旨味をぎゅっと!味染みの秘密
真空調理とは、下味をつけた食材をフィルムやバッグで真空パックして低温で調理する調理法です。密封状態で加熱することで、他の調理法では水分と一緒に逃げてしまいがちな風味や旨味を、あまさず閉じ込めることができるんです。また、パック全体に圧力がかかることで、均一に味が染み込むことも美味しさの秘密です。
これで簡単、失敗しらずの3つのポイント
向いている食材を選ぶ
真空調理は、味や水分を染み込ませるのが得意な調理方です。食材に迷ったら、『煮たり蒸したりした時美味しい食材』を選ぶと失敗がありません。
大きい鍋を使う
出典:unsplash.com
湯煎で調理する時、大きく深さのある鍋を使うことがポイントです。鍋が小さいと、鍋の中のお湯が対流しにくくなってしまいます。
また、バッグが直接鍋肌に当たらないようにするためにも、余裕のあるサイズのある鍋を用意したいですね。
また、バッグが直接鍋肌に当たらないようにするためにも、余裕のあるサイズのある鍋を用意したいですね。
温度計を使う
真空調理で大切なことのひとつに、加熱する際の温度があります。特に湯煎はお湯の温度が重要なポイントになります。
美味しく調理するため、また、加熱不足を防ぐためにも、調理用の温度計があると安心です。
美味しく調理するため、また、加熱不足を防ぐためにも、調理用の温度計があると安心です。
PART1:ジューシーな仕上がりに感動!真空調理の真骨頂、お肉の料理
真空調理の魅力をダイレクトに感じられるのが、シンプルなお肉の料理です。真空調理の持つ大きな2つの魅力、「しっとりとした食感」と「調理の簡単さ」を最大限に実感できるお肉の料理は、はじめて真空調理をする人にこそ挑戦してほしい料理です。
ローストビーフ
基本のサラダチキン
炊飯器で簡単、低温調理チャーシュー
ビーフシチュー
PART2:ちょっとおしゃれな魚介の副菜
お肉以上に柔らかく仕上げるのが難しいのが魚介類です。ついついワンパターンになってしまいがちな魚介のおかずも、真空調理でレパートリーが広がります。
塩鮭のコンフィ
タコとトマトの和マリネ。
秋刀魚のみりん漬け。
65℃ クリーミーな白子のコンフィ
PART3:主食もおまかせ!ご飯やパスタも
真空調理で簡単あったか鶏飯(混ぜご飯)
トマトソーススパゲッティ
癒しのお粥
PART4:お弁当にも!野菜を使った小さなおかず
お弁当や付け合わせに揃えたい野菜の小さなおかず。食感にバリエーションを出すためにも、メインのおかずと調理法を変えたいいと悩むことも多いですよね。そんなときに試してみたいのが真空調理です。
ブロッコリーとアスパラガスの胡麻和え
さといもの煮物
冷凍グリーンピース調理法
人参のグラッセ
待ち時間を味方につけて……。真空調理の魅力
それぞれの素材に見合った温度で、ゆっくり時間をかけることで美味しさを最大限に引き出すことができる真空調理。なんだか実験のようで新鮮な気持ちになりませんか?味付けのバリエーションに加え、調理法を複数組み合わせることで献立に奥行きがうまれます。同じ素材でも、ちょっと食感を変えたいな、違った調理法にしたいな、そんな時には真空調理をぜひ試してみてください。
お祝いの定番ローストビーフもしっとりジューシーに、そして簡単に。焼き目をつけたらフリーザーバッグに入れてお湯に浸けておくだけで、みんなが喜ぶメイン料理の完成です。
コンロやオーブンを塞がず作れるのも嬉しいポイントです。