体にやさしく涼を取る「水ようかん」
夏のおやつタイムに、手作りの水ようかんはいかがでしょうか。普通のようかんより水分が多いためやわらかく、口の中をつるり、するりと通る滑らかなのど越しはこの季節ならではのご馳走です。
室温でも溶けにくいので、冷やし過ぎずに食べられるのも◎
出典:pixabay.com
通常「冷たいスイーツ」というと、アイスクリームなど冷やす事で固まっている物が多く、しっかり冷えた状態でなければ溶けてしまうのですが、寒天で固めた水ようかんは溶ける温度が高いので室温でも固まったままです。つるりとしたのど越しを楽しみたいけど、お腹が冷えるのが気になる場合は室温に馴染ませてから食べる事もできます。
主な材料も夏の体にうれしい効果アリ
水ようかんの主原料となる小豆ははタンパク質を多く含みますが、他にも夏の体に特にうれしい働きをする成分が多く含まれています。
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・糖質をエネルギーに変えるときに必要なビタミンB1
・抗酸化作用のある、アントシアニン、イソフラボン、ルチンなど複数のポリフェノール
・日焼けでも失われやすい鉄分
・血流を良くするサポニン
・汗で失われやすいカリウム
・抗酸化作用のある、アントシアニン、イソフラボン、ルチンなど複数のポリフェノール
・日焼けでも失われやすい鉄分
・血流を良くするサポニン
・汗で失われやすいカリウム
あずきに含まれる栄養などが知りたい方はこちらをどうぞ
水ようかんを固める働きは寒天による物ですが、食物繊維が豊富な海藻が原料の寒天は、水溶性・不溶性どちらの食物繊維も含みます。
水溶性食物繊維→腸内環境の改善
不溶性食物繊維→腸を刺激してぜん動を助け便秘の防止
また、カロリーが低く水で膨らんで腹持ちも良いので、ヘルシーで食べ応えがあるのも嬉しいですね。
水溶性食物繊維→腸内環境の改善
不溶性食物繊維→腸を刺激してぜん動を助け便秘の防止
また、カロリーが低く水で膨らんで腹持ちも良いので、ヘルシーで食べ応えがあるのも嬉しいですね。
寒天の働きを知りたい方はこちらをチェックしてみて下さい。
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手軽に「涼を楽しむ」スイーツを作って、暑さも楽しみに
酷暑の時期は体にもダメージがあって辛い物です。とはいえ、季節の訪れは避けられないので、それを楽しむ方法を見つけた方が暮らしが豊かに感じられるかもしれません。暑さで外出が億劫な日は、家ならではの楽しみを。
本格的な手作りが難しい場合は、市販の水ようかんをレンジで溶かして缶詰のみかんで夏の花のような彩りを添えたレシピで作ってみる方法もあります。張り切り過ぎず楽しめる夏のお家作業に、「水ようかん作り」はいかがでしょうか?