スマホ猫背とは?
スマホを触っているときはどうしても頭が前傾になってしまいます。首が下を向いている姿勢のまま長時間過ごす習慣は、猫背の大きな要因になってしまうのです。
猫背の姿勢が定着してしまうと、こんなカラダの不調も。
姿勢が悪いと実際の年齢よりも老けて見られたり、背中や腰などに痛みが出たり、カラダの各パーツに凝りが出てきたりと、さまざまな不調が起こりがちです。もっと先の将来、腰が曲がってしまう可能性も考えられます。
またカラダのなかでも多くの神経が通っている「背骨」にも影響を及ぼすといわれています。猫背によって神経が圧迫され、リンパや血液の流れが滞ってしまい老廃物が溜まりやすい状態になってしまう可能性も。
疲れやすさを感じるだけでなく、不眠など自律神経の不安定につながってしまうケースもあると言われています。そんな不調を招かないためにも、どんなことを普段から意識すれば良いのでしょうか。スマホ猫背改善の方法をチェックしていきましょう。
スマホ猫背改善のための工夫や意識したいこと
ストレッチなどの「ほぐし」の時間を作る
画面に集中していると、だんだんと首が前に出て猫背になり、肩が内側に入って姿勢が崩れてしまいがち。そうならないためにも「ほぐしの時間」を入れるよう心がけましょう。
目安としては20分に一回、難しい場合は一時間一回は、この時間を取り入れましょう。集中していると時間が経つのを忘れてしまいがちですので、タイマーをセットしておくことで意識が高まります◎
ほぐしの動きはシンプルでOK!例えば、両手を組んだらぐーんと伸びをして背筋を伸ばす。できるようなら鼻から大きく息を吸いながら伸びて、ゆっくり鼻から吐きながら両手を離して横から下す。それを何度か繰り返すだけでも血流改善につながります。
首まわりのほぐし方
背筋を伸ばした状態で(立っていても座っていても◎)首をゆっくりと回してみましょう。右から回したら次は左から回す。左右バランスよく行うのがポイントです。じんわりと効いて首まわりがほぐれていくのを感じるはずですよ。
背中・肩甲骨まわりの筋肉のほぐし方
気になる背中まわりなどの背面は、肩甲骨を動かすように意識したストレッチを。腕を大きく円を描くように回したり、背面で両手の平を組んでぎゅーっと遠くに伸ばしながら肩甲骨を寄せていく方法もおすすめです。
カラダのほぐしを日常的に行うことは、猫背改善だけでなくカラダの各パーツの疲れを癒し、心もリフレッシュしてくれます。仕事への意欲がわいたり集中力がアップしたり、代謝UPも期待できますよ。
両足と骨盤で土台をしっかり*椅子の座り方(姿勢)を整える
椅子に座るときは両足がしっかり地面につくよう、少し浅めに座りましょう。背中にクッションを置いても◎また背骨の支えとなる「骨盤」を立てるような意識で座ってみましょう。
足を組んでしまうと、どうしても姿勢が崩れがちに。疲れて足を組みたくなったら休憩のサインと考えて、先ほど紹介した“ほぐし”を取り入れてみてもいいですね。
体のパーツを鍛えて猫背を予防する
筋力が低下していると体をしっかりと支えることができず、姿勢の悪化につながります。背筋や腹筋、体幹を鍛えて猫背改善とともに美姿勢を目指しましょう。動画でエクササイズを紹介します!
※けがをしないように十分気を付けて、無理なく行ってくださいね。
スマホだけでなくパソコン作業も同様の負担がかかります。「背中が丸くなってきたかも…」という変化のほかにも、下腹部分がぽっこり出てきたり、二重あごになったり、体の歪みを感じたり…。