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「今日はのんびりと映画鑑賞したい」という日は、ほのぼのとした作品はいかがでしょうか?サスペンスや社会派ものよりハードルが低く、いつでも気軽に観やすいのが◎今回は、ほのぼのとした日常を描いたおすすめ映画をご紹介します。
ほのぼのとした生活を描いた7日間の物語「パターソン」。巨匠ジム・ジャームッシュの長編作品で「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のアダム・ドライバーが主人公のバス運転手を好演。永瀬正敏さんが日本人詩人役を演じています。第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞〈主演男優賞〉などの映画賞を受賞し、世界で高く評価されました。日本でも口コミで人気が高まり、興行収入1億超の大ヒット作品に。
ニュージャージー州で暮らすパターソンはバス運転手。毎朝、妻のローラにキスして、仕事に行って、終わったら家で妻と食事、愛犬の散歩…毎日、平凡な日々を送っている。そんな暮らしのなかで生まれた詩をノートに書き留めいて――。
この映画は派手なアクションシーンや驚きのストーリー展開もありません。ただただパターソンの何気ない日常を描いた作品。こんな時代だからこそ求められていた映画のように感じます。何もない普通の日常を送る主人公に共感しつつ、自分の普段の生活に気付きを与えてくれる映画です。
パターソン [DVD]
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マリヤッタ・クレンニエミの児童文学「オンネリとアンネリ」シリーズを映画化した3作品目。同じ監督・スタッフ・キャストが集結して製作された「オンネリとアンネリとひみつのさくせん」は、フィンランドで8週連続でトップ10入りの大ヒットを記録。シリーズ3作品は国民の5人に1人が観たといわれるほどの人気ぶりです。
オンネリとアンネリのおうちの前に突然できた「子供の家」。所長が決めた横暴な振る舞いや規則で支配され、子供たちは自由がなかった。ある日、子供の家から逃げ出してきた少年から話を聞いた彼女たちは“ひみつのさくせん”を決行することに――。
ファッションやインテリアなど、北欧ならではの色使いやセンスは観ているだけでキュンッとしてしまうはず。75分と短めの作品なので、気軽に観られます。1作品目からの成長ぶりにも驚かされます。何も考えずにとびきり可愛い世界観に浸れる、ゆるくてほのぼのとした素敵な作品です。
オンネリとアンネリとひみつのさくせん [Blu-ray]
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同居することになった女の子の日常や友情を描いたほのぼのとした「犬猫」は、元々8mmで撮影されたインディーズ作品がぴあフィルムフェスティバルで企画賞を受賞し、井口奈己監督が35mmで自らリメイク。主人公の女の子を榎本加奈子さんと藤田陽子さんがナチュラルに演じ、トリノ映画祭で審査員特別賞、国際批評家連盟賞、最優秀脚本賞特別賞を受賞しました。
中国に留学することになった友人の一軒家に留学期間中だけ住むことになったヨーコ。しかし、そこに彼氏と別れた幼馴染が転がり込んできてしまう。過去にあったある出来事が原因で仲があまり良くない2人の生活が始まって――。
映画のタイトルから犬と猫を描いたストーリーに思えますが、同居することになった女の子同士の友情や葛藤を丁寧に描写し、ドキュメンタリーのような感覚で観ることができる作品です。映画のテンポが程よく、ゆるくほのぼのとした気分で楽しめ、観賞後にタイトルの意味が理解できるはず。
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「らくだの涙」で知られるビャンバスレン・ダバー監督の「天空の草原のナンサ」。モンゴルで古くから伝わる“黄色い犬の伝説”をモチーフにした物語です。出演しているのは俳優ではなく、実際にモンゴルの草原で暮らす遊牧民一家。優れた犬に贈る賞のカンヌ国際映画祭のパルムドッグ賞を受賞した、子犬のツォーホルにも注目です。
モンゴルの草原に住んでいる6歳のナンサ。ある日、子犬に出合って家に連れて帰ったが、父親に飼うことを反対されてしまい、彼女は父親に秘密にして飼うことにしたのだが――。
モンゴルの遊牧民一家の生活を淡々とドキュメンタリータッチで描いています。少女と子犬の交流は観ているだけでほっこり。モンゴルの自然や生活、文化などを映画を通して知ることができるのも◎ぼーっと観ながら癒しに包まれるような作品です。
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梨木香歩さんのロングセラー小説を映画化した「西の魔女が死んだ」。名女優シャーリー・マクレーンの娘サチ・パーカーがイギリス人のおばあちゃんを優しく温かく演じています。ぴあ満足度ランキング1位に選ばれた、ハートウォーミングな作品です。
中学生になったまいは不登校になり、田舎にあるイギリス人のおばあちゃんの家に住むことに。“西の魔女”と呼ばれているおばあちゃんに魔女になるための修行を受けることになり、早寝早起きや料理、掃除など日々の生活の中でいろんなことを学ぶことに――。
映画の舞台となるおばあちゃんの家は、山梨県の清里高原に作られたんだそう。美しい自然やインテリアなどから、丁寧に生活する様子が窺えます。ほのぼのとした雰囲気が漂いながらも、まいが抱える心の痛みや“自分で決めること”の大切さなどを繊細に描いた作品でもあります。西の魔女の言葉がすっと心に入ってきて、大事な何かを教えてくれるような作品です。
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いかがでしたか?サスペンスや社会派の映画よりも気軽に観られる作品ばかりなので、おうちでまったりしたいときにぴったりです。ほのぼのとした映画を観て、心安らぐ時間を過ごしませんか?
ニュージャージー州で暮らすパターソンはバス運転手。毎朝、妻のローラにキスして、仕事に行って、終わったら家で妻と食事、愛犬の散歩…毎日、平凡な日々を送っている。そんな暮らしのなかで生まれた詩をノートに書き留めいて――。