いつもの料理に物足りなさを感じたら
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
料理が面白くなる5つのアイデア
1.旬を意識して、買い物をする
食材への愛情を感じる映画
2.ドレッシングやソースを自分の感覚で作ってみる
市販のドレッシングやソースは美味しいけれど、味や旨味が濃いため、どんな食材を絡めても似た印象になってしまいがち。手作りすることに慣れると、その時々で濃さや風味を変えることができ、マンネリも解消できます。香り高いハーブ類は、食材の味をうまくまとめてくれたり、アクセントを付けてくれる優れもの。乾燥させたり、冷凍したり、オイル付けにしたり、保存や活用方法も色々。お酢につけておくだけのにんにく酢も、炒め物の仕上げなどに使えて重宝します。
柑橘とオイルと塩を混ぜ合わせたドレッシングはとても簡単。筆者は、いつでも使えるように、国産レモンが出回る時期はストックするようにいます。たとえば、豚しゃぶを作った際、お肉のゆで汁とレモンと醤油を合わせれば、即席ポン酢も出来上がります。自家製つけダレでいただくしゃぶしゃぶは最高!おすすめです。
3.スパイスを取り入れてみる
スパイスの世界は奥深い。種類がとてつもなく多いというだけでなく、組み合わせ次第で、味わいが大きく変わるので、愉しみ方は無限大といっても過言ではないほど。いつもの野菜炒めも、クミンシードやチリパウダーを合わせることで、とても風味豊かに仕上がりますよ。
カレーだけじゃない、スパイスのレシピ。
タイトルにあるスパイスカレーはもちろん、スパイスを使ったおかずのレシピをたっぷり紹介してくれる本。レシピだけではなく、スパイスの歴史やそれぞれの特徴まで丁寧に説明しています。この本を読めば、スパイスに対する理解がぐんと深まるはず。
4.キッチンにグリーンを。再生野菜やハーブ作りにチャレンジ
お家時間が長くなると、目に入るものが代わり映えしなくて、どうも気分が乗らないということありますよね。最近、筆者はベランダでハーブ、キッチンでリサイクル栽培をするようになりました。春から夏にかけて、植物の生命力はたくましくて、日々成長している様子に元気をもらっています。いつ料理に使おうか、どう調理しようかと考えながら、キッチンに立つ時間が前よりずっと楽しくなりました。
マイペースに始める野菜作りの本
大きな庭やベランダがなくたって、野菜やハーブを育てることは可能です。水やりや土いじりが苦手であれば、キッチンで水栽培もおすすめ。ゆるーくマイペースに、野菜作りを始めてみませんか?
5.イマジネーションを広げる本を手元に置く
豊かな気持ちになる料理絵本
ゴージャスな料理や栄養満点な料理、効率的な調理方法が紹介されたレシピ本もいいけれど、時に、目的に縛られず、料理について自由なイマジネーションを広げてくれるような本を開いてみると刺激になります。世界一有名なオーガニックレストラン、「シェパニース」の創業者アリス・ウォータースの料理絵本。彼女の娘、ファニー目線で書かれたお話は、料理の楽しさ、食べることの喜びをたっぷり伝えてくれます。
あの映画の食事シーンを思い出す本
ずっと使える「料理の勘どころ」を学ぶ本
レシピ通りに作れば、きちんとそれなりの料理は出来上がるけれど、それが自分のものとして身につくかというと別の話。この間、美味しかったあの料理をもう1回作ろうと思ったら、また一からレシピを見直さなくちゃならない。なんてありがちな話ですよね。料理研究家、有元葉子さんが教えてくれる料理の勘どころ。すっと腑に落ちれば、レシピなしでもきっと大丈夫。素材と対話しながら、自分ならではの美味しい料理を作りましょう。
東北の小さな集落で暮らす若い女性の自給自足の暮らしに焦点を当てた映画「リトルフォレスト」。農作業の苦労を癒すのは、日々の食事。背伸びせず、季節の素材を余すことなく、料理し食べる。美味しいものを食べる時の至福の表情がとても印象的です。料理の監修は「eatrip」の野村友里さん。食材への愛情を感じる料理の数々に、観るたび感動します。