そもそも韓国式の海苔巻であるキンパは、ごはんを塩とごま油で味つけし、ほうれん草やニンジン、卵などの材料を海苔で巻いて、ひとくち大にカットした彩りも美しい海苔巻です。日本でいう太巻きに見た目は似ていますが、酢飯で作る日本の海苔巻きと味は違います。そんな香ばしいキンパを折りたたんで作るのが折りたたみキンパです。

使用する海苔は、ハーフサイズやおにぎり用ではなく全型サイズの海苔を使います。海苔とごはん以外は好きな食材でOK！作り方も簡単で、まず海苔を一度十字に折り目をつけ、一部に切り込みを入れます。

キンパの特徴であるごま油と塩のごはん。ポイントは炊きたてのご飯に混ぜることで、ごま油と塩がまんべんなく混ざりますが、そのまま熱いご飯を海苔のうえに置くと海苔が縮んでしまうので、冷ましてから使用します。

好きな具材を準備します。折りたたむ関係で３種類用意すれば、十字に折り目をつけた海苔の４箇所にそれぞれ、ごはん①、具材②、具材③、具材④と分けて乗せることができます。

折りたたみキンパの一番のポイント。海苔、ごはん、具材をパタパタと折りたたんでいきます。あとはラップに巻いてカットするだけ。断面も美しく、お弁当に入れても絵になる折りたたみキンパの完成です。詳しい作り方は以下のリンクをご参照ください。

甘辛焼肉にもやしのナムルの組み合わせがお子様にも食べやすく、ボリュームもたっぷり。お弁当にする場合は、外側になる部分には水けの少ない具材、もしくはご飯にするように作ると時間がたってもおいしくいただけます。

ふわふわの卵焼きとかに風味かまぼこで作るかに玉風レシピ。卵焼きには鶏ガラスープの素やみりんで味がついているので、卵焼きを作ったらあとは海苔に他の食材を乗せて折りたたむだけで、断面の彩りも鮮やかなキンパの完成です。

ちくわは天ぷらにしなくても、天かすに　めんつゆを合わせて混ぜたものと一緒に折りたたむだけで、子どもも大好きなちくわの天ぷら風に。大葉の風味もよく、子どもからご年配の方までおいしくいただけます。

日本でも大人気のスパム。カットしたスパムとスライスチーズ、レタスで火を使わずに簡単に彩りも良い折りたたみキンパがあっという間に完成♪忙しい朝やお弁当に最適です。

カニカマ×アボカドの組み合わせと、ソーセージと目玉焼きの組み合わせの２種類の折りたたみキンパ。２種類作ってバスケットに入れればこれだけで立派なランチに。

スライスチーズとピリ辛キムチの絶妙な組み合わせがヤミツキになるキムチーズキンパ。チーズたっぷりがお好きな方は、スライスチーズを2枚重ねにしたり、ピザ用チーズを使ったりするのもOK！食欲のない日でもおいしくいただけそう。

折りたたみキンパを作って具材が余ったら翌日のランチは気分を変えてサンドイッチに。ごはんにあうキンパの具材はパンとも相性バッチリで、カットした断面も美しくお弁当にも映えます。

おにぎりがとっても似合う、すす竹から作られた風情あるお弁当箱「おむすび篭」。

赤みを帯びた独特の色合いがなんとも味わい深いすす竹を職人さんが「網代網み（あじろあみ）」という技法で隙間なく交互に編み込み、さらに四隅を竹で補強することで見た目の良さだけでなく、丈夫なお弁当箱に仕上がっています。

さらに竹は通気性も良く、抗菌性も優れているので、おにぎりが蒸れず、おいしくいただけます。趣のある根竹の珠が付いた紐で結べば開ける前の佇まいも絵になり、ランチタイムを楽しくおいしく過ごせそう。