つらいむくみは食材で対処しよう!
そもそもむくみとは細胞と細胞の間に必要以上の水分がたまっている状態。主な原因は筋力が弱く水分を押し上げられない、水分補給の過不足、ホルモンバランスの乱れ、血行不良、などがあげられます。翌朝にむくみが消えていれば心配はありませんが、ずっとむくみが消えない、全身にむくみがある、左右差がるという場合は病気が隠れている可能性も。自己判断せずにかかりつけ医に相談しましょう。
水分管理が得意な食材とレシピ
食養生という言葉を知っていますか?食養生とは東洋医学の考え方のひとつで、何をどのように食べることが健康維持・改善をする上で必要か?という視点から食事を考えること。具体的には食材ごとの性質や働き、季節や体調に合わせて摂り入れるということをしていきます。
今回はむくみ知らずの体になるのにピッタリな食材の東洋医学的効能とレシピを紹介しますね。薬ではないのでこれだけ食べれば大丈夫、というような目標量はありません。けれど少しずつでも普段から取り入れることで、むくみの解消だけでなくむくみづらい体作りにつながっていきます。
今回はむくみ知らずの体になるのにピッタリな食材の東洋医学的効能とレシピを紹介しますね。薬ではないのでこれだけ食べれば大丈夫、というような目標量はありません。けれど少しずつでも普段から取り入れることで、むくみの解消だけでなくむくみづらい体作りにつながっていきます。
きゅうり
出典:unsplash.com
利水(りすい)
尿の出をよくして体の余分な水分を排泄する。
尿の出をよくして体の余分な水分を排泄する。
豚バラきゅうりのショウガ炒め
きゅうりとシソのオイ味噌マヨ和え
きゅうりのスープ
あずき
出典:pixabay.com
利水消腫(りすいしょうしゅ)
利尿作用があり、むくみを解消する。
利尿作用があり、むくみを解消する。
あずき粥
あずき白玉だんご
のり
清熱利尿(せいねつりにょう)
体内にこもった余分な熱を収め利尿する。
体内にこもった余分な熱を収め利尿する。
新じゃがとしらすのガレット~のり塩風味~
のり玉子焼き
のりダレ
サバ
出典:unsplash.com
益気化湿(えっきけしつ)
気を高め余分な水分を排泄する。
気を高め余分な水分を排泄する。
塩サバのバルサミコ酢ソテー
サバのホットサンド
小麦
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調経絡消腫(ちょうけいらくしょうしゅ)
気の巡りを回復して抵抗力をつけ、炎症によるむくみを収める。
気の巡りを回復して抵抗力をつけ、炎症によるむくみを収める。
お好み焼き
冷たい明太うどん
日常で取り入れたいむくみとり
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体が変化を起こすとき、原因が1つだけということはありません。そこで食事だけでなく、様々な角度からむくみにアプローチしましょう。
過不足のない水分摂取
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水分を摂りすぎ、排泄が追いつかずむくむのはイメージができると思います。しかし、水分を摂る量が少なすぎても、体は危機感から体内に水分を蓄えようとして、むくみを引き起こすのです。
あなたに1日に必要な水分の量は毎日一定ではありません。唇は乾燥してるか潤っているか、おしっこの色は濃い色か薄い色か、唾液はねばついているかサラサラか。自身の体の様子を観察して過不足のないように水分を摂りましょう。
休憩中に足を上げる
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立っていても座っていても、長時間同じ姿勢でいると足の血行が悪くなり、むくみやすくなります。休憩中に足を水平より高くするだけでも血行の改善に効果的です。
適切な睡眠
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むくみを解消する睡眠時間の不足はむくみを助長。急がば回れで睡眠を整えることがむくみ解消につながります。まずは睡眠時間をしっかり確保しましょう。
美味しく食べてむくみ知らずの体を整えよう
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今回はそもそもむくみとはどう状態なのか、水分管理が得意な食材とレシピ、日常で取り入れたいむくみとりの方法を紹介しました。病院に行っても治療の対象にはなりづらいむくみ。だからこそ自分で食事や生活を振り返り、整え、元からむくみづらい体を作れるといいですね。
いつも脇役になりがちなっきゅうりが立派な主菜に。きゅうりの種を取ってから調理することでべちゃッとせずさっぱり食べられます。東洋医学的に体を冷やすきゅうりと体を温めるショウガの組み合わせは、どちらかに偏らないようにするピッタリな組み合わせです。