そもそも「出汁」とはかつお節やこんぶ、煮干しといった食材から抽出した旨みの強い汁のこと。

出汁が美味しい理由はイノシン酸（主にかつお節や煮干から取れる）、グルタミン酸（主に昆布や野菜から取れる）、グアニル酸（主にしいたけなどのキノコ類から取れる）などのうま味成分によるものとされていますが、実はチーズの旨み成分はグルタミン酸。和洋の旨みが絶妙なのも頷けますね＊

■だし×ピザ用チーズ

豆乳と味噌、だし汁を合わせたヘルシークリームをじゃがいもにたっぷりかけた和風グラタンは、ピザ用チーズが香りよくボリュームもあって、食べごたえ抜群！

まろやかなだしの美味しさととろりと溶けるチーズのコクがぴったり。最後に青ネギを散らすと、全体のまとまり感がアップしますよ。

■顆粒だし×溶けるチーズ

ハンバーグを和風スープ仕立てにした冬にぴったりの体が温まるレシピです。顆粒だしをベースに、玉ねぎやトマトの旨み成分、グルタミン酸も加わり、コクのある美味しさに。

最後に溶けるチーズをのせて予熱で溶かせば、ふわりと香る芳醇なチーズの香りにお腹がぐぅっと鳴ってしまいますよ。

■かつおだし×モツァレラチーズ

かつおだしをペースに、モツァレラチーズとトマトをアレンジした茶碗蒸しです。

チーズもトマトもグルタミン酸がたっぷりと含まれる食材。かつおだしのイノシン酸が合わさって、深みのある美味しさが実現されます。蒸し器で蒸すほか、電子レンジでも作れます。

あと一品ほしいときに、和食にも洋食にもプラスできますね。

■顆粒だし×チーズ

顆粒だし、醤油、みりんで味付けしたごはんに6Pチーズを入れて焼き上げた冷めても美味しい焼きおにぎりです。6Pチーズをぎゅっと握らないように、そっと包み込むとほろりとした食感に仕上がります。

6Pチーズのさっぱりとした味わいにだしと醤油がうまく絡み、懐かしさの中にも新鮮な風味を感じます。

■顆粒だし×プロセスチーズ

すりおろした長いもを使って作る和風ドリアです。小麦粉もバターも入らないのに、とろりとして食べやすいドリアになっているんですよ。長いもには和風だしの味わいがよく合います。

ピザ用チーズをかけたら、焦げ目がしっかりつくまで焼きあげましょう。長いもベースのホワイトソースからだしの香りがふと漂って、和の美味しさを実感できます。

■顆粒だし×溶けるチーズ×牛乳・豆腐ベース

豆腐を滑らかにして顆粒だしとめんつゆ、牛乳で伸ばした特製豆腐クリームとチーズを混ぜてパスタソースにしています。ホタテと白菜をじっくり炒めると旨みがじんわりと広がって、豆腐クリームともよく馴染みます。

生クリームがなくても、豆腐と顆粒だし、チーズで濃厚なコクを感じるクリーム系パスタが完成しますよ。

■顆粒昆布だし×シュレッドチーズ

スキレットを活用した出汁×チーズレシピ。顆粒だしを使っているので、アウトドア調理にもぴったりです。

豆腐をバターで焦げ目がつくまで焼いたら、卵と明太子、チーズ、顆粒だしを混ぜ合わせたものをかけて焼き上げます。それぞれの素材の持つ本来の味わいを顆粒だしがしっかりと引き出して、結び付けてくれるんですね。

■顆粒だし×プロセスチーズ

もちもちのじゃがいもの真ん中にチーズを入れた子供も大好きなじゃがいももち。ベースになるじゃがいもにマヨネーズと顆粒だしで調味しているので、それだけでもしっかりした味があります。

甘辛いタレを絡めれば、三時のおやつにもおすすめの逸品に仕上がりますよ。

■白だし×ピザ用チーズ

こんなに豪華に見えるのに、なんと3ステップで完成する簡単和風グラタンレシピです。しかも、なんと味付けは白だしのみ！

バターと小麦粉、牛乳で作ったホワイトソースに白だしを加えています。和風のホワイトソースは汎用性が高いので、覚えておくと便利に使えますよ。

たっぷりのピザ用チーズが贅沢な気分にさせてくれますね。

■白だし×ピザ用チーズ

電子レンジで作る和風チーズフォンデュレシピです。ピザ用チーズと片栗粉、白だしと牛乳を電子レンジで温めて、混ぜ合わせるだけでチーズソースが出来上がり！

ほんのりと和の風味が香り、和の食材も洋の食材もどちらも合わせやすくなります。電子レンジは様子をみながらかけて、沸騰させないように気を付けましょう。

エビやブロッコリーのほか、カットしたフランスパンなどでも美味しくいただけます。

■白だし×チーズ

白だしにチーズ、牛乳、生クリーム、日本酒を合わせた大人っぽい和の味わいのチーズフォンデュソースレシピです。チーズは、ピザ用チーズやスライスチーズ、クラッシュチーズなど数種類を組み合わせると、より深みのある味が実現できます。

蒸し鍋の真ん中にチーズソースを置いて、ゆるく加熱しながら食べると最後までチーズが固まってしまうことがありません。

■白だし×スライスチーズ

白だしをベースにした和風の味付けの大根ステーキに、にんにく、牛乳、バター、チーズを合わせたソースをかけた和洋折衷の大根ステーキレシピ。そのまま食べても美味しい大根ステーキに、チーズソースをたっぷりかけると意外な美味しさに気づくはず。

大根は食感をある程度残した方が、チーズソースが絡みやすく、食べやすくなります。

■白だし＋和風だし×ピザ用チーズ

さくさくの食感が楽しい長いもの和風オムレツです。白だしにゆかりで和のテイストが強いにもかかわらず、ピザ用チーズでまろやかなまとまりが生まれます。

チーズを入れているので、しっかりと固まり、ひっくり返すのもラクチンです。

■白だし×ピザ用チーズ

みりんと味噌、白だしで作ったベースをたらにかけてチーズと共に焼き上げたオーブン焼きです。たらの水気をしっかり切ると、味がぼやけず、白だしの風味もきっちり漂います。

チーズをかけるだけで、優しい味わいの和風オーブン焼きになり、ごはんにもパンにも合うようになりますよ。

■白だし＋和風だしパック×パルミジャーノレッジャーノ

玄米を使って作るリッチなテイストの和風リゾットです。時間をかけて丁寧に作るレシピで、リゾットをオーブンで炊いてから白だしとパルミジャーノレッジャーノで味を調えています。

こちらの写真では牡蠣のオイル漬けをトッピングしています。シンプルにリゾットだけで味わうもよし、プラス食材で豪華にアレンジするもよし。

覚えておくと、ホームパーティーなどでも活躍してくれるレシピのひとつです。

■白だし×チーズ

チーズリゾットの上にオムレツをトッピングしたひとりランチタイムにもおすすめの簡単ご飯です。白だしはリゾットとオムレツと両方に使っているので、ふたつがうまく馴染んで、味わいにつながりが生まれます。

とろりとしたチーズをリゾットにくわえることで、滑らかな舌触りのリゾットに。ふわふわのオムレツを崩しながらいただきましょう。

■白だし×溶けるチーズ

クリーム系のパスタが食べたいけれど、あまりコッテリではない方がいいなという時におすすめなのが、白だしをプラスしたクリームパスタ。生クリームでコクを出して作るものよりもあっさりとしていて、食べやすくなります。

溶けるチーズを入れると適度なとろみがつきます。パスタにも絡みやすくなり、最後までしっかり美味しくいただけますよ。

■白だし×ピザ用チーズ

卵にピザ用チーズと水を混ぜ、ふんわりと焼き上げたら、ごはんにのせて白だしをかけるというなんともユニークなだし卵チーズ丼。作る時間も食べる時間もあまりないというときにもおすすめのスピードレシピです。

驚くほど簡単なのに、白だしとチーズの旨みでごはんがさくさく進みます。

■白だし×シュレッドチーズ、スライスチーズ

甘い出汁巻卵の真ん中にチーズを入れたお弁当にもおすすめのひと品です。スライスチーズとシュレッドチーズを丸めて、卵焼きの芯にしてから、焼き始めます。慣れないうちは、スライスチーズとシュレッドチーズを丸めたものを冷蔵庫でしっかり冷やしておくと、芯が崩れず、きれいに巻き付けられます。

白だしと砂糖で調味した出汁巻卵にチーズのコクがよく合っています。

■白だし×クリームチーズ

わさび、白だし、オリーブオイルを混ぜ合わせた調味液でホタテとクリームチーズを和える簡単おつまみ。和と洋のコラボレーションの絶妙な味わいを楽しめます。

クリームチーズはざっくり混ぜ合わせるようにすると、それぞれの味の違いを敏感に味わえます。

■白だし×溶けるチーズ

白だしをベースにしたシンプルなかき玉汁にはとろけるチーズをアレンジ。ブロッコリーと卵がチーズのまろやかさで包み込まれます。

白だしとチーズのおかげで、パンとごはんのどちらにもよく合います。

黒コショウをたっぷり挽くと、大人の味わいに。ピリリとしたアクセントでスープがいくらでも飲めるようになりますよ。

■白だし×モツァレラチーズ

サーモンとチェリーモツァレラチーズを白だしと水で和えるだけのスピードレシピ。日本酒に合うさっぱりとしたおつまみが欲しいときにぴったりです。

サーモンとモツァレラが白だしでうまくひとつにまとまり、互いの素材の持つフレッシュな風味を引き立てます。

「出汁」と「チーズ」のコラボレシピはいかがでしたか？

和と洋のいいところを掛け合わせた「出汁」×「チーズ」レシピは、ベースを覚えておけば素材をアレンジすることができるものがたくさん！

チーズの種類を変えるだけでも、さらなるアレンジが進んでいきますよ。ビールやワインのおつまみや、メイン料理としてどんどん活用していってみてくださいね♪