どっしり大きな冬野菜。おいしく食べきりたい!
保存の基本
冷蔵庫? 常温? 野菜に合った保存方法を
野菜室に入れるときの注意は?
◆キャベツなどの大きな葉物
新聞紙やキッチンペーパーなど吸湿性のあるもので包んで野菜室に入れましょう。
◆大根・カブなど
葉をつけたままだと葉に栄養が取られてしまうので、切り落としてから保存します。こちらもキッチンペーパーなどで包んでから野菜室へ。
◆ほうれん草や小松菜など長い葉物野菜
厳密には冬野菜ではありませんが、ハウス栽培で年中手に入ります。これらの野菜は立てて野菜室へ。
新聞紙やキッチンペーパーなど吸湿性のあるもので包んで野菜室に入れましょう。
◆大根・カブなど
葉をつけたままだと葉に栄養が取られてしまうので、切り落としてから保存します。こちらもキッチンペーパーなどで包んでから野菜室へ。
◆ほうれん草や小松菜など長い葉物野菜
厳密には冬野菜ではありませんが、ハウス栽培で年中手に入ります。これらの野菜は立てて野菜室へ。
常温保存が適しているもの
◆じゃがいもやさつまいもなどのイモ類:
◆にんじん、ごぼうなどの根菜類:
◆玉ねぎ
常温といっても暖房がきいた部屋ではなく、15度以下の涼しい場所におくのがコツ。いずれも新聞紙などでくるんで直射日光に当てず、風通しのよいところで保存します。また、常温保存は「切らずに、まるごと」が基本。カットしたものは野菜室に入れて早めに使いきりましょう。
◆にんじん、ごぼうなどの根菜類:
◆玉ねぎ
常温といっても暖房がきいた部屋ではなく、15度以下の涼しい場所におくのがコツ。いずれも新聞紙などでくるんで直射日光に当てず、風通しのよいところで保存します。また、常温保存は「切らずに、まるごと」が基本。カットしたものは野菜室に入れて早めに使いきりましょう。
漬物にする:食べやすさと日持ちのよさを両立!
野菜は漬物にすることで日持ちすると言われます。
塩漬けは、野菜の水分を外に出すことで細菌の繁殖を抑え、日持ちさせる効果があります。さらに、かさを減らして食感をしんなりさせることにもつながるので食べやすくなり、食材を使い切りたい大量消費にも役立ちます。
塩には殺菌作用があるため、高い塩分濃度で漬け込まれた梅干しなどは何年も腐りません。ただし、塩分濃度の低い浅漬け程度では、それほど長期の保存はできません。浅漬けは、野菜の重量に対して2%程度の塩がほどよいバランス。「日持ちするサラダ」くらいの感覚で、もりもり食べきってしまうのがいいようです。
冷凍:下ごしらえ不要の「ダイレクトフリージング」を活用
野菜を冷凍するのは、ゆでて火を通したり下味をつけて…など面倒…と思っている方へ。火を通さない野菜をそのまま冷凍できる、らくちんな「ダイレクトフリージング」を試してみませんか?
「ダイレクトフリージング」は洗った野菜を切り、水気を切ってそのまま冷凍するだけ、という簡単やなりかた。しかも凍ったまま調理できるので解凍の手間も不要なんです。筆者も、にんじん、たまねぎ、大根、かぼちゃ、きのこ類…など、冷凍庫にカット野菜をストックするようになりました。
「ダイレクトフリージング」とは、洗った野菜を調理しやすい大きさに切り、生のまま冷凍する保存方法のこと。使うときは、凍ったままの野菜をそのまま加熱調理することができるので解凍の手間も不要。野菜の味を損なうこともなく、手軽に食べることができます。
葉もの:白菜、キャベツ
鶏手羽キャベツの塩レモン鍋
お箸が止まらないやみつき白菜のサラダ
ほんのり甘い白菜豆乳ポタージュ
根菜類:大根、にんじん、蕪、れんこんなど
冷凍大根で味しみしみ!手羽先と大根の甘辛てり煮
レンコンきんぴら
小蕪のシャクっと絶品漬け
いも類:じゃがいも・さつまいも・さといも
じゃがいもは、芽が出ないように光をカット
レンジで 基本のマッシュポテト
とろーり♪伸びるチーズマッシュポテト
さつまいもは冷凍OK!
サツマイモご飯
さといもも、冷凍OK
里芋と鶏肉のこっくりバター照り煮
ねぎ類:玉ねぎ・長ねぎ
玉ねぎは常温で長期保存OK。冷凍でレシピが広がる♪
オニオングラタンスープ
長ねぎは野菜室で。カットして冷凍すると便利!
長ねぎは白い部分と葉の部分を切り分け、ラップで包んでから冷蔵庫の野菜室へ。容器などに入れ、立てかけるように置いておきましょう。
青ネギは小口切りにして、フリーザーバッグに入れて冷凍。薬味に使う分だけパラパラとかければ、麺や汁物の彩りに。
賢くおいしく、冬野菜を無駄なく食べきりましょう♪
お得に手に入りやすい冬野菜と、漬物や冷凍での保存方法、そして無駄なく食べきれる大量消費レシピ集をご紹介しました。思わぬ暖冬や厳寒、天気の崩れで新鮮な野菜が高騰したり、手に入りにくかったりする冬。いざというときにも慌てないように、上手な保存法と賢いレシピを身につけておきましょう!
まるまる太った大根やカブ、葉の詰まった白菜など、どっしり重くて大きな冬野菜。割安ではあるけれど、食べきれないかも?と迷ったことはありませんか?今回は、冬野菜を長〜く楽しめる保存&調理法をご案内。上手な活用法を覚えれば、大きなまるごと野菜もためらわずに買えるようになりそう。お得にたっぷり、冬野菜を満喫しましょう!