金沢駅内の「金沢百番街」で、素敵なお土産見つけたい…♪
「金沢」といえば、「和菓子」のお店が多いことで有名ですよね。加賀藩の奨励によって、茶の湯文化が広く浸透した石川県。それに伴いお茶と一緒にいただく和菓子も、古くから庶民の日常に根付き、大きく発展してきました。今もなお老舗では何世代にもわたり職人技が受け継がれ、和菓子の名品がつくられています。
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画像/茶菓工房たろう「はなことたろう」「たろうのようかん」
ぜひ金沢を訪れたときは、ぜひ素敵な「和菓子」をお土産に買って帰りませんか♪
そこで今回は、金沢の種類豊富な和菓子の中から、お土産にぴったりな一品をピックアップしてご紹介します。どれも、女性の心をつかむような、やさしい味わいと美しさを備えたものばかり。
すべて、金沢百番街にある『あんと』で買えるおみやげをセレクト
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ちなみに、本記事でご紹介する《金沢銘菓》の商品はすべて、「金沢駅」に直結している商業施設『金沢百番街 あんと』で買うことができます。
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エキナカのつかの間滞在も、わくわくするお土産選びを楽しみましょう♪
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あんとの中の区画「38」売り場にある、和菓子のお店「金沢 うら田(かなざわ うらた)」。
起き上がり人形の郷土玩具をモチーフにした、小倉餡もなか♪
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まず「加賀八幡 起上もなか」をご紹介。
「加賀八幡起上り」の、真紅のおくるみ姿のイラスト。そしてぽってりとした、純粋無垢なお顔立ちが、なんとも可愛いですね。
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「加賀八幡 起上もなか」は個包装のみならず、中身の最中も、ちゃんと「加賀八幡起上り」です◎
知識:お菓子のモチーフになっている「加賀八幡起上り(かがはちまんおきあがり)」とは
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ちなみに「加賀八幡起上り」は、縁起ものとして親しまれてきた郷土玩具。
いにしえより伝わる加賀八幡さまの故事にちなんだもので、「子供がすくすくと成長しますように」という、健康への願いが込められています。紅いおくるみに包まれた赤ちゃんのやさしい笑顔に、心がほっこりと癒されますね。
それゆえ、出産祝いや幼い子供を持つ方へのお土産にもぴったり。
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倒れても、傾いても、ちゃんと起き上がる「起き上がり小法師」の雰囲気を醸し出す「加賀八幡 起上もなか」。縁起がいいですね。
丁寧に緑茶をいれて、ゆっくり味わっていただく、至福の休憩時間をお楽しみください*
※「栗天真」は季節限定の商品です。夏季はお取り扱いしていないため、あらかじめご了承ください。
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緑茶、コーヒーとも相性抜群。芋や栗の素朴な甘みを楽しめて、老若男女問わずおすすめしたいのが、こちらの栗天真(くりてんしん)。
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ケーキのように見えますが、小麦粉不使用の蒸しカステラです。
カステラ生地には加賀特産丸芋を使用しており、しっとりもっちりとした質感。渋皮栗が真ん中に入っていて、ほっくりと美味しい栗の味わいも楽しめます。
金沢 / 和菓子
- 住所
- 金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街 あんと
- 営業時間
- 8:30~20:00
- 定休日
- 不定休 (金沢百番街に準ずる)
- 平均予算
- ~¥999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
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あんとの中の区画「42」売り場にある、和菓子のお店「和菓子 村上」。
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明治から続く、和菓⼦⼀筋の「和菓子 村上」。柔らかいお餅と⼀から作ったこだわり餡を包んだ「ふくさ餅」がお店の定番⼈気商品ですが、まさに心ときめく銘菓が、こちらの「わり氷」。品のよさが漂う、涼しげなパッケージに入っています。
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パッと⾒、硬い氷菓⼦のようにも⾒えますが、 寒天でできた透きとおった干菓子。砂糖で寒天をコーティングしているので、⾷感は外はシャリと、中はしっとり。
6⽇間かけて寒天を乾燥させ、職⼈さんが⼀粒⼀粒丁寧に作っています。⽢過ぎず、⽼若男⼥におすすめできるお⼟産です。
SNS上では、村上の一番人気商品は「わり氷」かもしれません。
でも、実際のところ、お店で一番人気なのは、こちらの「ふくさ餅」。
定番は「黒糖ふくさ餅」。しっとりふんわりした黒糖風味の焼き皮と、モチモチとした求肥餅、そしてこし餡の美味しさを、一口頬張るごとに堪能できます。
こし餡ではなく、香り高い抹茶餡を求肥餅と挟んだ「抹茶ふくさ餅」も人気です。
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そのほか「ふくさ餅」には、「桜ふくさ餅」「栗ふくさ餅」といった季節限定の品も。運が良ければ、旬の美味しさが詰まったふくさ餅に出合えるかもしれませんので、要チェックですよ。
金沢 / 和菓子
- 住所
- 金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街 あんと
- 営業時間
- 8:30~20:00
- 定休日
- 金沢百番街に準ずる
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
▽ 楽天・Yahoo!ショッピング・Amazonでのお取り扱い(和菓子村上)
【おまけ】和スイーツをイートインで楽しめる「菓ふぇMURAKAMI」に立ち寄っても♪
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お時間があるときは、ぜひ金沢市泉本町にある「和菓子村上 本社店」に併設されている、「菓ふぇ ムラカミ」に行ってみて♪あんみつやお団子のほか、このように可愛い和パンケーキも!あたたかい時期には、ふわふわの大きなかき氷を楽しめますよ。もちろんお⼟産選びもできます◎
あんとの中の区画「32」売り場にある、大正14年創業の和菓子屋さん「菓匠 高木屋(かしょう たかぎや)」。
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「紙ふうせん」は、まあるい形の新食感最中です。なんだが眺めるだけでほっこりする、かわいい見た目の加賀最中。お土産にもらったら、おのずと微笑んでしまうのでは♪
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気になる中身は…お砂糖をまとった、寒天ゼリー(錦玉)が入っています。さくさく、しっとりとした食感が楽しいですよ。
それぞれ、赤ぶどう、黄レモン、白ワイン、黒糖風味…と、色んな味わいのゼリーが詰められています。色とりどりで、きれいですね。
「これは何の味かな?」と味わいながら、金沢旅行の思い出話に花を咲かせてみては♪
▼ 紙ふうせんプレミアム ※10月~5月頃の限定商品
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「紙ふうせんプレミアム」の中に入っている寒天ゼリーは、ミルクゼリーと抹茶チョコ。一緒に食べることで、ミルクが、抹茶のほろ苦さをほどよく緩和してくれます。絶対おいしい組み合わせですよね♪
丸いかたちは、普通サイズよりももう一回り大きくなっており、インパクトがありますよ♪
▼ 涼味紙ふうせん ※5月中旬~8月頃の夏季限定商品
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「涼味紙ふうせん」の中に入っている寒天ゼリーは、まさしく涼味で、夏にぴったり。
白い最中には桃、青い最中にはサイダーの風味づけをしたゼリーが入っています。
▼ 紙ふうせん スイカ ※7月~8月頃の夏季限定商品
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知る人ぞ知る、ユニークな「紙ふうせん スイカ」。スイカの果肉として赤い寒天ゼリーが詰まっていますが、あわせて種も入っています! 種は、寒天ゼリーではなくチョコレートですよ♪
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甘酸っぱいあんずのシロップ漬を、白あんとともに包んだ「あんず餅」も、お土産として人気です。
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頬張ってみたくなる、小さすぎないぽってりとしたサイズ感がいいですね。子供のおやつとしても、満足感が高いはず♪
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フルーティ―な味わいで、緑茶や紅茶と一緒にいただいても美味しいです。
「菓匠 高木屋」公式で、冷やしていただくことも推奨されていますよ。夏の職場のお土産で、冷蔵庫でひんやりさせてから配っても喜ばれそうですね。
金沢 / 和菓子
- 住所
- 金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街 あんと
- 営業時間
- 8:30~20:00
- 定休日
- 無休
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供:
出典:
パッケージの可愛さでも有名な、金沢の和菓子屋さん「茶菓工房(さかこうぼう)たろう」。
あんとの中の区画「35」売り場に位置しています。
ゆるいイラストも、キュン。コーヒーにも合う和スイーツ
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歴史ある和菓子店が多い金沢の中、2005年創業という比較的新しい和菓子処が「茶菓工房たろう」。美味しさはもちろん、スタイリッシュな和スイーツ、そしてお洒落なパッケージで注目を集めています。ちなみに、店員さんもこのパッケージとお揃いのスタッフTシャツを着ていますよ。
こちらの「はなことたろう」は抹茶カステラと、アーモンドの入ったチョコレートようかんを重ねた、和スイーツケーキ。
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チョコレートようかんは一般的なものより生チョコの味わいに近いです。進化系スイーツと呼ぶにふさわしい一品♪
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お土産に、進化系の“ようかん”を手渡す、すてきなサプライズはいかがでしょう♪ほっと落ち着くお茶の時間にぴったり。
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1本302円(税込)で、たくさんの味がラインナップされていることも、大きな魅力。生チョコのような味わいを楽しめる「カカオチョコ」と「ホワイトチョコレート」、緑茶の風味が口いっぱいにひろがる「こいちゃ」、やさしい甘みの「あずき」など…。
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こちらは、ピーナッツの粒つぶ食感が楽しい「ピーナッツバター」。
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まるでチョコレートのよう!そう、こちらは「カカオチョコ」を使ったチョコレートようかんです。
白カカオのホワイトチョコレートようかんもあるので、2つ買って食べ比べすると盛り上がりそうですね♪
⑨ 茶菓工房たろう|どら焼き(お天気どら焼き/おひるねピーどら)
たろうの「どら焼き」は、とにかく可愛い!
ばらまき用ではなく、単品でお渡ししたい金沢の和菓子のお土産としてオススメです。そして個包装されているので、配りやすいのも魅力的。
出典:
雨の天気が多い日本海側でよく聞くことわざ「弁当忘れても、傘、忘れるな!」。
たろうの「お天気どら焼き」は、その言葉が書かれたパッケージとともに、傘の焼き印がついたどら焼きを楽しめます♪
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生地には地元産コシヒカリの粉と餅粉を使用。甘さ控えめの粒餡と、皮のモチモチ食感が美味しい*
この顔のどら焼きを見たら、誰だってきっと笑みがこぼれるはず。会話がはずみますね*
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小豆餡ではなく、粒々入りのピーナッツ餡を挟んだどら焼き「おひるねピーどら」もあります。
そう、イラストで描かれているのは、おひるねしているピーナッツ!
小豆餡が苦手という方もいるので、「お天気どら焼き」「おひるねピーどら」の2種買って、お土産を渡したい相手に選んでもらうのも良さそうです*
金沢 / 和菓子
- 住所
- 金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街 あんと
- 営業時間
- 8:30~20:00
- 定休日
- 金沢百番街に準ずる
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
あんとの中の区画「36」売り場に位置する、天保元年創業の老舗飴屋さん「あめの俵屋」。
出典:
180年余りの歴史を誇る、金沢で一番古い飴屋さん『あめの俵屋(たわらや)』の「じろ飴」も、お土産に欠かせません♪瓶型容器にきれいに詰められているので、お土産にもぴったり。
出典:
やさしい甘みの「じろ飴」。実は、良質の米と大麦だけでつくられた水あめ。砂糖による甘みではないんですね。かつて砂糖が入手困難だった時期に、穀物だけで甘みを得られる、庶民の甘味料として生み出されたものだそうです。
そのまま食べてももちろん美味しいのですが、艶出しやコクに深みを与えたりと、料理に使っても大活躍してくれます。
出典:
江戸時代から続く自然の甘味を、今なお伝える俵屋さん。時間があれば、金沢駅から約20分ほど歩いたところにある、本店を訪れてみてください。
建物は江戸時代末期に建てられたとされる木造2階建てで、もともとはお米屋さんだったそう。金沢市指定保存建造物に指定されている味わい深いつくりも、見ごたえがありますよ。
金沢 / 和菓子
- 住所
- 金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街 あんと
- 営業時間
- 8:30~19:00
- 定休日
- 不定休 (金沢百番街に準ずる)
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供:
あんとの中の区画「21」売り場にある、フルーツ大福で人気の和菓子屋さん「和菓子処 中越(なかごし)」。
出典:
和菓子処 中越の人気商品は、温州みかんをまるごと包んだ「丸ごとみかん大福」。
出典:
一見、「グミ」を思わせる可愛いパッケージですが、なかに入っているのは、どっしり感のある「みかん大福」。
本物のみかんに近い色味で、美味しそうですね。紙ではなく、ビニール系の素材の個包装なので、乾燥せず持ち運べるのも優秀なポイント。
出典:
半分にカットしてみると、まさしく丸ごとのみかんがお目見え*断面がきれいですね。
カットせずに頬張ってみても、中身のジューシーさを満喫できて、とっておきの美味しい体験になりそう♪
金沢 / 和菓子
- 住所
- 金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街 あんと
- 営業時間
- 8:30~19:00
- 定休日
- 無休
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
出典:
あんとの中の区画「28」売り場にある、大正六年創業、金沢の老舗和菓子店「柴舟小出(しばふねこいで)」。
出典:
「水てまり」は、柴舟小出の夏季限定の人気商品です。
現在のラインナップは、あんず、夏みかん、うめ。清涼感いっぱいのゼリーで、毎年楽しみにしているファンの方も多いですよ。
※注:こちらの画像は最新(現行)のパッケージとは異なります。
出典:
ごろっとした果肉が2個入っています。
喉ごし爽やかで、冷やしたり、シャーベットにしたりして美味しくいただけます♪
金沢 / 和菓子
- 住所
- 金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街 あんと
- 営業時間
- 8:30~19:00
金沢百番街おみやげ館の営業時間と同じ
- 定休日
- 原則として無休
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
あんとの中の区画位置「24」にある、「金澤 福うさぎ( かなざわ ふくうさぎ)」。店名のとおり、うさぎをモチーフにした蒸し饅頭で人気の和菓子屋さんです。
出典:
「銘菓 福うさぎ」は、ふんわり&もっちりとした生地で、風味豊かな餡を包み込んだ蒸し饅頭。こちらの5種の詰め合わせでは、ゆず、かぼちゃ、金時、棒茶、そして大納言の餡を楽しめますよ。
餡に使っている素材は石川、金沢に縁のあるものにこだわっており、原材料を見るのも楽しみのひとつ。
出典:
餡はどれもやさしい甘みで、お茶のお供にぴったり。年齢問わず、愛されている銘菓です。個包装なので、職場などで配りやすいのもうれしいですね。
金沢 / 和菓子
- 住所
- 金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街「あんと」内
- 営業時間
- 8:30~20:00
- 定休日
- 不定休(金沢百番街に準ずる)
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
《info》「加藤晧陽堂」のあんと内店舗は、2020年閉店しました
加藤晧陽堂(かとうこうようどう)|うちわ煎餅(夏季限定)
出典:
菓子職人によって一枚一枚丁寧につくられる、手仕事による匠の技が光る、加藤晧陽堂(かとうこうようどう)の「うちわ煎餅」。もち米を丸型や台型のお煎餅に加工したのち、すり蜜で、うちわにぴったりの涼しげで優雅な絵柄がつけらたもの。つまようじが柄に見立てて、さされています。もち米の優しい甘みと風味が美味しい金沢銘菓の一つです。
出典:
繊細で上品なセンスを放つ花鳥風月の絵は、食べるのがもったいなくなる美しさ。涼をもたらす夏のお土産に、ぴったりですね。
金沢百番街「あんと」にあった加藤晧陽堂のお店は、2020年に閉店しました。
その他店舗の情報は、以下の「店舗のご案内」をご確認ください。
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いかがでしたでしょうか。旅行に行けば、お土産はマストなもの♪和菓子の町・金沢を訪れたときは、ぜひ美味しくてかわいい金沢銘菓を、手土産にしてみてくださいね。
出典:
画像/「菓匠 高木屋」の季節限定(11月~5月)のふやきちょこさんど
ひと口ひと口、美味しさに微笑みながら、旅の幸せ気分を、品よくおすそ分けできるはずです*
画像上/金澤 福うさぎ「銘菓 福うさぎ」