うま辛のおいしさ!人気の「まぜそば」とは?
お口の中で、辛さとうまさが刺激的に広がる「まぜそば」。台湾ミンチの濃厚な味わいや魚粉・ニラなどの風味…さまざまなおいしさが麺にからんで、どんどん箸が進みます。
油そばとまぜそばの違い
「油そば」は、スープのないラーメンの一種。丼の底に油とタレが入っていて、ラー油や酢などを上からかけ、麺にからめながら食べます。東京の武蔵野地区の大学生に愛されたのが始まりといわれます。「まぜそば」は、もともとはこの油そばの別名として使われていましたが、今では次でご説明する名古屋名物の「台湾まぜそば」を指すことが多くなりました。
名古屋で人気の台湾まぜそば
「麵屋はなび」が火付け役!辛い台湾ミンチの汁なし麺
名古屋名物の台湾まぜそばは「麵屋はなび」というラーメン店が始めたもので、台湾ミンチをたっぷりとのせた汁なし麺(油そばの一種)。ニンニクがきいた辛いミンチのほか、ニラやネギ、魚粉、卵黄など具がたっぷりとのっています。今ではまぜそばを扱うお店も多く、台湾まぜそばだけでなく、とんこつ風のタレのものなどバリエーションが広がり、具も多種多様です。
東京・大阪などにも「麵屋こころ」などまぜそばの名店があります
まぜそばは、名古屋だけでなく全国的に人気の麺料理になっています。なかでも名古屋で修業した本格的な味を提供する有名店「麵屋こころ」は、東京・大阪・九州など全国展開しており、おいしい本格的なまぜそばが体験できます。
まぜそばの食べ方
具と麺をよく混ぜて
まぜそばは、全体をよく混ぜてから食べるのがポイント。いろいろな具材が一体になって、辛いけれどうまみたっぷりのごちそう麺になります。
「追い飯」もおすすめ!
麵屋はなびなど人気店では、最後にタレと具を少し残し、一口か二口程度の「追い飯」をして〆るのが定番の食べ方です。タレがからんだご飯は、麺とはまた違うおいしさ。おうちでまぜそばを作ったときにも、ぜひお試しください。
まぜそばの作り方
材料
ひき肉・ニラ・ネギ・ニンニク・魚粉・卵黄・調味料(豆板醬・オイスターソース)など
台湾ミンチになる豚ひき肉のほか、トッピングとしてニラ・ネギ・ニンニクなど香りの強いものを用意し、みじん切りに。また、ぜひ入れたいのが「魚粉」。かつお節(削り節)を細かくしてもOKです。もちろん、まろやかで彩りにもなる卵黄もお忘れなく。メインの調味料は、辛さの決め手となる豆板醬とオイスターソースなどです。
本格まぜそばの作り方手順
中華麺を茹でる
中華麺は、茹でて冷水でぬめりを取り下味をからめておきます。こうすることで味がぼやけず、全体がしまります。
台湾ミンチを作る
豚ひき肉と豆板醤を炒めてオイスターソースなどで味付けし、辛くてコクのある台湾ミンチを作ります。汁気は全部飛ばさず、少しとろみのあるスープが残っているくらいで大丈夫です。
麺に具をのせて完成!
写真のように麺に具をきれいにトッピングし、卵黄を落としたら完成。このほか、ミンチと相性のいいトマトなどをのせるのもいいですし、キムチ・オニオンフライ・紅しょうが・福神漬けなどもおすすめとか。具材はお好みでバリエーションがどんどん広がります。
電子レンジを使った簡単な作り方
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台湾ミンチを電子レンジを使って作るレシピ。あとは、麺を茹でるだけです。レンチンの間にネギを切ったり、麺を茹でれば、ものの5分で完成です。