寒くなると気になる「足の冷え」
足の冷えは比較的女性に多い症状と思われがちですが、近年では男性や子供にもその症状が増えているのだとか。足の冷えは寒さを感じるだけでなく、痺れて感覚がなくなったり痛みが出たり…血行が悪くなると霜焼けになることもあるので辛いですよね。
『脱・足の冷え』のために。意識したい4つの生活習慣
その1:内臓を冷やさないようにしましょう
またデスクワークなどで座っている時間が長い人は、下半身からお腹にかけて冷えやすくなっているので、ブランケットや腹巻などを活用するなどして、意識的に温めるように心がけましょう。
その2:ストレスを溜め込まず、上手に発散しましょう
ストレスが溜まると筋肉が常に緊張状態になり、それが原因で血行が悪くなると言われています。またこれが常態化すると、自律神経のバランスも不安定になり、交感神経が優位になることで末端の血管を収縮してしまうのだとか。
全身の巡りが悪くなる上に、さらに末端の血行不良になれば、ひどい冷えの原因になりかねません。
そんな状態にならないためにも、普段から自分なりのリフレッシュ方法を見つけておくと良いでしょう。週末にプチ旅行をする、趣味に没頭する、逆に家にこもってテレビを見るというのでもいいと思います。忙しい現代人はストレスを溜め込みがちですので、日々上手く発散できるようにしましょう。
その3: 足湯を習慣にしましょう
お風呂に入るのも効果的ですが、足湯なら服を着たままでOKなので日中でも手軽にできるおすすめの方法です。好きな香りのアロマオイルを垂らせば、気分もリフレッシュできます。
また足首の内側には三陰交(さんいんこう)という冷えのツボがあるので、ここを温めることで冷え緩和が期待できます。足湯で温める他にも、靴下で覆うようにしたり、ゆっくりと優しく押して刺激を与えたりする方法もおすすめです。
三陰交(さんいんこう)
【探し方】
内くるぶしの頂点から指幅4本分上がったところで、骨と筋肉の境目
【ポイント】
ゆっくり息を吐きながら静かに押して、息を吸いながら離します。
目安としては、一度に続けて3回程度押すと良いでしょう。
押す力は控えめに。温灸も効果的です。
その4: 適度に体を動かそう
女性は男性に比べて筋肉量が少なく、運動不足になると体の熱をたくさん作ったりそれを全身に送り届けたりという機能が低下してしまうと言われています。またそれが足の冷えにも繋がるとも考えられています。
そこでおすすめなのが大きな筋肉が多く存在する「下半身のエクササイズ」。血液を送り出すポンプの役割があると言われているふくらはぎがポイントです。
ここがしっかりと動くようになると、血行改善や代謝アップが期待できるため、冷えない体作りをするのには欠かせないパーツになります。下半身を鍛えて、効率よく体を温めてあげましょう。
継続がポイント!冷え対策エクササイズをご紹介
座りながら冷え緩和ストレッチ
寝る前におすすめ*手足をブラブラするだけのヨガポーズ
足をしっかり伸ばして血行促進!下半身から温めるストレッチ
冷えや疲れはその日のうちに。スッキリ快適な足ポカマッサージ
足を温めて快適に♪おすすめグッズ5選
冷え取り靴下
モヘアのレッグウォーマー
ウールチェックブランケット
足用湯たんぽ
断熱性に優れた特殊素材のウェットスーツ布地で作られた足用湯たんぽ。とても柔らかい素材で肌触りが良く低温ヤケドもしにくい作りになっているそうなので、一度履いたら手放せなくなりそうなアイテムです。
体の中心部分が冷えてしまうと、生命維持のために温めようとするので、末端へ十分な血液が届けられない可能性が高くなると言います。また足は内臓をコントロールしている神経と同等の神経が支配していると言われているため、内臓機能の低下が足にも影響して、冷えの原因になってしまうのだとか。