今回は、おじや、雑炊、おかゆのレシピをまとめました。似ているようで、実は作り方には違いがあるんです。今回は、それらの違いも詳しく解説します。どれもこれも柔らかくほっこりする味わいですが、味付けのバリエーションは豊富!その日の気分で、お好みの味わいのレシピを作ってみてくださいね。2019年12月19日作成
体調が悪いとき、食欲がないときなどに、おじや、雑炊、おかゆは食べやすいのでおすすめです。でも、元気なときでも食べたいレシピはたくさんありますよ!冬の寒さこそほっこり味で体をあたためて元気に乗り切りましょう。
「おじや」と「雑炊」の共通点は、すでに“炊いてあるご飯”を使って作ること。ご飯を、だし汁や具材と一緒に煮込んでいきます。違いは、煮込む前のご飯の下処理です。「おじや」は、ご飯をそのまま煮込みますが、「雑炊」は、一度水で洗ってから煮込むのがポイント。ご飯を水で洗うとぬめりが取れてさらっとした口当たりになるんです。逆にそのまま煮込むと、ほど良いとろみが加わります。とろっとした食感を楽しみたいときには「おじや」、さらさらした食感を楽しみたいときには「雑炊」がおすすめ♪
おじや・雑炊に対して、「おかゆ」は“生のお米から作る”、という特徴があります。普段ご飯を炊く際の水分を多くするとおかゆに。お鍋で炊くほか、炊飯器でも作れるので、おかゆメニューをチェックしてみてくださいね。おかゆの硬さは、水分量で調節できるのもポイント。お米と水の割合が1対5だと全粥、1対7だと七分粥、水の量が増えていくにつれて、五分粥、三分粥、重湯…の種類に分けられます。
冬は水炊きなどの鍋料理をよく食べますね。お鍋が余ったときには、ぜひ翌朝におじやを作ってみてください。味が薄いなぁと感じるときには、ポン酢のほか、お好みの具材をトッピングするのもおすすめ。梅干しや海苔、ちりめんなど、お好みの相性を探してみましょう。
こちらはエンドウ豆とそら豆を使ったおじやです。朝ごはんに食べれば、お腹も満足♪1日を元気に乗り切れそうなレシピ。前日にスープだけ作っておけば忙しい朝でもOK。豆類はあらかじめ茹でておいて、ご飯の後に加えましょう。お好みの豆でアレンジしてみるのも◎
ご飯の量が少し足りない……というときには、大根を使ってみましょう。大根で足りないご飯のボリュームを補えますよ。こちらでは白だしを使っています。仕上げにごま油で香り付けするのがおいしく仕上げるコツ。お好みでシラスをトッピングしましょう。
こちらは食べやすい長さに切った葛切りの食感も楽しめるおじやのレシピ。カニはほぐし身を使えばお手軽です。白ねぎ、白菜、しいたけ、ワカメ、と具材も豊富で食べ応えアリ。仕上げにショウガ汁を加えて、味を引き締めましょう。
白米以外でもおじやはできますよ。こちらは五穀米を使ったレシピ。アサリのだしを効かせて、カブとショウガを加えた味わいです。カブは葉っぱも使うので無駄なし。お好みで粉山椒を振っていただきましょう。
こちらは、なめこがメインの雑炊レシピです。ご飯の洗い方から知りたい方に◎。雑炊のレシピではご飯を洗うステップに触れていない場合もありますので、あらかじめおさえておくと便利♪温かいご飯を洗うとぬめりが落ちやすいのだそう。さらりとしたご飯となめこのつるつる食感のコンビネーションをお試しあれ。
塩鮭が余っているときにぴったりの雑炊レシピです。塩鮭1切れで2人分できるので、半端な量しかなくてもOK。卵も入ったふんわり雑炊です。卵を加えて混ぜるときに、ゆっくり混ぜるとふわっと仕上がりますよ。仕上げに、三つ葉といりごまをトッピング♪
雑炊はご飯がさらさらと口に入ってくるので、おつゆの美味しさを極めてみるとより味わい深くなるでしょう。おいしいだしが出る素材を使うのもおすすめ。こちらは寒い季節においしい牡蠣の雑炊です。さらに昆布とかつおのだし汁が味を引き立てる一品。まずは、牡蠣の酒煎りを作るところからスタートしましょう。
こちらはちょっぴりユニーク、パルミジャーノレッジャーノと和風素材を組み合わせた雑炊です。しめじとえのきをダブルで使うので、きのこ好きな方にもおすすめ。味噌とチーズの味わいを堪能してみてください。
雑炊に具をたっぷり入れれば、メインのワンボウルメニューにも♪こちらは、エリンギ、しいたけ、エノキとたっぷりのきのこに、人参、大根、しらたき、シラス、卵と盛りだくさんです。野菜を入れて煮立ってからシラスを加えて、卵は最後に加えましょう。お好みで、塩こしょうで味付けしたらできあがり♪
おかゆにもいろいろな味付けがありますが、まずは基本のレシピからマスターしましょう。お米1/2合で、2人分のおかゆができますよ。お鍋で作るレシピです。時間がないときには、お米を浸水させておく時短レシピがおすすめ。仕上げに塩でシンプルに味付けをして、お好みの漬物などを添えてみてくださいね。
基本のおかゆとは一風違う楽しみを教えてくれるレシピ。とろ~りあんかけのおかゆです。おかゆが出来上がるタイミングに合うように、あんを作り始めましょう。あんのポイントは濃い目のだし。さらに濃口醤油とみりんで味付けします。お好みで生姜のしぼり汁を加えてもおいしいのだそう♪
こちらは中華風のおかゆです。シンプルな塩味に、鶏ささみや白ねぎを加えて、仕上げにクコの実とパクチーをトッピング。ベトナムフォーのような味わいが楽しめるでしょう。パクチーが苦手な方は、三つ葉で代用してみてください♪
おかゆは、白米じゃなくてもできますよ。こちらのおかゆには黒米を使用。さらに豆乳を加えて煮込むところもポイントです。長芋と明太子を加えるところもユニーク。仕上げにかつお節を混ぜたら完成です。もちろん白米でも、そのほか玄米などお好みのお米でアレンジできるのだそう♪
「小正月」の1月15日には、小豆粥を食べる、という風習がありますが、それ以外の日でももちろんOK♪こちらは、お餅も入ったボリューミーなおかゆです。小豆が入りますが、甘くないので、ぜんざいなどが苦手な方にもおすすめ。炊きあがってから30分以上蒸らすのがコツ。最後に塩のみで味を調えて、焼いたお餅を乗せます。
おじや、雑炊、おかゆは、ありあわせの食材でも作りやすいのが魅力です。お手軽にできるレシピも多いので、家にある材料で気軽に作ってみましょう。自分なりに味の変化を付けやすいのも特徴。アレンジレシピにもどんどん挑戦してみてくださいね♪
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体調が悪いとき、食欲がないときなどに、おじや、雑炊、おかゆは食べやすいのでおすすめです。でも、元気なときでも食べたいレシピはたくさんありますよ!冬の寒さこそほっこり味で体をあたためて元気に乗り切りましょう。