゃいます。ながらで日常に取り入れることで続けやすくなるでしょう。

時間がある時には*ゆったり全身ストレッチ

時間があるときには一緒に全身をまんべんなくストレッチしていきましょう。終わった時には体が軽くなり、気持ちいいですよ。

*効果的なストレッチのポイント*

自分が気持ちいいと感じる方法で伸ばそう

ストレッチはしているけれど、効いているのか分からない…なんてことはありませんか?筋肉は人によって付き方に個人差があると言われています。正しいフォームは基本として押さえつつ、気持ちのいい伸びが感じられる位置がどこなのか、体勢を少しずらしたりポーズを緩めたりして探ってみましょう。

まんべんなく伸ばそう

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筋肉は連動して動いているので、体の左右前後まんべんなく伸ばすことが大切です。片側ばかりをストレッチすると筋肉がアンバランスになってしまい、逆に姿勢が悪くなったり傷めてしまう原因にもなりかねません。また同じパーツばかりではなく。体全体をストレッチすることで効率良く柔軟性を向上できるでしょう。

ひとつひとつの動作をゆっくり行おう

少しでも早く柔らかくしたいからと、反動をつけて勢いでぐいぐいストレッチするのはNG。「伸張反射」といって、筋肉が勢いよく伸びると、体は危険を感じ切れないようにと筋肉を縮めようとする働きがあります。勢いでストレッチをすると余計に筋肉が固くなる…なんてことになりかねません。

ストレッチはゆっくりと呼吸を止めずに行うことが重要です。20〜30秒くらいを目安に伸ばしてあげましょう。左右交互で数セットに分けて行うのが理想的です。

継続することが大切◎

筋トレと一緒でストレッチも続けないと柔軟性向上は図れません。できるだけ毎日続けるのがベストですが、忙しくて時間を取るのが難しいこともあるでしょう。そんなときは、ながらでできるストレッチをしたり、短時間でできるストレッチを選んだりして無理のない範囲で習慣化していきましょう。

ストレッチで筋肉を柔らかくして、冷えを予防しよう!

筋肉を柔らかくキープできれば、血行が良くなり冷えが緩和されます。そうすると食事や運動などの予防対策も、効果を感じやすくなるでしょう。「冷えをなんとかしたい」と思ったら、筋肉のストレッチから始めてみてくださいね。

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