ちょっと面倒…だからこそ魅力的。「せいろ」についてご紹介
出典: 「せいろ」とは、竹などの天然素材で作られた蒸し料理の為の調理器具のこと。野菜やお肉などを、お湯が沸騰することで立ち上る蒸気によって蒸して調理します。
お家時間が増えた今、ご飯もマンネリ化しがちですよね。
いつものおかずをワンランクあげてくれる「せいろ」で楽しいお家時間を過ごしましょう。
出典: 素材そのものの味を引き出してくれるのが「せいろ」の最大の魅力です。
電子レンジは手軽で便利ですが、食材によっては、食材が乾燥してパサパサになったり、固くなったりすることがありますよね。それは、食材の中の水分を温めることで、水分が抜けてしまうからなんです。
一方せいろは、蒸気で食材に水分を与えながら温めるので、素材がふっくらホクホクに仕上がります。
出典: また、野菜は茹ですぎると水っぽくなったり、水溶性の栄養素が溶け出してしまったりしますが、そんな心配が必要ないのも「せいろ」の良いところ。また、蒸気で包み込んでゆっくり加熱することで、素材の旨味や甘みを引き出してくれます。お肉や魚は、余分な脂を落としてくれるので、カロリーも抑えてくれますよ。
出典: せいろ自体にしっかりと水を染み込ませることで、焦げ付きを防ぎます。
油物やくっつくものを入れる場合は、キャベツやレタスを下に敷いたり、クッキングシートを入れて防止しましょう。また、蒸し布を一枚持っておくのもおすすめ。大きな器に入れて蒸す場合や、お米などの小さな材料を蒸す場合は、蒸し布やふきんを敷いておけば、スームズに取り出すことができます。蒸している際に、蓋の内側から食材に水滴が垂れるのが気になる場合にも蒸し布が大活躍。蓋にを巻くことで防ぐことが出来ますよ。
出典: 鍋のお湯がしっかりと沸騰したら、食材をセットした「せいろ」を鍋にのせます。
※湯気はとても熱いので、鍋つかみ等を使ってセットするのなど注意が必要です。
鍋にのせたら、蒸気がしっかりと上がる火加減をキープします。そのあとは、レシピ通りの時間で蒸すだけふんわりホクホクに仕上がります。
出典: せいろを安全に使用するには、せいろが安定するように口径がぴったりと合う鍋が必要です。
もし、ちょうどいい鍋がない場合は、「蒸し板」を用意しましょう。鍋とせいろの間に置く金属製の板で、せいろと鍋が異なるサイズであっても使うことができますよ。
出典: せいろは商品によって、大きさや段数が異なります。家族の人数や用途に合わせて選びましょう。1人暮らしなら18㎝程度、3~4人なら24㎝以上が◎
また、少し小さめのサイズが2段あれば、容量が足りることも。また、上でご飯、下でおかずを蒸すといった使い方ができるので、時短にもなっておすすめですよ。また、深さのあるものを選べば、茶碗蒸し等食材をお皿に入れて使えるので、料理のバリエーションも広がります。
出典: 「せいろ」は、竹・杉・ひのきが代表的です。香りの良さも楽しみたいなら、杉がおすすめ。耐久性にも優れています。逆に食材に香りが移らない方がお好みなら、竹を選びましょう。そして、木目の美しさと丈夫さがあるのがひのき。こちらも、蒸すとひのきの香りが癒してくれます。
出典: 蒸し料理ならではのやさしい味わいが楽しめる茶碗蒸し。鶏肉やかまぼこ等のシンプルな具で作る基本のレシピです。美味しく仕上げるポイントは、卵液をざるごしすること。なめらかな食感になり、お出汁と卵がふわりと口の中に広がります。
出典: プリンのような見た目が美しい、おもてなしにもおすすめの洋風茶碗蒸し。メインの材料は、玉ねぎと卵だけ。本格派の料理が気軽に作れるのが嬉しいポイントです。玉ねぎをバターで炒めることで濃厚な味に♪
出典: 生姜とニンニクが効いたあんがジューシーな肉まん。ベーキングパウダーを使用した発酵不要の肉まんなので、失敗知らずなのがいいですね。食材が水っぽくなるのを防ぐため、沸騰してからセイロをセットするのがコツなのだそう。
出典: もちもちで美味しい、エビとレンコンで作るシューマイ。お肉を使ってないのでヘルシーに食べられます。また、蓮根がもつタンニンという成分は、喉の炎症を抑えるといわれているので乾燥する時期にもおすすめ。たくさん作ってお弁当のおかずにもいいですね。
シンプルなのにメインディッシュ。食材の美味しさを味わうレシピ
出典: ホクホクとしたじゃがいもやアスパラが味わえる、にんにくレモン蒸し。材料を切って並べるだけの時短レシピです。にんにくとレモンを一緒に蒸すことで味付けも必要ないのが嬉しいポイント。お好みでオリーブオイルや黒胡椒をふって♪
出典: ねりからしの辛みがアクセントになり、食欲をそそるレシピ。鶏肉を蒸している間に味噌だれを作ることで時短になります。ビールとの相性も良いのでおつまみにも◎
出典: がっつり食べたいけど、カロリーが気になる...という時はこちら。豚バラ肉は蒸すことで脂が落ちてヘルシーになります。また、たくさん野菜を一緒に食べられるのも嬉しいポイント。野菜は、レシピ通りに買い揃えなくてもOK!残っているジャガイモやかぼちゃを蒸していただきましょう。
出典: 塩糀とお酒をふっておいたタラを入れて蒸すだけの簡単レシピ。最後の1分に豆苗のせて蒸すことでシャッキっと感を楽しむこがとができます。仕上げにのせたバターが風味と味わいのアクセントに。
出典: ふっくらとしたサワラが楽しめる、サワラの梅ショウガ蒸し。白ネギの甘味と梅の酸味でさっぱりと食べられます。生姜や大葉の薬味が効いているので滋養強壮にも◎
ニラだれで餃子風!キャベツと豚バラのミルフィーユせいろ蒸し
出典: キャベツと豚バラを切って順番に重ねていくだけのお手軽レシピ。醤油とごま油で漬けたニラだれをたっぷりかければ、餃子のような味わいが楽しめます。油を使っていないので、ヘルシーに食べられるのも嬉しいポイント。
出典: 野菜の盛り合わせも、せいろで蒸すことでメインディッシュになるのが良いところ。生姜の効いた味噌だれで野菜だけとは思えない満足感が得られます。お好みでラー油を追加しても◎
出典: お祝いやおもてなしにオススメの蒸し寿司。盛り付けた後に蒸すことでご飯がふっくら仕上がります。錦糸卵やいくらを盛り付けて彩り豊かにしましょう。まるで温かなちらし寿司という感覚◎寒い季節にもぴったりです。
出典: もちもちした食感がおいしい鶏おこわ。お米に煮汁をしみ込ませてから蒸すので、鶏肉と野菜の旨味がしっかりと味わえます。お皿にどーんと盛り付けて好きなだけ食べるのも良し。また、一口サイズにちょこんと盛り付ければ、おもてなしパーティーにもおすすめです。
出典: お祝い事やお正月におすすめの赤飯。せいろで食卓に出せば、見た目も華やかに。作る時のポイントは、小豆が踊らない位の火加減で煮ること。指でつまんで少し固さが残る位まで茹でましょう。基本をマスターしておけば、いろいろなおこわ作りにも役立ちますよ。
出典: シンプルなたまご蒸しパン。卵の味わいがしっかりあるので、食事にもおやつにもなります。蒸したてはもちろん、作った翌日でもおいしい◎前日に作っておいて、翌日の朝ごはんにするのもいいですね。
出典: 米粉で作る、もちもち蒸しパン。生姜入りなので体がポカポカ温まります。また、お砂糖の代わり甘酒を使っているので、ヘルシーなのも嬉しいところ。作る時のポイントは、強火で蒸すこと。パックリとして割れ目ができます。
出典: しっとりふわふわした食感の黒糖マーラーカオ。材料を混ぜるだけ、ホットケーキミックスを使って簡単に作れるのが嬉しいですね。ポイントは、よく混ぜること。黒糖のきれいな色になるよう、白い粉の部分が残らないようにしましょう。
たっぷりゴマあんの黒糖まんじゅう〜甘さ控えめ和スイーツ〜
出典: たっぷり入った黒ごまが口の中に広がる、風味豊な黒糖まんじゅう。甘さも控えめなので、老若男女おすすめです。あんを巻く生地はきれいに丸めておきましょう。生地を伸ばす時が楽になります。
出典: 卵、牛乳、砂糖のみで作るシンプルなプリン。バニラエッセンスや生クリーム等は使わないので、なじみのある材料で作れる手軽さも◎ 作り慣れてきたら、蒸し時間を調節してみましょう。早く取り出せば、とろけるような口当たり。よく蒸せば、硬さが出てしっかりとした食べ応えになります。変化を楽しめるもの手作りならでは♪
お家時間が増えた今、ご飯もマンネリ化しがちですよね。
いつものおかずをワンランクあげてくれる「せいろ」で楽しいお家時間を過ごしましょう。
鍋のお湯がしっかりと沸騰したら、食材をセットした「せいろ」を鍋にのせます。
※湯気はとても熱いので、鍋つかみ等を使ってセットするのなど注意が必要です。
鍋にのせたら、蒸気がしっかりと上がる火加減をキープします。そのあとは、レシピ通りの時間で蒸すだけふんわりホクホクに仕上がります。