「おばんざい」って?
「おばんざい」もうすっかり耳に馴染んだ言葉になりましたよね。
でも、初めて聞いた時は不思議な言葉だと思いませんでしたか?そして「おばんざいって、なんやろ?」と思いませんでしたか?
でも、初めて聞いた時は不思議な言葉だと思いませんでしたか?そして「おばんざいって、なんやろ?」と思いませんでしたか?
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
おばんざいの歴史
「おばんざい」という言葉ができたのは、嘉永2年(1849年)といいますから、江戸後期頃のことでしょうか。『年中番採録』という献立本が出版されたことが始まりです。
この本のタイトルにもあるように、『おばんざい』は漢字では『お番菜』と書かれます。この『番』という文字には、常用や粗品という意味があるのだとか。
つまり、この『年中番採録』では、どこの家庭でも普段の食卓に並ぶいつも通りのおかずが紹介されていて、特別な食材や豪華な料理はあえて紹介されていませんでした。
この本のタイトルにもあるように、『おばんざい』は漢字では『お番菜』と書かれます。この『番』という文字には、常用や粗品という意味があるのだとか。
つまり、この『年中番採録』では、どこの家庭でも普段の食卓に並ぶいつも通りのおかずが紹介されていて、特別な食材や豪華な料理はあえて紹介されていませんでした。
「晩ご飯のおかず、あともう一品なんかええのんないかなぁ…」と頭を悩ませているのは、江戸時代も今も同じなのかもしれませんね。
やっぱり、京野菜は使いたい
決して特別な料理ではないおばんざい。
でも、たまには「材料は京野菜を使う!」それくらいのこだわりを持つ日があってもいいですよね。
でも、たまには「材料は京野菜を使う!」それくらいのこだわりを持つ日があってもいいですよね。
九条ねぎと鰹の酢味噌あえ
九条ねぎとミニトマトのさっぱり塩ごま油和え
新ごぼうと九条ねぎのきんぴら
甘長とうがらしの蒸し焼き
青菜のゴマ和え
京都は、やっぱりお豆腐も美味しい
京野菜とならんで、絶品のお豆腐が食べられることでも有名な京都。
「お豆腐が美味しいんやから、お豆腐を使ったおばんざいも美味しいに決まってるやん♪」
「お豆腐が美味しいんやから、お豆腐を使ったおばんざいも美味しいに決まってるやん♪」
キノコ入りおからの炊いたん
伏見とうがらし・湯葉とエビのからし和え
いも・イカ・なんきん
『いも、タコ、なんきん』とは江戸時代から、女性が好むとされている食材を、語呂が良いように並べたもの。
だから、「タコ」が「イカ」になってもきっとおいしいですよね♪
だから、「タコ」が「イカ」になってもきっとおいしいですよね♪
かぼちゃのいとこ煮
イカと里芋の炊いたん
今日からは、うちのおかずもおばんざい。
特別でなくても、豪華でなくても、毎日飽きずに食べられる。
しばらく食べないと、ふと懐かしくなる。そんな「我が家のおばんざい」が出来たら素敵ですね。
しばらく食べないと、ふと懐かしくなる。そんな「我が家のおばんざい」が出来たら素敵ですね。
しっかりしているのに柔らかく、風味豊かな甘みのあるねぎ。それが京都伝統の野菜、九条ねぎです。こちらは、おばんざいの定番、「九条ねぎの酢味噌あえ」をアレンジしたレシピ。鰹のうまみが効いていて、おつまみにもぴったりですね。