最近では全国からお伊勢参りへ出かけていく人も増えてきましたね。伊勢神宮のお膝元である赤福本店。赤福餅は広く知られていますが、毎月一日のみ限定で販売される「朔日(ついたち)餅」をご存知ですか。月ごとに代わる朔日餅の魅力を紹介いたします!2017年03月20日更新
昨年、式年遷宮を迎えたばかりの伊勢神宮。伊勢には、毎月一日に神宮へお参りする「朔日(ついたち)参り」という風習があります。
無事にひと月を過ごせたことを神様に感謝し、新しい月も無事に過ごせるようにと手を合わせ願います。
赤福本店はお伊勢さんのお膝元で明治以来130年余り息づいています。伊勢らしい建物の中へ入ると、畳敷きの座敷が広がり、五十鈴川に面した縁側があります。店内には餅入れさんと呼ばれる女性職人が赤福を作る姿も見ることができ、お参り後のひと時を過ごす参拝客でいつもにぎわっています。また、伊勢神宮のお参りが始まる早朝5時に合わせて、この赤福本店も毎朝5時に開店します。
こちらがおなじみの赤福餅。
本店でいただく、赤福餅と番茶は格別のお味。
大豆と黒大豆を使った2種類の豆大福で節分の豆まきにちなんでいます。
三月三日の節句にお供えするよもぎ餅。香り高く繁殖力の強いよもぎを餅にして子孫繁栄・無病息災を祈るという由来があります。
春満開の桜の季節。桜色に染めたもち米で餡を包んでいます。使われている桜の葉も厳選したものを使用しているそうです
端午の節句にかしわ餅を。柏の葉は新葉が育つまで枯れ落ちず代ゆずりをする、ということと、葉の形が参拝で打つ柏手に似ていることから、子孫繁栄を祈るという縁起があります。
麦刈りの季節の六月。豊作感謝のためにつくられたのが麦手餅。
もち麦粉が入った餅生地に黒糖味の餡が入り、麦粉をまぶした香ばしいお餅です。
青竹に入った水羊羹。餡は赤福のものを使用。朔日餅のなかで唯一餅菓子ではないですが、とても人気の高い商品です。
専用のピックで羊羹を押し出して頂きます!
定番の赤福餅?と見間違えるような見た目ですが、餡は黒餡、餅は粟入りです。
おなじみ秋の餅といえばお萩。ほんのりと塩味が効いています。
秋のめぐみの栗を餡にして包み、上には栗ようかんが乗っています。
もち米にも食感が残っていてつぶつぶ感が楽しめます。
商売繁盛を祝うまつり「ゑびす講」にちなんだゑびす餅。打出の小槌と小判に見立て、風味は黒糖と柚子に仕上がっています。
暦の上では大雪。もろこし粉入りの餅で、うっすらと雪化粧をした大地を見立てています。
包装紙も毎月違い、季節感の溢れる柄で包まれています。使用しているのは伊勢千代紙で、友禅や小紋の紋様に刷られた美しい千代紙。月ごとの朔日餅を伊勢千代紙で包むことで、受け取った一家の千代の繁栄を祈るという願いが込められています。
その季節ごとの紋様を楽しめるので、手土産などにすると、より特別感があっていいですね!楊枝包みも毎月変わり、季節の模様を楽しめます。
当日販売と予約販売があります。伊勢以外でも直営店(百貨店内)でも予約販売をしていますので、詳しくは赤福のHPにてご確認ください。
いつもたくさんの人で賑わうお伊勢さん。ゆっくりお伊勢参りをした後に、ぜひ立ち寄りたいのが伊勢神宮内宮から程近いおかげ横丁です。古い町並みが再現された通りには、たくさんのお店が立ち並び、歩いているだけとっても楽しいです。さらにあちらこちらから美味しい香りが漂ってきます♪小さなお子さんから、おじいちゃんおばあちゃんまで楽しめる、おかげ横丁の人気グルメをご紹介します。おいしいお土産グルメも必見です!是非出発前に予習をして、いつも以上に旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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昨年、式年遷宮を迎えたばかりの伊勢神宮。
伊勢には、毎月一日に神宮へお参りする「朔日(ついたち)参り」という風習があります。