アップルパイに適したリンゴとして、代表的なのが「紅玉（こうぎょく）」。少し小ぶりで、皮の色味が鮮やかな赤色をしたとてもかわいいリンゴです。実はこの紅玉、生で食べると酸味は強め。その分、お菓子として調理しても味がぼやけにくというわけ。

また、砂糖で煮ても煮崩れにくいので、パイやジャムになった後も食感を残すことが可能という面も◎。

とはいえ「紅玉」は、出回る時期が早めであったり、売られていないことも多いりんご。もし他の品種で代用するなら、「ジョナゴールド」「ゴールデンデリシャス」「あかね」「陸奥（むつ）」などがオススメ。

こういった品種が見当たらず、甘みの強いりんごを使用する場合は、フィリング（パイの中身）を作るときに「レモン汁」を加えて味を締めるという方法もありますよ。

冷蔵庫に入りきらない場合は・・・温度差が少ない冷暗所で保管するのがオススメ。その場合は1週間～2週間くらいで食べきるようにしましょう。

おすすめしたいのが、とってもシンプルな材料（りんご・砂糖・バター・洋酒・卵・パイシート）で作れる、こちらのアップルパイレシピ。

Step1～3の全工程が写真付きで詳しく解説されているので、お菓子作りに慣れていない方でも安心です♪

ちなみに、先ほどのレシピではまあるいホール型を使用していますが、そういった型がない場合もありますよね。

そんなときには、以下の「サクサクアップルパイ」のレシピで作ってみてはいかがでしょう。

こちらの材料も、とてもシンプル（りんご・砂糖・オレンジジュース・卵・パイシート）。市販の冷凍パイシートくり抜いて作るので、型を使わずにパイを焼き上げられるのが嬉しいですね。

材料は「リンゴ・砂糖・シナモン・冷凍パイシート」だけ。

リンゴはフレッシュなままの輪切りにして、パイ生地に乗せるだけなので、とっても簡単ですよ。しかも焼くのはオーブントースター！

超お手軽なレシピながら、10分後にはアップルパイが味わえます。これなら、朝食でも気軽に楽しめますよね♪

オーブンではなく、なんと「ホットサンドメーカー」で焼き上げるレシピがこちら。

表面がパリッパリになるので、これまで体験したことのない、新しい食感のアップルパイを楽しめます。

フィリング作りもシンプルな工程ですが、リンゴジャムなどで代用すればより簡単に仕上げられますよ。

このアップルパイ、よーく見ると・・・なんと半分に切ったりんごがドーンと伏せられてパイ生地の上に・・・！

このようにリンゴの形のパイシートにのせれば、簡単なのに、おもてなしスイーツにもなりますよね＊

材料は「リンゴ・砂糖・卵・パイシート」だけ。リンゴの下ごしらえはレンジを使うので、見た目とは裏腹に工程は超簡単ですよ。

ボリュームたっぷりのりんごを味わえるので、りんご大好きな方はぜひ！

「アップルパイはすきだけど、食べてる間に飽きちゃう・・・」という方、必見。

このアップルパイは、先ほど同様、薄切りのりんごを生のままつかうレシピですが・・・パイ生地とりんごの間に「カマンベールチーズ」を挟むのがポイント♪

ほどよい塩気がアクセントになって、ペロリとたいらげてしまうはずです。

お菓子作りとは縁遠い場合、パイ生地を購入すること自体敬遠しがちかもしれませんが、こちらのレシピはパイ生地の代わりに餃子の皮を使うので超お手軽♪

冷凍パイ生地の場合、解凍しすぎると生地がダレて扱いにくくなったり・・・ということもありますが、餃子の皮ならそんな心配とも無縁です。

一口サイズのルックスとフリルのような皮の形状もかわいいですね！

先ほどの「餃子の皮」に続いて、春巻きの皮を利用したレシピをご紹介。

フィリングをレンジでチン！焼くときもフライパンで・・・と、普段のお料理の延長線上の感覚で、手早く仕上げられるので、気軽なおやつにもピッタリです♪

スティック状なので、小さなお子さんも食べやすいですね。

りんごと相性抜群のサツマイモを一緒に使ったアップルスイートポテトパイは、大好物！という方も多いはず。

応用編と言えども、材料が増えただけで工程の難易度は低くシンプルなので、この時期に余りがちな「サツマイモ」の消費にもおススメです♪

こちらは、やはりこの時期旬な「かぼちゃ」をプラスしたアレンジアップルパイ。

カボチャのお菓子はモッタリとした味わいと食感で濃厚なイメージですが、りんごとクリームチーズの酸味で、こちらも相性抜群の一品が完成です♪

クランブルがのって、ホームパーティーにもぴったりな見た目の「サワークリームアップルパイ」。

サワークリームが加わったフィリングは酸味がポイントになっていて、たたずまいも味わいも、ちょっと大人な雰囲気。

いわゆる「アップルパイ」は大好きだけどマンネリ気味・・・という方もきっと納得のお味です。

少し手間と時間はかかりますが、秋の夜長やゆったり過ごせる週末などで・・・ぜひ試していただきたいレシピです。

イギリスやアメリカの家庭のスイーツでもある「アップルクリスプ」。

今回ご紹介するのは、ビスケットをトッピングすることで、焼き上げなくてもサクサク食感が楽しめる、レンジを使ったアイディアレシピです。

熱が加わっておいしさが凝縮されたりんごと、トロリととろけるマシュマロのマリアージュをぜひご堪能ください*

パイ生地×甘く煮たりんご　という定番の組み合わせながら、成形でインパクトをUPさせているのがこちらの「バラのアップルパイ」。

一つ一つ、見た目を意識しながらパイとリンゴを巻き上げていく手間はありますが、パッと目を引くこの姿は、おもてなしやお呼ばれの時のお土産としても◎。

ぜひ「紅玉」のような、皮の色合いが鮮やかなものを使って作ってみてくださいね。

がっつりアップルパイというよりは、ちょっとつまむ感覚で十分なら、ジャムはいかがでしょう？

パイ生地やクラッカーに乗せれば「アップルパイ風」、そのほかの場面ではパンやパンケーキ、ヨーグルトに合わせて・・・と、気分に合わせて違った楽しみ方が自由自在！

赤く色づいた見た目もかわいいですよ♪

朝食や小腹がすいたタイミングで、さっと準備できるのが、パンにリンゴをのせて焼き上げた「アップルトースト」。

こちらのレシピでは、シナモンではなくナツメグを使っているのもユニーク。（もちろん、シナモンを使っても抜群＊）

リンゴの下にクリームチーズを塗ったり、焼き上がりに発酵バターやはちみつをトッピングしてもおいしそう！

パイ生地はないのに、なぜかパイっぽさを感じるのは、「グラノーラ」を活用しているから。
ザクっとした食感と風味で、パイ感をプラスしているんです♪

しかも、フルーツグラノーラには、もともとドライフルーツやナッツもブレンドされているので、まるでカフェスイーツのような、より様々な素材の複雑な味わいが簡単にご家庭で再現できます。

トッピングしたアイスが贅沢な、超お手軽ながら大満足なスイーツです*

一口に「アップルパイ」と言っても、今回ご紹介したように、作り方やアレンジ方法は数えきれないほど・・・！

夜が長くなるこの時期、旬のりんごを愛でながら、お気に入りのレシピをみつけてみてはいかがですか？